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「死にたい」思い(3) [2009年11月17日(Tue)]

「死にたい」思い(3)

 「死にたい」思いは、子どもにも起きる。
 17日に「09年版自殺対策白書」が閣議決定された。 08年の学生・生徒(小学生を含む)は78年以降最多の972人となった。 自殺の理由(1人あたり複数)が特定された中では、学業不振や進路の悩みなど学校問題が33 7人、うつ病など健康問題が284人、家庭問題が81人だった。  「学業不振や進路の悩みなど学校問題」や「家庭問題」での自殺でも、そのような苦悩からう つ病、そして自殺である可能性がある。
    種々の苦悩→うつ病→希死念慮、自殺念慮→きっかけ→自殺
親も教師も子どものうつ病について勉強しておかねばならない。何の悩みであってもうつ病は起 こり、悪化すると「死にたい」という思いを持つ症状が起きるようになる。そういう中では、さ さいな出来事を最後のスイッチとして自殺を実行してしまう。 次の記事に書いた。  子どもは片頭痛や起立性調節障害、発達障害、いじめもある。そういう理由であるのに学校に 行かない、遅刻するなど、親が理解せず責めるとうつ病を深める。いくつかの問題を次に集めた 。  子どもにもうつ病、自殺が多いこと、その特徴を親も教師もよく勉強しておくべきだ。うつ病 、不安障害はできれば、子ども時代に、心理療法を受けて、予防的な心をマスターしたほうがい い。さもないと、感情系の脆弱性が残っていて、社会に出てから、大人のうつ病を発症しやすい。若い頃からの反応パターンが、後のうつ病、不安障害、依存症などに影響し、自殺に影響する。人生全般に一貫した反応パターンによって導かれる。自殺予防学の権威のシュナイドマンが言っている。  この自殺に至りかねない反応パターンは人生に一貫している。ストレスの強い出来事が人生上現われるとその反応パターンでは危ない。幸い、反応パターンは変えることができる。できれば社会に出ていく前、子どもの時に変えたほうがいい。
 ひどいうつ病、不安障害になっても還られるのだ。うつや不安が、ひどくなっていない子ども時代に治したほうがいい。
 認知行動療法やマインドフルネス心理療法を始めた人は、従来の嫌悪的反応パターン、回避反応パターンを発動して、中途半端でやめてしまわずに、1,2年、真剣にやって、反応パターンを変えてしまうのがいい。長い人生を、ストレスの多い人生をのりきっていくために。
Posted by MF総研/大田 at 18:45 | 自殺防止対策 | この記事のURL