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心理療法の臨床試験を早く行ってほしい [2012年04月04日(Wed)]
◆非定型うつ病はこんな病気
◆非定型うつ病はマイン ドフルネス心理療法(SIMT)ではこうして治す
◆非定型うつ病はマイン ドフルネス心理療法(SIMT)で治るわけ

心理療法の臨床試験を早く行ってほしい

テレビ・NHK綜合テレビによれば、アメリカの大規模な調査で、うつ病の薬物療法は3分の1しか 効果がないと伝えた。
 他の病気でも医師以外のスタッフが治療にたずさわっている。 たとえば、脳梗塞による半身不随になった患者には、作業療法士がリハビリテーションを行う。 骨折した患者にも、作業療法士によるリハビリテーションがないと改善が難しい。
 うつ病、不安障害も医師による薬物療法だけでは改善が難しい脳の病気といえる。医師以外の 脳機能のリハビリテーションの専門職が必要である病気という位置づけでいいと思う。
 うつ病や不安障害を前頭前野や帯状回、扁桃体などの変調としてとらえて、それを改善する脳機能のリハビリテーションの意味があるのが認知行動療法であるととらえることができる。 そういう意味での、精神科領域の脳機能の リハビリテーションの手法は、第2世代と第3世代の認知行動療法が欧米では効果が確認され ている。自殺が多い日本では早く臨床試験をするべきだ。どのようなスタッフが行うのがいいの か。作業療法士か、医療心理士か、新しい職種か。 毎年3万人以上、自殺している。 病院にくる患者の何割かは心理療法で改善する可能性がある。欧米の研究ではそう思われる。 早く試験して、導入してもらいたい。再発防止のためには、心の使い方のリハビリ (機能低下している抑制機能の回復訓練) を行うのがい いと思う。
 臨床試験を行えば、保険の対象になるだろうが、臨床試験は数年も先だろう。 自費負担なら、医師の判断でできる。臨床心理士が認知療法を行うクリニックがあるから、医師の理解次第である。 医師が理解を示してくれないならばやむをえない、患者さんが自分でさがして受けるしかない。 しかし、定型化したM&Aの方法で改善した事例を多く持つ心理士は少ない。「可能性がある」程度しかいえない。改善支援ができるスキルを持つ人が早くふえてほしい。 助かる命であるのに、症状がひどくて、自殺が起きる。偏見が強くて、「心理療法を普及してくれ」というおもてだった陳情がしにくい状況であり、一向に対策がすすまない。 患者さんが多いのに、命が失われる危険がある(自殺)のに、対策が日本では遅れている。不幸な状況である。
 やむをえない状況です。7月ころから、マインドフルネス心理療法(SIMT)のスキルを持つカウンセラーの育成講座を開始したいです。会場は、さいたま市か東京になりそうです。
タグ:うつ病
Posted by MF総研/大田 at 21:34 | マインドフルネス心理療法 | この記事のURL