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(77)NHK= キラーストレス [2016年06月19日(Sun)]

(77)NHK= キラーストレス

 ストレス、うつ病、マインドフルネス

 19日、今、NHKで放映しています。
 ストレスによって副腎からストレスホルモンが分泌される。これが脳内に入って、背外側前頭前野や海馬の神経細胞を傷つける。

 マインド・ワンダーリング(こころの迷走)、つまり妄想です。ストレスホルモンが分泌される。

 (ここまでは、新しい情報でもありません。 かなり早くから報告されていました。

http://mindfulness.jp/utubyou/0705-1119-utu-gaiyou.htm  )

 <テレビ>
 子どものころストレスを強く受けると、成人してから扁桃体が大きくなり興奮しやすいことがわかったという。ストレスに強い人弱い人がある。

 宇宙飛行士にストレス対処法、コーピングが紹介された。気晴らし。 観察、気づき、ストレス対策を続ける。インターネットによる家族との通信、地球を眺める、一人野球・・。

 広島大学の研究が紹介されました。リストアップした行動と喜こび、達成感を記録する。こういうことを行ったひとはうつが回復。

 ミシガン大学の研究。前頭葉が活性化した。前頭葉が扁桃体にブレーキをかける。

 他のコーピングの例、木に抱きつく、・・・。 うつ病の脅威から遠ざかった。

 100個ものストレス対処法をかきあげる。  コーピング、気晴らし、が理論ですね。心理学はそういう方向ですね。

【コメント】
 マインドフルネスSIMTは、哲学によります。気晴らしではありません。 思いどおりにならない人生を自由意志により選択した価値的行動で生き抜いていくという東洋哲学の智慧を帯びての実践です。

 <テレビ>
 続いて「マインドフルネス」が紹介されました。学校、会社、刑務所で。 マサチューセッツ大学の方法(MBSR)が紹介されました。呼吸を意識する。思考が出てきたら、呼吸に戻る。8週間プログラム。
 マインドフルネスで、ストレスホルモンが減少する。海馬に変化(拡大)が起きた。扁桃体は縮小した。マインドフルネスで、ストレスから回復する可能性がある。

【コメント】
 ここまでは、マインドフルネスの研究者には新しい情報はありませんでしたが、一般市民のかたは知らないのですから、情報発信として貴重です。うつ病や不安症などの患者さんやご家族が見ていてくださっていたらいいのですが。情報が伝わっていません。

 <テレビ>
 熊野宏昭先生がやさしいマインドフルネスの方法を紹介されました。 ストレス低減ですから、呼吸を調節しない方法でした。(MBSRでしょう) うつ病を「治すマインドフルネス」である SIMTでいう「自然の呼吸観察法」でした。

【コメント】
(しかし、重くなったうつ病を治すのは、吐く息を長くする方法、「ゆっくり呼吸法」が効果的です。目的によって使いわけます。)
【コメント】
 以上、テレビをみながら、現在進行形で書いていきました。 マインドフルネスも種々ありますから、うつ病が重くなると8週間のMBSRだけでは回復できません。パーソナリティ障害でさえも治すのは、リネハンの弁証法的行動療法です。それも、MBSRだでけでは改善できないほどの問題です。うつ病も改善するには、深く長いマインドフルネスが必要です。しかし、過呼吸、パニック症のクライエントが、2種の呼吸法さえもできない初期のころは呼吸法でない方法で開始します。目的によって、症状によって使いわけます。1,3か月たつと呼吸を観ること、行動としてのゆっくり呼吸ができるようになります。うつ病、不安症/不安障害などの精神疾患の診断がつくほどの問題の改善は、長期戦です。問題や疾患の違いにより、種々のマインドフルネスが研究開発されています。


★これが、回復経過です。重いうつ病などですから1年から1年半かかります。
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/senmonka/16-kumamoto2.pdf
★うつ病を治す新しいマインドフルネス精神療法。
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kouza/2014kouza.htm
 呼吸法をしながら、自己洞察して、背外側前頭前野を活性化するマインドフルネス自己洞察瞑想療法(SIMT)。 1993年から、うつ病の回復のためのマインドフルネスを実施。
 数年前、全面的に西田哲学で体系化した。西田哲学と背外側前頭前野、ストレスホルモンなどとの関連を考慮したマインドフルネス精神療法。 うつ病、不安症/不安障害、過食性障害などに効果。非定型うつ病、パニック症、PTSDも回復。
2014年から、重いうつ病、不安症/不安障害、過食性障害、PTSDなどを回復支援するマインドフルネス瞑想療法士の育成講座。次のリストのように、全国にふえていきます。

★うつ病、パニック症、PTSDなどを改善する支援のマインドフルネス心理療法を提供するカウンセラーが全国に。
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-02/69-all-counseller.pdf

★マインドフルネスの研究雑誌も。
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/kikansi-mokuji.htm
 薬物療法や他の心理療法でなおらなったうつ病、非定型うつ病、パニック症、広場恐怖症、PTSDなどもかなり治る時代になりました。ただし、感覚、呼吸、身体動作の観察ではなくて、もっと深いマインドフルネスで、しかも1年近くマインドフルネスをしないと完治しません。それほどに、悩の各部位が傷ついています。この雑誌は、メディカルオンライン、「医中誌」(医学中央雑誌、6論文)にも採択された。

★研究発表大会も
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/senmonka/taikai.htm


【目次】日本のマインドフルネスの再興を
Posted by MF総研/大田 at 21:09 | うつ病 | この記事のURL