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金子みすずの世界は?(2) [2012年02月19日(Sun)]

金子みすずの世界は?

 =(2)こだま? いいえ誰でも

 金子みすずの詩は、不可解なものが多いです。
 「こだまでしょうか」の最後も不可解です。

→詩の全体はこちらのHPでご覧になれます。

最後が

  「こだまでしょうか、
いいえ、だれでも。」
こうなっています。
 日本の芸術家には、自他不二の哲学を持つ人が多いので、彼女もそうではないかと、その 視点から読むと腑に落ちますが・・・。
 自己と世界が別ではない世界。自己が自己を没して、自己が他者(相手)世界を自己に包み映す。だから、相手の言葉はそのま ま、自己の心(場所)に映す。相手が「馬鹿」というと、私の心にそのまま「馬鹿」と現われる。 これは、すべての人の本質。「誰でも」。
 相手が「遊ぼう」というと、私の心にそのまま「遊ぼう」と映る(詩はここをいう)。しかし、 その後に、口から出る言葉は 「いやだよ」かもしれません。ここは詩には書かれていない。見えないところを詩に表す。
 こう納得しています。解釈は「みんなちがってみんないい」のでいいのですから。 東洋哲学といわれるそこから読むと不可解な詩がわかるような気がするのがあります。
Posted by MF総研/大田 at 20:25 | 今ここに生きる | この記事のURL