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石川県と数か所にマインドフルネスの拠点 [2013年09月16日(Mon)]

石川県と数か所にマインドフルネスの拠点

 そして、日本のいくつかの地方にも

 西田哲学は、人間についての深い洞察があると思います。マインドフルネスの一つであるSIMTは、西田哲学を枠組みにしました。
 石川県は、西田幾多郎を生んだ土地であり、マインドフルネス心理療法(SIMT)のメッカです。 石川県に、意志的自己のSIMTから人格的自己のSIMTまでを推進できるマインドフルネス心理相談員と相談員を育成する専門家を育てたいと思っています。 数年かけて実現する計画を作ります。

若いあなたが推進者

 今、うつ病、不安障害をかかえているが、本で自習して治していかれる方がそのにないてになるでしょう。あなたがたがやらないと、他のひとたちは、 この問題に関心を持ちません。こういうことが、西田哲学でいう「行為的自己」「行為的直観」であり、叡智的自己です。人は、個性的な夢、いきがいを発見して、それのベテランとなります。狭く深い知識、スキルです。自分の関心あるテーマしか見えません、関心のあることにしか、人生をかけません。うつ病、不安障害が治らないで苦しんでいる人のことが見える(行為的直観)のは、今苦しんでいるあなたです。他の人たちは、他のこと(重要であるが)に関心が一杯でそれで満足しているので、苦しむ人のためのマインドフルネスに関心をもちません。ただし、SIMTは、西田哲学に導かれて、意志的自己を超えたマインドフルネスまで開発します。意志的自己レベルのSIMTも、深いSIMTも、汎用性があるものです。さまざまな社会問題の解決に貢献する可能性があります。ぜひ、SIMTの推進者になってください。

ボランティア活動

 ただし、これは、当分の間、ボランティア活動になります。援助の対象になるクライエントの方は、無職の方も多くて、高額のカウンセリング料を支払う余裕がありません。また、マインドフルネス心理療法はまだ知る人は少なくて、受ける希望者は少ないです。援助者は、これだけで、生計をたてるほどの収入は得られません。どこかの自治体などが補助したり、精神科病院が協同してくださり患者さんを多数紹介するなど、相当数のクライエントを持つことができない限り、収入は望めません。しかし、ボランティア活動は、他者のためだけではありません。他者のためであるように見えて、実は、援助者が生きがいをもらい、自己成長していきます。自分のための活動ですから、収入がなくても少なくても行うことができます。
 当分の間、安定した収入は、他の職業を持ちながら、ボランティア活動として推進していくことになります。参考までに、私は会社員として働きながら10年くらい、土曜日曜にボランティア活動として支援活動を行いました。定年後は貯蓄を崩しながら、今は年金で生活して、マインドフルネス総合研究所のボランティア活動をしています。これでの収入はわずかです。提供してくださった受講料などは、研究所の活動に使用されます。要するに、マインドフルネスだけでは、職業としては成りたちませんので、 他の職業(学校の先生、会社員、自営業、医師、看護師、公務員、カウンセラー、さまざまな支援組織、家庭の主婦など)について、並行して、マインドフルネス心理相談員、その育成者になってください。
 うつ病などが治らずに、この心理療法を受けたい人は、全国におられますので、全国に、この心理療法を提供できるカウンセラーが必要です。埼玉のNPOのみを大きくするのではなくて、全国、すべての県に小さなNPOができることが大切であると考えています。

どこかの自治体が実験を

 当分、ボランティア活動としてしか認知されそうもないマインドフルネス心理療法ですが、理解ある自治体が特別の配慮をして、実験してみることを期待します。 自治体が主体となって、マインドフルネス心理療法の併用プログラムを実験するのです。 うつ病の診断を得た患者は、補助するのでマインドフルネス心理療法も受けるように積極的に伝える。数年間、実験して、マインドフルネス心理療法の併用後の健康保険の財政がどのように変化したか、自殺が減少したか調べる。うつ病が治れば、長期間のうつ病の治療にかかる医療やうつ病に併存するストレス性の身体症状の医療費が減少して、健康保険の費用が減少するのだから。
 このような実験によって、マインドフルネス心理療法の効果が認められれば、他の自治体にも飛び火して、マインドフルネス心理療法が新しい職業となるかもしれない。夢ですが、実現すれば、うつ病、不安障害などが減少し、自殺が減少する。一人のマインドフルネス心理療法者に自治体がかける費用は、年間1千万円程度だろう。そのことにより、薬物療法の費用が減少し、自殺が減少し、治った人が就職すれば、自治体に県民市民税の収入がはいる。市民県民の幸福となり、効果は大きい。 マインドフルネス心理療法者のスキルの向上が肝である。

石川県と日本の数か所に

 今、うつ病などが治らず困っているあなた。SIMTで、自習して治して、カウンセラーになるのに必要な科目だけの講座(*注)を 受けて、あなたの県のマインドフルネス心理相談員に、石川県のマインドフルネス心理相談員になりましょう。
    (*注)本の234頁に掲載しているスケジュール表に実際に記録してください。これを見て実習はマスターしたと認定します。セッション1から10までの実践記録を保存してください。全国におられる認定の「マインドフルネス心理相談員」(埼玉メンタルカウンセリング協会以来の講座を受けた方)の支援によってセッション10まで修了なさった人は、そのカウンセラーからの修了証明のメール、または文書でもかまいません。
     患者でなかった人を対象とした「マインドフルネス心理相談員」の育成講座には、実習も行いますが、治った人は、これを省略できます。SIMTのカウンセラーを全国に増やすために、そういう講座が考えられます。
 今、心の病気でない方で、マインドフルネスをさまざまな領域に活用したいと思う方も参加なさってください。実習は、自習なさって、スケジュール表の点検を受ける方法(さらに実習以外の科目の講座を受ける)と、カウンセラー講座 (マインドフルネス心理相談員育成講座)を受講しながら、実習する方法があります。
 そして、マインドフルネス心理相談員となり、しばらく他の人の支援をして、十分にマスターしたら、マインドフルネス心理相談員の育成もしましょう。科目を数人で分担してカウンセラーの育成を推進しましょう。最初は、こちらの方から、科目別に講師を依頼しましょう。あなたの県で、あなたのできる科目だけの講座をあなたが行い、その科目の単位を認定しましょう。どうしても提供できない科目だけは、こちらが講師になりましょう。どこで受講しても、科目別の単位を認定しましょう。
 そして、やがて、それぞれのNPOとして独立してください。大きな組織では、束縛されます。個性を発揮できなくなります。少数のメンバーだけに偏るおそれがあります。日本の数箇所で、マインドフルネス心理相談員を育成する拠点を作ってください。
 今は、マインドフルネス心理療法(SIMT)の相談員を育成しているのは、ここだけですが、 私(老齢であるため)どもができなくなってからも、マインドフルネス心理相談員を育成できるシステムを作りたい。全科目の講習を行うとなると、かなりの勉強が必要になり負担が大きいです。そのために科目を分担してください。「マインドフルネス心理相談員のための西田哲学(初級)」が、最も難しいと思われます。この科目のテキストのモデルを作ります。 最初はそれをテキストにして、他の相談員を育成する講師になれる人が現れるのを待っています。他の科目(*)は割合やさしいです。 (石川県にマインドフルネスの拠点を作るプロジェクト、北海道に、東北地方、中国地方、四国に、九州にマインドフルネスの拠点を作るプロジェクト)

(*)他の科目は、
  • マインドフルネス心理相談員のための神経生理学、
  • マインドフルネス心理相談員のための仏教と襌(この科目も難しい=西田哲学でいう絶対無の自覚に相当するものが仏教・襌にあることを見る眼がわからないと)、
  • マインドフルネス心理相談員のためのうつ病、
  • マインドフルネス心理相談員のための不安障害、
  • マインドフルネス心理相談員になるための課題実習(セッション1から10)、
  • マインドフルネス心理療法(SIMT)の進め方、
    などです。分担して、講師になってください。各科目とも、単なる知識ではなくて自分のマインドフルネス実践との関係まで説明できることが必要です。実践、実習してわかります。だから、文献だけでの勉強ではなくて、実習して身体的にわかった人が講習できます。
     さらに、研鑽を積んで、叡智的自己レベル、人格的自己レベルの実践と西田哲学を教えることができる人が現れることを期待します。

    関東地区は分担して

     関東は、埼玉でマインドフルネス心理相談員の育成を行ってきましたが、 やはり、数人の講師が科目を分担して行っていく方式を考えます。 相談員の育成は、そういう講師のあつまり(東京か関東のどこかが拠点に)に移行していくのが夢です。 これまで講座を受けた人は、一つの科目を深く勉強して講師(有償のボランティア)になってください。新方式の実行は、 2014年からですから、この10年、埼玉メンタルカウンセリング協会以降の講座を受けた方、今から準備なさってください。
     (私は高齢になっており、SIMTのうつ病以外の新しい領域、叡智的自己、人格的自己のSIMTの開発、試行、定型化文書化をしていきます。これにも相当の時間がかかるので、完成はしないでしょう。私の活動生命が持続するであろう数年間に、暫定的な粗いものでも描くことができればいいのだがと祈っています。 )
  • Posted by MF総研/大田 at 18:15 | マインドフルネス心理療法 | この記事のURL