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新型うつ病(現代型うつ病) [2012年06月18日(Mon)]

新型うつ病(現代型うつ病)
 =鉛様麻痺感のある非定型うつ病と区別すべき

 最近、新型うつ病(現代型うつ病)についての報道が多いです。 NHKがまた、報道しました。週間東洋経済、アエラでも扱っていま す。
 (A)鉛様麻痺感のあるタイプと、(B)それがないタイプとは区別すべ きです。症状と治療法が違ってきます。
 (B)は、自分がうつになったのは上司のせいなどと他人の責任に しがち。以前叱られた体験が少ない。会社にいる時だけ具合が悪い。 そのために遊びはできる。
 (A)は、自宅にいても,抑うつ症状や鉛様麻痺感があってつらい。 遊びどころではない。以前に不安過敏だったり不安障害だったことが 多い。他罰的ではなく、自分の心の使い方に問題がありそうだと思い 、心理療法に積極的。
 報道によれば、(B)は、グループミーティング方式で、同じような 症状の人々と議論していき、自分の側にも問題があることに気づくこ と、職場の人が配慮してくれると、復帰できるようになるという。
 この点も、(A)鉛様麻痺感のあるタイプは違う。 その程度では、改善しない。抑うつ症状や鉛様麻痺感のひどいタイプは背外側前頭前 野や辺縁系が傷ついているようであり、容易に回復しない。このタイ プは、自己洞察瞑想療法(SIMT)のトレーニングを熱心に行う傾向があり、それで改善する。
 (A)のタイプの人もあるので、メランコリー型うつ病でない人をすべて「新型うつ病」と、見ないでいただきた い。起き上がれないで、つらいのであるし、職場の人がやさしくして くれても改善しない。(B)は違う病気かもしれない。あるいは、病気ではないかもしれない。
Posted by MF総研/大田 at 21:26 | 新型うつ病 | この記事のURL