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13日・日本マインドフルライフ協会の拡大定例会 [2014年01月09日(Thu)]

日本マインドフルライフ協会の拡大定例会

 =今週、13日に開催です。

 マインドフルな生き方、マインドフルライフは、とても重要です。 どの領域でも、うつ病になり、自殺があり、専門家のエゴイズムにより国民を傷つけて本人が犯罪者となり事件もあいつ いでいます。心を扱う精神科医師、看護師、心理士でさえもうつ病になり、自殺が起きています。その ような専門家のご家族も困っている人がおられるでしょう。  専門家でさえも、一生の間には、さまざまな試練があります。 マインドフルライフのためのマインドフルネス・スキルの体得は重要です。実践しないと習得されないと、 欧米のマインドフル者も言っています。

 日本マインドフルライフ協会は、ホームページに書いてありますように、マインドフルネスを特定問題 の改善技法としてだけではなく、生涯にわたって、生き抜いていく マインドフルライフとしての哲学と実践を研究開発していこうとしています。    次のようにマインドフルライフを表明しています。静的な気づき、観察だけではなくて、 社会を創造していく心、社会のために価値実現をしていくことです。生涯、死ぬ最期までの生き様で す。
     「マインドフルネスとは、心と体に気をくばりながら、「今、ここの瞬間」を大切にする心の持ち方であり 、それを維持するためのスキルです。そして、マインドフルライフとは、そのための実践を、常に心に留 め、生活のあらゆる場面を、訓練の機会とし、またそれによる果実を味わっていく生き方です。

     マインドフルライフは、現代社会が解決を求めて行っている多くの活動と共通し、心身の健康づくり や環境問題、地域社会のあり方、人間同士のふれあい、ストレス問題、食育、スローライフなど、今日 の重要な社会的テーマと深く関連しています。

     マインドフルライフを実践していくと、茶道や華道、香道など日本の伝統的な文化が伝えようとしてき たことが具体的に感じ取れるようにもなってきます。近代から今日に至る西欧の合理主義に基づく経 済主導社会のなか、私たちが社会的・文化的に欠落させた大切なものの再発見と言えるでしょう。

     当協会は、社会にマインドフルライフをわが国に定着させていくことを目的に、国内外の専門家や市 民から幅広く知見を集めつつ、現代社会の諸問題の解決を実践する多くの市民活動と連携していき ます。また、専門的な研究活動のみならず、会員一人ひとりが発見した様々なマインドフルネス体験を 共有、深化させ、それぞれが心身ともに充実した生活様式を獲得していくことを狙いとしています。

     これによって、自分自身だけではなく、周りの人や世界を大切にする生き方に変わってきます。こうし た体験を、公開セミナーや定例会、出版物等を通じ、広く普及することにより、マインドフルネスに基づ く生活様式の再発見と再構築を通じた社会への貢献を目指します。」
 日本には、世界にほこるべき西田哲学があります。彼もV・E・フランクルと同様のことを言います。 人間は、客観に価値を実現していく存在です。そこにセラピー(医療、心理療法)ではなく、 全生涯にわたるマインドフルライフがあります。  マインドフルネスは、思考、学問では得られない深いものを基礎としています。 リネハンの弁証法的行動療法の「賢明な心」、MBSR/MBCTの「全体性」、ACTの 文脈としての自己、西田哲学の人格的自己など深い人間哲学があります。
 日本の国は病んでいるという人もいます。多くの心の問題があります。 13日の「事務連絡」のところに「認定資格制度の構想」があります。 このような時代に、マインドフルライフとしてどうあるべきか、どのような マインドフルネスの哲学、どのようなマインドフルネスのスキルを習得したいのか、 どのような講習を期待されるか、13日の拡大定例会で議論されるでしょう。 ご意見をお聞きして理事会で検討を重ねて実施に移される可能性が大きいでしょう。
 今の日本には、マインドフルライフのスキルを習得したい方々のために実践的講座を 提供する組織がほとんどありません。
 13日のご意見が、今後の協会の方向にとても貴重です。

 まだ、ご参加いただけますので、お申し込みください。
 お申し込みは、ホームページの「問い合わせ」のフォームで、おしらせください。 「お問い合わせ内容」に、「13日の定例会に参加したい」そして、 弁当は必要かどうかおしらせください。
 会場などおしらせします。

 マインドフルネス総合研究所のメールでもご連絡くだされば、協会にお伝えさせていただきます。
Posted by MF総研/大田 at 10:14 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL