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DV,夫婦、恋人間の暴力 [2012年10月22日(Mon)]

DV,夫婦、恋人間の暴力

 けさ、10月22日、NHKが「あさイチ」で、男女間の暴力についての、 対策を放映しました。 加害する人は、なかなか止めず、離婚してもまた、新しい相手に暴力を振 るう傾向があるそうです。
 アメリカのリネハンが暴力を伴う問題の治療法、弁証法的行動療法 (マインドフルネスの一種)を開発しています。 DVする人の一部には、パーソナリティ障害の場合があるでしょう(すべて ではない)。 激しい暴力(下記2、8)と、見捨てられ不安(下記1、暴力を振るった 後、ひらあやまり)を繰り返すのであれば、これに近いようです。
 
 アメリカの精神医学会が定める診断基準では、「境界性パーソナリティ 障害」(BPD)は、次の症状があります。(5つ、または、それ以上)
  • (1)現実に、または想像の中で見捨てられることを避けようとするな りふりかまわない努力 注:基準5で取り上げられる自殺行為または自傷行為は含めないこと
  • (2)理想化とこき下ろしとの両極端を揺れ動くことによって特徴づけ られる、不安定で激しい対人関係様式
  • (3)同一性障害:著明で持続的な不安定な自己像、または自己感
  • (4)自己を傷つける可能性のある衝動性で、少なくとも2つの領域に わたるもの(例:浪費、性行為、物質乱用、無謀な運転、むちゃ食い)
    注:基準5で取り上げられる自殺行為または自傷行為は含めないこと
  • (5)自殺の行動、そぶり、脅し、または自傷行為の繰り返し
  • (6)顕著な気分反応性による感情不安定性(例:通常は2〜3時間持 続し、2〜3日以上持続することはまれな、エピソード的に起こる強い不 快気分、いらだたしさ、または不安)
  • (7)慢性的な虚無感
  • (8)不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難(例:しばしばか んしゃくを起こす、いつも怒っている、取っ組み合い喧嘩を繰り返す)
  • (9)一過性のストレス関連性の妄想様観念または重篤な解離性症状
 この障害による暴力である場合には、専門家の治療を受けないと治りに くいでしょう。
   リネハンによれば、脳神経生理学的な問題もあるようです。この難治と された、「境界性パーソナリティ障害」(BPD)に、弁証法的行動療法 (BDT)で効果をあげていることがわかりました。加害側に 問題があります。本人が自分を治す必要があることを自覚する必要があります。 怒りの抑制のトレーニン グを繰り返すのです。日本でも、治療してくれるところがあるでしょうか 。
Posted by MF総研/大田 at 19:42 | 怒り・暴力 | この記事のURL