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グループセッションの開始 [2012年06月02日(Sat)]

グループセッションの開始=マインドフルネス心理療法による

 8月26日(日曜日)に、グループセッションを開始します。 うつ病、非定型うつ病、パニック障害、社会不安障害などが改善する 可能があります。
 今期は、日記指導、別な場での個別面談を行わない方法で行います(希望者には、個別面談を行うカウンセラーを紹介します) 。 秋からは、時間を延長して、個人的な質疑応答の時間を1時間ほど作り、個別面談と同様の 効果を得られるようにしたいと思います。 もし、この方法で1,2年継続された方が、改善するという結果が得 られると、お寺(もちろん、実際に行うのは、心理士、看護師、作業療法士、NPOのスタッフなどの会場)の坐禅会のような<説明と自己洞察法の実習>支援でこうした精神疾患の方の支 援をされる人がふえるでしょう。
 これまでのグループセッションでも、日記指導を受けずに参加し続けて改善したという人もいました。今期は、すべて、その形になりますが、真剣に実践する方は、改善すると信じています。効果は、1,2年後にわかるでしょう。
 うつ病や不安障害は、脳内(前頭前野や帯状回、海馬など)に神経生理学的な変調があり、そのため に、つらい心理的反応パターンが繰り返されると推測されます。それを変化させる ために、長期に(1,2年)呼吸法や自己洞察法を継続実践していく ものです。セッションで習うことを毎日自宅で実践していただきます 。日記指導を付加した方法では、30分の呼吸法(自己洞察法)を行 う人は改善しました。今期もこの点は同じだと思います。そういう地 道な実践のできない場合には、脳内に変化を期待できず、症状の改善 は期待できません。聞くだけ、参加するだけでは、変化がありません 。 心理的反応と神経生理学的な反応の相互作用を応用します。繰り返し、 健康な心の「意志作用」の練習を続けます。 実践してみたいという方は、ご参加ください。
 人数は30名までです。
Posted by MF総研/大田 at 22:59 | マインドフルネス心理療法 | この記事のURL