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慢性疲労症候群=マインドフルネスで改善するかもしれない [2014年11月10日(Mon)]

慢性疲労症候群
 マインドフルネスで改善するかもしれない

 今朝のNHK総合テレビの「おはよう日本」で難病に対する支援制度について報道しました。そ のうちの、慢性疲労症候群ですが・・・。

 慢性疲労症候群は、強い疲労感が続くもので、体が鉛のように重く感じて動かせなくなり、寝た きりになることもある病気で、有効な治療法がないとされています。
    ★NHK生活情報ブログ
     「生活するのが困難なほど強い疲労感が半年以上続くもので、体が鉛のように重く感じて動か せなくなり、寝たきりになることもあります。国内で患者は30万人とも言われますが、原因は分か っておらず、有効な治療法も見つかっていません。」

    ★慢性疲労症候群
 非定型うつ病には「鉛様麻痺感」があります。慢性疲労症候群と似ています。非定型うつ病で 鉛様麻痺感のあった人が、マインドフルネスの自己洞察瞑想療法(SIMT)で改善しています。 下記は、ブログで報告された例ですが、このほかにも、持続する鉛様麻痺感がSIMTで改善して います。    慢性疲労症候群にも痛み、睡眠障害もあり、非定型うつ病の症状と重なっています。 非定型うつ病がマインドフルネスSIMTで治るのですから、 慢性疲労症候群の方も、SIMTを実践してみられるのも、無駄にはならばいでしょう。
 なぜなら、マインドフルネスSIMTには、ストレスの対処法や生き方が含まれます。 つらいことがあっても、人生の価値をみつけて生きていく生き方が含まれています。 慢性疲労症候群の方は、その病気ゆえの、心理的ストレスが大きいはずです。慢性疲労症候群は、ストレスも関係していると推測されています。 マインドフルネスSIMTを実践すれば、そういう病気であっても心理的なストレスにしにくい心にな るはずです。難病の苦悩を乗り超えていく心の持ち方をトレーニングするつもりで、実践すると、 ひょっとしたら、慢性疲労症候群の症状が軽くなるかもしれません。マインドフルネスSIMTの自己洞察呼吸法は、寝ていてもできます。 ためしてみても損にはならないと思います。心の成長がありますから。
Posted by MF総研/大田 at 20:57 | ストレスから心身症 | この記事のURL