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関西で8月に講演の可能性 [2012年06月15日(Fri)]

関西で8月に講演の可能性

 8月に、関西地区(大阪)で、マインドフルネス心理療法(自己洞察瞑想療法)について の講演会を開催する可能性があります。

 マインドフルネス心理療法には、欧米のものが たくさんありますが、自己洞察瞑想療法は、日本独自のマインドフルネス心理療法 です。重症、長引くうつ病などで効果が出たために、 他の領域(怒り、暴力、衝動的行動、不登校の解決、社会に出る前の心のケア、がん患者さんのうつ予防など)に貢献できる可能性があります。
 欧米のマインドフルネス心理療法もありますが、すべて、 重症のうつ病や不安障害に効果があるわけでもありません。たとえば、ただの呼吸法は、自律神経失調症を軽くするかもしれませんが、 うつ病を治すのは、それだけでは困難です。マインドフルネスも、それぞれの病気、問題に効果が限定されています。簡単な問題の支援のマインドフルネスから、深刻な問題のマインドフルネスまで、さまざまなマインドフルネスが開発されてきました。
 日本の自己洞察瞑想療法(SIMT)は、 自己自身の研鑽に6年、クライエントのうつ病や不安障害の支援に19年、都合、4分の1世紀をかけて洗練して体系化したマインドフルネス心理療法です。SIMTは、西田哲学でいえば、判断的自己、知的自己、感情的自己、意志的自己、叡智的自己(3段階ある)、人格的自己と深まる自己の意識作用の段階のうち、主に意志的自己に成長する、一部、叡智的自己の意識作用である直観を訓練するものといえます。自己が深くなるほど、人生の苦脳を包みこめるようになり、自分の価値、人生の目的に向かって行動できるのです。SIMTは、このような哲学=解決の論理と方向によって、 うつ病、非定型うつ病(鉛様麻痺感がある)、不安障害、自殺 防止、過食症にはグループセッション方式でも効果が確認されました。
 個別指導を付加すれば、もっと、いい効果(脱落率の低下、期間の短縮、治癒割合の増加、適応症の拡大)が現れる可能性があります。 高い効果があるだけに、そのスキルの習得には時間がかかります(最低、半年ほど、できれば1年の実習)。そのために、この講座を、遠い地区で行うことは、なかなか実現しません。
 大阪で、2つのプログラムを計画します。 実現できるかどうかは、わかりませんが。ご参加の人数次第です。
  • (1部)それぞれの領域の専門家向け
     =ご自分の関わる職場、支援活動において、マインドフルネス心理 療法を使えるのではないかと思う方。うつ病、不安障害など、それ以 外の領域(暴力、衝動的行動、不登校、ひきこもり、がん患者さんのうつ予防など)にも適用できるのではないか、そのために、マインドフルネ ス心理療法(自己洞察瞑想療法、SIMTです)について、理論を深く知 りたいというかた向け。
     この講演だけでは、実践的スキルが身につきませんが、理論がわかりま す。実践を続けると、少し身につくでしょう。 さらに、秋に本を出版します。 それでも、もっと、スキル習得の連続講座を受けたいという方が多ければ、 来年早々から、開催するかもしれません。
    • 時間=1日半(土曜日と日曜日午前)
    • マインドフルネス心理療法とはどういうものか
    • その背景にある西田哲学とM&Aの関係
    • なぜ、うつ病や不安障害が治るのか=その理論、手法と神経生理 学的な関係
    • ディスカッション・質疑応答=うつ病、不安障害以外の領域への 適用可能性
  • (2部)うつ病や不安障害の方向け
    • 時間=半日。日曜日午後
    • 初歩的な理論=うつ病が治らない理由、マインドフルネス心理療法で改善する理由
    • 実習=セッション1からセッション2
 これは、マインドフルネス心理療法のうちの自己洞察瞑想療法 (SIMT)についての理論と実践の一部を学習します。 これに参加なさって、もし、本格的にスキルを習得したいと思われる 方が多いようであれば、来年、関西地区で、連続講座を開催します。 マインドフルネス心理療法は、認知(思考)レベルの改善手法ではな くて、思考よりも深い意志作用(メタ認知に類似する)レベルの体験 型の手法であるために、たとえば、1,2週間、続けて講座を行うと いうような方式では習得しにくい心理療法です。時間をかけて繰り返 し実践することで、身につくスキルです。 さまざまな領域で、支援活動をなさっておられる専門家が、ご自分の 領域で他の人の支援に使えるほどのマインドフルネスのスキルの習得 には時間がかかります。スポーツや芸術の指導者になるには、かなり の期間の実践が必要であるのと似ています。
Posted by MF総研/大田 at 22:18 | マインドフルネス心理療法 | この記事のURL