CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«鈴木大拙(2) | Main | 生きがいと自己実現(2)»
生きがいと自己実現 [2013年01月08日(Tue)]

生きがいと自己実現
 さまざまな領域に適用できる自己洞察瞑想療法(SIMT)

 マインドフルネスは、いきがいや自己実現ということを考える時にも、貢献するに違いない。人は、いきがいを求めるという。 「いきがい」とは何か。 精神科医の神谷美恵子は7種類に分類している。(注1)
  • 1)生存充実感の欲求を満たすもの
  • 2)変化と成長への欲求を満たすもの
  • 3)未来性への欲求を満たすもの
  • 4)反響への欲求を満たすもの
  • 5)自由への欲求を満たすもの
  • 6)自己実現への欲求を満たすもの
  • 7)意味への欲求を満たすもの
 マスローの5段階の欲求階層説の最上位に「自己実現欲求」がある。 カウンセリングのパイオニアであったロジャーズは、「自己実現」という思想を確立したという。
 自己実現は、心の病気で悩む人のものではない。ロジャーズは自己実現をしている人に見られる特徴を3つあげている。
  • 1)自己実現は到達点」、完了した状態ではなくて、過程である。
  • 2)自己実現は、困難で苦痛を伴う
  • 3)自己実現をしている人は、ありのままの自分である。社会や両親による期待や禁止からは自由である。
 こういう生き方は、マインドフルネスが提案しているものと大変密接な関連があると思う。まず、心の病気を治す段階があるが、自己実現は、そのさきであり、死ぬまで続く。

(続く)
(注)
(1) 「生きがいについて」神谷美恵子、みすず書房、p88-91

生きがいと自己実現
  • <関連記事目次>フランクル、生きる意味、生きる価値、生きがい
  • タグ:自己実現
    Posted by MF総研/大田 at 19:57 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL