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専門家の我執が心の病気の領域にも [2011年10月24日(Mon)]
 うつ病などを治して、自殺を防止するためには、支援にかかわる専門家(集団)が、自分の立場に固執することなく、広い立場にたたないと、関わる人の問題解決を遅らせたり、社会の発展を阻害することがあります。 長くたずさわってきて生きがいになっている専門家が自分の手法(治療法、仮説、思想)に執着(我執)して、人を囲い込むと、クライアント(患者、国民)の救済、社会的問題の解決をかえって阻害することがあります。自己の立場の執着、我執の害を西田哲学が教えてくれていると思います。
 NHKの報道と出版は、ごく一部を指摘したものでしょう。 専門家の指導で苦悩する患者さんがおられのです。専門家といえども、すべてを知っているわけでもないし、現在、他の国や日本の他の場所で、実用化されているものをご存知ない。 まずいといわれることをしてしまう。
 確かに、それぞれの手法、薬物が、従来は一定の貢献をしてきたのですが、人が変わり、環境、問題が変わっていきます。個人差があります。副作用があります。環境も、人も、技術も変化します。専門家は、 新しい問題の解決に従来の手法だけを固執してはならないと思います。新しい試みをしようとするパイオニアを従来の専門家(集団)が従来の立場から否定してはならないと思います。専門家(個人、集団)の利益、生きがい、プライド、面子を優先させず、社会全体の利益、社会貢献と調和しなくてはならないと西田哲学が教えていると思います。
 歴史上、後になって高く評価され社会に貢献するものを、当初パイオニアの人の活動を否定、妨害したのが、専門家(個人、集団)だった例が、歴史上数多く起こりました。
 大切な生命です。うつ病には自殺の危険性があります。長く、うつ病にかかわってきて、次の ように思います。希望です。お願いです。
  • 薬物療法の医師は薬物療法だけに執着して、患者が心理療法を受ける機会をうばってはならないと思います。心理療法を患者の前で否定しないでいただきたい。欧米の心理療法についての勉強をなさらず、心理療法を否定しないでいただきたい。心理療法で治る例も多いです。
  • 心理療法のカウンセラー、心理士は、自分の手法に執着して、クライアント(患者)が、別の治療法(薬物療法、他の心理療法、他のカウンセラー)を受ける機会をうばってはならないと思います。
    他の専門家(薬物療法、別の心理療法、別の心理士)にゆだねれば、そのクライアントは治るかもしれません。自分の手法だけにとじこめないでいただきたい。治せないのに長くかかわることは病気の場合は適切ではありません。長引いていると、その人の環境に変化があって自殺されることが起こりえます。
    病気には、現在の医療技術では難治性のものがあるでしょうが、うつ病ならば、 薬物療法、認知療法、マインドフルネス心理療法などでかなり治ります。 ご存知のとおり、欧米では、認知療法、マインドフルネス心理療法が盛んになっています。 クライアント(患者)がそれを受ける機会をせばめるような心にカウンセラーがしてはならないことと思います。
  • カウンセラーは自分のスキルの限界を自覚して、自分で一定期間扱って(治療して)改善しないのならば、他の専門家にゆだねるべきです。そのような連携、ネットワークを作ることこそ専門家しかできないでしょう。クライアントの依存心に甘えるのはさけていただきたい。依存を乗り越える(自立する)ことを教えるのも、カウンセラーの責務ではないでしょうか。

  • 専門家の我執
     =長くたずさわってきて生きがいになっている専門家(個人、集団)が自分の手法(治療法)に執着(我執)して 社会の発展、クライアント(患者)の救済をかえって阻害することがある。
    よって立つ立場が深く広いか
Posted by MF総研/大田 at 07:51 | 自殺防止対策 | この記事のURL