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自殺:14年連続3万人超 5月急増 [2012年03月09日(Fri)]

自殺:14年連続3万人超 5月急増

 警察庁が、昨年の自殺者数を公表しました。 自殺者数は3万651人で、98年から14年連続で3万人を超えました。統計を分析した内閣府 は5月に自殺者数が急増したことを特徴に挙げています。「東日本大震災を背景とする経済的なリ スクの広がりが原因」との見方を示した。
 例年は、ピークは3〜4月や秋にくるのが例年の傾向といいますが、昨年は5月がピークでした 。  3万人以上もの、尊い生命が失われています。ご家族がどんなにつらいことでしょうか。 つらいことがあっても、うつ病が治れば、支援を受けて生きていくことができそうです。うつ病、不安障害を治すことも大変に大きな課題です。
 また、大地震の後では、10年くらい自殺が続く傾向があるので、報道でも、被災地の長期支援が必要 としています。 自治体が被害を受けたので、まだうつ病予防、治療、自殺予防の活動を開始する余裕がないことで しょう。経済的な問題の相談・支援ではなくて、やがて、うつ病、パニック障害、PTSDなどが治ら ないという問題が表面化するのは、2,3年後のことでしょう。メンタルな問題は、 息の長い関与が必要ですので、現地の受け入れ態勢ができたときに、マインドフルネス心理療法の専門家 の育成を行いたいと思います。6月の本の出版後、カウンセラーの育成プログラムのご説明にうか がうつもりです。うつ病や不安障害は、薬物療法だけでは治らない人がいます。大震災の被災地では、 10年単位で、うつ病、自殺のリスクが持続しますので、そういう病気を治すスキルを持つカウン セラー、看護師、NPOなどが、各自治体に一人以上、育成されるのがいいと思います。 マインドフルネス心理療法は、独特の心理療法ですので、必ずしも幅広い心理学の知識を必要とは しません。自分の心、心の働き、自己とは何かを瞑想、呼吸法を通して探求して、つらい現実でも受け入れていく心をつくります。従来にない心理療法です。病理のある問題と知識不足による苦脳とは別問題です。 私自身も、心理学は知りませんが、マインドフルネス心理療法を提供できます。 経済、雇用、子育て、進路、教育などのカウンセリングは、そういう問題をに詳しいカウンセラー と協働すればいいのです。うつ病、PTSDなどを治すスキルには、そういう産業領域の知識は必ずし も必要ありません。経済的に困窮しなくても、うつ病、PTSDが治らないということがあるのです。 色々な視点からの自殺対策が必要です。
◆どうしてマインドフルネス心理療法(SIMT)でなおるのか
Posted by MF総研/大田 at 20:17 | 自殺防止対策 | この記事のURL