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家族の理解と協力が重要 [2011年05月28日(Sat)]

家族の理解と協力が重要

家族の心得

 うつ病や不安障害、過食症などが治らずに、長く苦しんでおられるかたが 多いです。
 ご家族も苦しまれることと思います。 心の病気を治すには、家族ぐるみ、その病気を理解して、 治療を受けることを支援なさるほど、早期に解決すると思います。
 早期の正確な診断、早期治療の開始です。
 こちらに家族のことに触れています。 病気のご本人は理解判断力が変化しています。 種々の本音(回避、逃避、不安、嫌悪など)が働いて 治療からも脱落しがちです。 ささえるのは家族です。  ご家族が真剣になると、治療、心理療法の課題、 セッションを止めないようにささえて協力できます。 家族のうつ病などの理解が必要です。 ご家族の無理解が症状を悪化させることさえ起こります。

 ご本人は、症状があって、理解、判断力が変化しています。 脳神経生理学的な背景があって、 悲観的、逃避、回避したい気持ちが強いので 「わからない」「難しい」といってやめる気持ちがまた起る人がいます。
 家族がその病気と治療方針を理解していると、脱落しそうになることをフォローできます。 いつも家族がいっしょに参加するほうが続けられます。 ご家族も老齢、経済、震災、事故、病気などから、いつまでもささえることが難しくなる時が来ます。だから、 できるだけ早期に治癒させることが大切です。今本気になるか、5年後に本気になるか・・。
 ご家族から本人に、治療プログラムへの参加を強くいうと、ご本人が感情的になって、家族不和になります。会話が絶えると「勘ぐりあい」が起きて長引く おそれがあります。 やさしく、誘い続けることが大切です。そのために、ご家族が病気を理解し、受けいれの心を持つことが大切です。だから、ご一緒にマインドフルネス心理療法のセッションに参加することが効果的です。ご家族もマインドフルネス、アクセプタンスの心が向上します。
 ご家族がいっしょに、参加すると、家族の不和が解消することもあります。こだわりつづけて、不和であったことがわかり、和解への行動をとることがあります。
 ご家族が、治療法を理解し信じることが大切です。 そばに、ささえてくださるご家族がいない方は、ご自分でこうしたこと(やめないことの自覚、自己を信じ、自己を愛する)を遂行するのですから、ご本人の治したい意欲、願い、信じる心がささえです。

カウンセラーがふえることを希望

 グループ・セッション方式にはついていけない患者さんも個別面接ではついていけるひとがいます。 かなり重症のうつ病、不安障害や高齢者のうつ病や家族の不和について、マインドフルネス心理療法の個別面接を継続してうまくいった例があります。 だから、個別面接できる時間的に余裕のあるカウンセラーや補助者がふえることを期待します。 被災地は特に、グループ・セッション方式だけではなくて、個別面接、訪問サービス、デイサービスが必要ではないかと思います。テキストも通常のものとは別のものが必要になります。
Posted by MF総研/大田 at 08:38 | 私たちの心理療法 | この記事のURL