場所の哲学=西田哲学 [2010年04月23日(金)]
場所の哲学=西田哲学西田哲学は東洋の哲学を説明したものです。小阪国継氏は次のように評価してい ます。西田哲学には、場所の論理、絶対無、絶対矛盾的自己同一、行為的直観、叡 智的世界、「作られたものから作るものへ」などの哲学があります。場所の論理も 重要です。
ところが、欧米のマインドフルネス心理療法のうちには、自己を無にせずに、自 己(自我、エゴ、自分の主張意見)を残して不快事象を自己の外に対立的に見て、単に「技法」とし て用いる場合がある。これでは、東洋哲学を背景にしたものとはいえない。治療効 果に差異が生じるだろう。 マインドフルネスやアクセプタンスが東洋の禅、東洋の哲学を応用したのであれば 、単なる呼吸法やヨーガなどとは異なるものである。欧米のマインドフルネス心理 療法には、東洋の哲学を考慮せず、単なる技法としてマインドフルネス、アクセプ タンスを利用したものがある。哲学の背景のない形式的技法になる。適応範囲に限界があるだろう。 マインドフルネス心理療法といっても、単なる形式のマインドフルネスと東洋の 無の哲学を背景にしたものがある。 東洋の本家である日本には、 東洋の禅の哲学(西田哲学が論理化)を背景にしたマインドフルネス心理療法を展開したい 。 自己洞察瞑想療法(SIMT)が欧米のマインドフルネス心理療法と置き換えることがで きないという理由である。 ◆セラピスト・カウンセラーを育成する人には哲学が必要になる ◆カウンセラー(セラピスト、医者)も自己洞察スキルの体験が必要 |


