CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«マインドフルネスとは | Main | ジョン・カバット・ジン氏のMBSRは浅い»
日本マインドフルライフ協会で講演 [2015年01月11日(Sun)]

日本マインドフルライフ協会で講演

 日本マインドフルネス精神療法協会は、多方面から、マインドフルネスの実践と研究をすすめています。 隔月に研究会を開催しています。

 1月24日(土)は大田もお話しさせていただきます。

詳細は、協会のホームページ

をごらんください。どなたでもご参加できます。

 うつ病、非定型うつ病、パニック症、などがマインドフルネス心理療法(SIMT)で治るのは、私どもの世界ではもう常識みたいです。全国のマインドフルネス心理療法者が活躍しておられます。 エビデンスが蓄積されつつあります。
 うつ病は、感覚レベル、身体の動きレベルの浅いマインドフルネスでは改善しません。 うつ病などは意志作用レベル、自己存在レベルの深い問題だからです。他の多くの心理療法であっても、うつ病の治療法になるものと、ならないものがあるのと同様です。

 定例会のうち、私のところは次のような内容を予定しています。

テーマ: 「難治性の精神疾患を改善するマインドフルネス」

1.マインドフルネスのひとつ、日本で開発された「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で、難治性のうつ病、非定型うつ病、不安障害、過食症が改善する。その実績、エビデンス。
2.マインドフルネスには浅い苦悩を観察、受容するものと 深い苦悩を探求するマインドフルネスがあるが、SIMTは深い意志作用のマインドフルネスである
3.うつ病や不安症/不安障害は、その問題が深い意志作用に根ざすので、そこまで、観察、受容、価値実現行動するマインドフルネスでなければならない
4.このような難治性のうつ病、不安障害、過食症を改善するマインドフルネスとは意志作用のマインドフルネスとはどういうことか
5.意志作用は情報受動局面の狭義のマインドフルネスと行動局面の広義のマインドフルネスがある。
6.その背景にある西田哲学とマインドフルネスの手法との関連
なぜ、マインドフルネスの形式的な手法が生まれるのか。人の根源の特徴へ習うこと。
それは、ジョン・カバット・ジンのMBSRも同じである。彼は「全体性」という。
7.なぜ、うつ病などが治るのか、脳科学との関連
8.SIMTの実習


 マインドフルネスも、仏教も、坐襌も瞑想も何百種もあるでしょう。反社会的カルトにも、ヨーガや瞑想があります。哲学もさまざまなものがあります。 それぞれ、自分の哲学の弱点に気づかない、不安定になるので見ようとしない、気づいても言わない、隠すということが起きる。世界の立場にたたないエゴイズムです。日本には、深い立場で見ようとした人たちがたくさん現れました。 どこへ行こうとするマインドフルネスであるか、その智慧、哲学で、知らず知らず刷り込まれて、その枠組みのところへ導かれます。浅いものから深い人間哲学を背景にしたマインドフルネスか、反社会的思想(たとえば、自分の集団を守るためには殺人を許すような思想があるとか)を含んだマインドフルネスであるか、哲学、思想を知って近づかないと困ります。

 6を中心にお話ししたいと思います。 西田哲学は初めは難しいところがあり、質疑応答の時間をもちます。また、パネルディスカッションでも理解を深めていくでしょう。
Posted by MF総研/大田 at 13:30 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL