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マインドフルネス心理療法によるスキルを持つ相談員の育成 [2013年07月03日(Wed)]
◆専門家の育 成講座(募集中です)
 本に紹介したマインドフルネス心理療法を用いて支援できる「マインドフルネス瞑想療法士」の育成講座。他者に助言できるのは簡単ではなく最低半年の講座が必 要です。開講は頻繁にはありません。この機会をご利用ください。

マインドフルネス心理療法によるスキルを持つマインドフルネス瞑想療法士の育成

 マインドフルネス瞑想療法士の育成講座では、10か月のマインドフルネス心理療法(SIMT)の講座によって、薬物療法でも他の心理療法、カウンセリングでも治らないうつ病、不安障害、過食症を治すスキルを習得します。応用範囲は広く、その他の心の問題の援助もできます。
 多くのカウンセリング手法がありながら、うつ病を治すことができていない状況があります。 薬が効きにくいうつ病、不安障害もあり、従来の心理療法ではうまくできない患者さんもあり、 うつ病になって治らず、多くの人が、ひきこもり、自殺を余儀なくされています。自殺なさった人の多くが、うつ病になっておられました。
 全国で、自殺が減少しません。うつ病、不安障害が治らない人がおられます。また、被災地の人の心理的ストレスは深刻で、うつ病、PTSDが治らないという心配があります。マインドフルネス心理療法は、予防的にも実践して、病気のレベルにならないように用いることもできます。早い段階で実践すれば、数年間も治らないという重症化を防止できます。
 健康な人ならば、半年でスキルを習得できるのです。体験談などでご覧のとおり、つらい状況にある患者さんでさえも実行できる課題です。まして、健康な人なら簡単です。ただし、本に書いていない背景の哲学、理論、神経生理学との関係を詳しく学習していただきます。
 うつ病の方を支援しても治らない場合、その用いている心理手法が、うつ病を治すことができるという理論(仮設=症状、心理的反応、神経生理の関連、治す手法と問題への変化の関連)と実績がないかもしれません。マインドフルネス心理療法は、繰り返しの意志作用(それが前頭前野の機能回復になる)の課題の実践によりうつ病が治ります。
 認知(思考)を変えるという手法は用いません。認知を変えるのではなく、次々と変わりゆく現在の瞬間のさまざまな心の動きを観察し、瞬時に建設的なもの(自分の人生の目的・価値実現)の方に意識を向けて現実に瞬時に行動できる意志作用の心の反応のしかたを習得します。そういう反応パターンを繰返すことにより、脳内に神経生理学的な変化が起こり、症状が治り再発しにくい脳になるのです。こういう手法は、認知療法ではできない患者さんでも、変化を起す課題があり、次第に回復していくのです。うつ病は、認知を変えれば回復するというわけではありません。行動にむすびつかないと回復しません。認知の回路と価値実現の行動の回路とは別なところです。
 すべての心の作用が現在です。現在しかない。現在の瞬間の行動が決めてです。現在の瞬間の価値実現の意志作用を活性化させるマインドフルネス心理療法の背景の理論の学習のために、全日の講座が毎月1回、計10回です。中間には一つのセッションの課題(呼吸法が最も重要です)を実践していただきます。いずれこのスキルを習得したい人は、もう、課題C「呼吸法」と課題D「行動時自己洞察」 の実行を開始してください。 疑問、質問がたくさん起きるはずです。講座を受けて、疑問を解消してください。
 この心理療法の手法は、すべての人の生き方としてとりいれられるべきものです。 20、30、40、50、60、70代のどの年代にも、うつ病がおきています。 この歳まで生きて成功したから、うつ病などになるわけがないというのは違います。 そうであれば、40代以降に、うつ病、自殺はないはずです。
 そして、家族間の不和、暴力があります。マインドフルネスの心でないのです。相手の人格を認めていないのです。
 自分の心の作用をよく知らずに、自分と家族を悩ませることがおきます。大きな出来事があると、急速にうつ病になっていくおそれがあります。すべての人が、マインドフルネス心理療法の呼吸法と行動時自己洞察を実践していただきたいです。
Posted by MF総研/大田 at 05:22 | 新しい心理療法 | この記事のURL