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助かった命がなぜ(14) [2011年12月19日(Mon)]

NHKスペシャル 東日本大震災
 =助かった命がなぜ(14)

 石巻市の職員に不安や抑うつの傾向

 石巻市と東北大が6−7月に行ったアンケート調査の結果を 朝日新聞が報道した(12/19)。
 不安や抑うつ状態が強くて専門家による心のケアが必要とされた職員は、回答した1437人のう ち12.5%の180人だった。
 「家族に死者・行方不明者のいる職員が多い傾向にあった。」というから、薬物療法だけでは、回 復が難しいでしょう。薬の効果を上回るほどの喪失による心理的ストレスが加わり続けると、薬物療 法だけでは回復が遅れる。心理士の方たちのケアが期待される。
 それでも不安障害や抑うつ症状が回復しないのであれば、さらに手厚いケアの必要があります。 過去における他の地区での大地震の後に、うつ病、自殺が5年以上にわたって増加しているのがわか っているのですから、10年の対策計画をにらんで来年から対策をとっていただきたい。 うつ病治療の対策が遅れると、長期間の休職となったり、自殺が起きる。「助かった命がなぜ」となってしまいます。遅れず、十分な対策をとっていただきたい。
 自治体や国 が処遇すれば、若い心理士も本気で、うつ病、自殺対策の行動に参加してくださるのではないでしょ うか。抑うつ症状が長引くと 死ぬおそれのある方に接する仕事であるから、気がぬけなくて心理士にも安定した心が必要で タフな仕事だから、体力気力ある真摯な人が参加する必要があります。
★東日本大震災関連の心の病気の懸念がある記事
Posted by MF総研/大田 at 10:01 | 災害とストレス | この記事のURL