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つらいことが多い人生ですが意志の自由があります [2013年06月16日(Sun)]
マインドフルネス心理療法の本
『うつ・不安障害を治すマインドフルネス
   ひとりでできる 「自己洞察瞑想療法」』(佼成出版社)
が出版されました。
  うつ病や不安障害などを治すための新しい心理療法が開発されまし た。 それを紹介した本です。本で紹介した課題を実践すると治ります 。
毎日、少しずつ実践して、脳内に生じていた変調に変化をおこ して症状が軽くなるのです。

つらいことが多い人生ですが意志の自由があります

 マインドフルネス心理療法に興味をお持ちのかたは、 うつ病、不安障害、過食症などの心の病気になっていたり、そうでな くても、悩みがちで、つらさをかかえておられることでしょう。 人生にはつらいことが多いのですが、その中でも他のために働いてい きがいを感じることができるようになれるはずです。
 見るもの、現れるものが自分の思いどおりではありません。それは 、自分だけが造る世界ではなくて、家族や近所の人、職場の人、日本 中、世界中の人が自由に行動するからです。だから、不愉快な状況が 現れます。それは、やむを得ないのです。無数の人が自由に動くので 、その結果現れる現実は、思いどおりになったものではない、それが 真実だからです。
 しかし、自分には、意志の自由があります。自分がしたいこと、あるいは、他者(家族のため、近所の人のためなど)のためにできることを見 つけて、自由意志により行動するのです。行動するのは、嫌なことを 思考するのではないので、継続して行動していくと、症状が悪化しま せん。病気がひどい間は、大きなことはできませんが、小さな手伝い の行動や運動や改善効果のある呼吸法を実行していく (本のp50 【洞察実践】8) と、症状が消失 します。こういうところには、心の病気などを治すという「目標」が あります。まず、人生の暫定的な価値、目標を「治すこと」に置くの です。不快な現実を受け入れて、それに負けずに、自分の価値・目標 (本のp84 【洞察実践】11)、「治すこと」 に向けての行動をする、自由意志を持っています。
 つらいことばかりを見ていて、つらい感情によって行動をしないの ではなくて、改善効果のある行為に意識を向けて行動するのです。自 由意志の行使です。つらい現実であっても、自由意志により、できる ことを決断し行動していくのです。症状が軽くなっていきます。人間はその ようにできています。治して、本来の夢に向けて自由意志により行動 なさってください。
 病気さえ治れば、世界を見る目が変わり、本来の夢を発見できるはずです。 フランクルや西田幾多郎によれば、世界には、無限の いきがいがあるといわれています。きっとみつかるのです。 まず、治せば、したいことが見えてくるでしょう。
Posted by MF総研/大田 at 17:57 | 私たちの心理療法 | この記事のURL