CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«襌の深まり(6)新しい見え方=真空妙有 | Main | 新しい見え方=真空妙有(2)»
宮城・山形に11名のマインドフルネス心理相談員 [2014年12月08日(Mon)]

宮城・山形に11名のマインドフルネス心理相談員

 この3日間、宮城県石巻で開催された「マインドフルネス心理相談員」の資格認定講座の審査をした結果、11名のかたが認定の条件を満たすとして、申請書が発送されました。 山形県がひとり、あとは宮城県です。こんなに一挙に一つの県で「マインドフルネス心理相談員」が誕生するのは初めてで、宮城県は最大数のマインドフルネス心理相談員のおられる県になります。あと、出席の条件を満し課題の提出を待つという方が9名で、同じく、その旨のおしらせが発送されました。もちろん、受講者の方全員が、マインドフルネス心理相談員の資格認定を必要とされるわけではありません。
 ただ、マインドフルネスは世界的に普及しようとしていますので、新しい解決領域が研究発表されていく可能性があります。
 マインドフルネス心理療法は、どの流派でも、知識レベルの療法ではなくて、瞑想、自己洞察法の意志作用レベルの療法です。そのために、自己洞察的呼吸法、行動時自己洞察法の実践をして、記録表を提出することが、資格認定の条件になっています。しかも、年々厳しくして、スキルの向上をこころがけています。

 マインドフルネスは、瞑想ですから、続けていると、ちょっと不思議な意識現象も起こることがあります。トラウマがよみがえることもあれば、襌では「魔境」とよぶものも起こることがあります。マインドフルネスの指導者は、自分で体験して、乗り越えることを知っておいたほうがいいのです。だから、欧米のマインドフルネスも、自分も体験しなければならないと言っています。形式的に思考的に理論的に理解しただけではいけません。 実践しない文字の研究だけの人は、指導者になれません。襌と同様です。こういうことからは、 自分がうつ病、不安症/不安障害、過食性障害などであった人が、マインドフルネス心理療法(SIMT)で治れば、そのひとは素晴らしい支援者になれるスキルのうち実践をすでに習得しています。あとは、理論の学習だけでよいのです。だから、どういう人には、マインドフルネス心理相談員の講座を受ける時には、実践課題の免除の特典があります。

 そして、自分を救うことはまだしも簡単です。他者にしてもらうことはさらに難しいです。コミュニケーションもできなければなりません。これからが、本当に現場のマインドフルネスです。 さらに、上位の資格を創設して、実力のあることがわかりクライエントから信頼されるマインドフルネス心理療法者の育成に努めていきます。マインドフルネス心理相談員の資格をもつかたのご協力とさらなる精進をお願いいたします。マインドフルネスは、とても深いものがあります。医療にとどまらずに、生きかたの探求、実践、東洋哲学の生活化です。幾人かは深い問題の解決援助ができる叡智的自己、人格的自己レベルのSIMTを研究していただきたいと思います。、

 マインドフルネス心理相談員は、集中力とか復帰支援だけにとどまりません。それらを含み、さらに、うつ病などを予防したり、難治性のうつ病、不安障害、過食症を「治す」支援ができるほどの効き目のあるマインドフルネス心理療法の支援者です。 意識現象には、浅いものから深層まであり、深いマインドフルネスは、浅い意識現象を包括します。深いマインドフルネスほど、応用領域が広く深くなっていきます。  被災地には、うつ病、PTSDの人が治らずに苦しんでおられるという報道があります。地元の方が支援なさって、少しでも治ってくださるようにお祈りします。

 3月に講演をし、希望者が多かったので、5月から7回(最終回は仙台)参りました。 風邪をひいたり、台風の心配をしたりしましたが、無事に終えました。石巻のKさんお二人が、知人に紹介してくださったり、市に働きかけて市の施設を使えるようにしてくださったり、ラジオ局に紹介してくださったり、お世話になりました。自分だけではどうにもなりません。感謝いたします。心の問題は、おしかけても受け入れてくださるものではなく、現地の皆様の受け入れがなくては成功しません。震災直後から気にかけていました。ほかの市の出身のかたで東京にお住まいで故郷のことを心配なさって一時帰省して動いてくださったひともおられましたが、実現しませんでした。石巻のみなさま暖かく受け入れてくださって、ありがとうございました。

 うつ病やPTSDの改善にかなり期待できるマインドフルネス心理療法の専門家が東北に多数誕生しました。遠くからご活躍を見守っております。
★東北地方にマインドフルネス心理相談員が誕生

 今後も、第2段、第3弾が必要かもしれません。

★被災地にマインドフルネス心理相談員の育成、助成金
 被災地のNPOなどが呼んでくだされば、助成金があって、もっとたくさんマインドフルネス心理相談員を育成できるかもしれません。この記事では「岩手県」を予想していました。しかし、 今回実現したのは宮城県です。しかも、助成金をもらえる状況にない個人からの要請であったため、NPOの自己資金によるボランティアでした。資金がなくなりましたので、今後は助成金を活用できればしていきたいです。
Posted by MF総研/大田 at 21:44 | 災害とストレス | この記事のURL