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<目次>NHK「うつ病治療 常識が変わる」 [2009年09月29日(Tue)]
マインドフルネス心理療法の本
『うつ・不安障害を治すマインドフルネス
   ひとりでできる 「自己洞察瞑想療法」』(佼成出版社)
が出版されました。
  うつ病や不安障害などを治すための新しい心理療法が開発されまし た。 それを紹介した本です。本で紹介した課題を実践すると治ります 。
毎日、少しずつ実践して、脳内に生じていた変調に変化をおこ して症状が軽くなるのです。
NHK「うつ病治療 常識が変わる」<目次>
  • ★朝日新聞もイギリスの認知行動療法プロジェクトを紹介 まだある「うつ病、自殺対策関連の問題」
     以上がNHK取材班の本の内容ですが、この本で指摘されていない難しさを考えます。
    • <目次>無視・傍観・軽視・放置・見放される病
       =現在のうつ病治療、自殺対策はどこが問題か、どこがもれているか。
    • <目次>うつ病を治すスキルを持つ心理療法者は少ない
      心理療法的助言の提供は、資格は無関係。宗教者でもできるし、やっている。だが、うつ病の助言はスキルが必要である。治る理論のない方法で助言して悪化させてはならない。命にかかわる病気である。(悪化すると自殺する)
      うつ病の認知行動療法(マインドフルネス心理療法を含む)を 提供できるスキルが必要であるが 日本の医者、心理士はこのスキルを持つ人は少ない。認知行動療法を提供できれば誰で もいいかというとそうとも言えない。認知行動療法のセラピストにもうまい、下手があ る。認知療法の仮説、理論にも限界があることがわかってきた。その限界を補って患者 さんを治癒に導くのはセラピストのコミュニケーション能力、人格、動機づけなどマニ ュアルにない力量に左右される。

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  • Posted by MF総研/大田 at 14:46 | 自殺防止対策 | この記事のURL