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うつ病の再発 [2012年05月20日(Sun)]

うつ病の再発

 うつ病は薬物療法で治る人も多いのですが、 再発を繰り返す人もいます。 ストレス状況が継続する場合や、新しいつらい出来事が起きた時否定的 な思考を渦巻かせるので、抑うつ症状を再燃します。 うつ病になると、左背外側前頭前野の機能低下、右内側前頭前野が過敏な脳に なっています。 このような状況が、逆にならないと再発するのです。左背外側前頭前野の機能 を活性化させて、右内側前頭前野を沈静化させると治るのです。 こういう逆転状況に持ち込むことは、薬物療法では成功しないことが起きてい るのです。再発を繰り返す人は、自己洞察瞑想療法(SIMT)の課題を繰り返し て、脳内に変化を起こすと改善します。
 SIMTでは、呼吸法を行いながら、さまざまな心理現象を観察する意志作用の 訓練をくり返すので、ワーキングメモリ(作業記憶)の機能訓練になってお り、背外側前頭前野の機能が強化されて、うつ病が回復するのです。

うつ病の再発、繰り返す

 いったん軽くなったうつ病が再発するのは、つらい思考を渦巻かせるからで す。もう一度、マインドフルネス心理療法(SIMT)をセッション1から行うと、 また改善します。もう、油断せずに、何が起きても、否定的思考に入らないで いれば、再発しません。8月から、グループセッションを再開します。 再発してしまった人も、もう一度、やってみてください。 改善したら、30分はしなくてもいいですが、5年油断せずに、毎日15分く らい呼吸法(自己洞察法)を行い、行動時の自己洞察(油断せず自分の心を洞 察している)を行っていると、つらい出来事がおきても再発しません。5年、 再発させないと、もう再発することのない脳神経になります。

思考は行動の一種

 元来、思考は、仏教でも西田哲学でも、行為の一種と見ています。すると、自己実現の意志作用で選択できるものです。思考するか、発語するか、身体的行為をするか、自由意志で選択すべきものです。自分も周囲の人も不幸にならない思考、発語、身体行為を選択して実行できるのが意志作用です。 これを活性化させるトレーニングをするのが、マインドフルネスの自己洞察瞑想療法(SIMT)です。これができるようになると、うつ病が改善します。
 非定型うつ病は、もう少し、複雑です。次に述べます。
薬や心理療法で治りにくい場合
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Posted by MF総研/大田 at 18:31 | マインドフルネス心理療法 | この記事のURL