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不安障害もマインドフルネス心理療法で改善します [2009年09月21日(Mon)]
不安障害もマインドフルネス心理療法で改善します。認知行動療法でも改善します。 薬物療法だけでは治りにくいので、認知行動療法やマインドフルネス心理療法を受けるとよろしいです。不安障害になると長期間(治らないと一生)苦しみますので、これを治療できるセラピスト(心理療法者=相談を受けるカウンセラーではない)が全国に必要です。
 認知行動療法がだめでも、マインドフルネス心理療法で治る人もいます。また、逆もあります。だから、一つの心理療法でだめだから、心理療法はみなだめだと思わず、他の心理療法、他のセラピストをさがすべきです。ひどいと、うつ病の併発、自殺もあります。一生、苦しむのはつらいです。
  • パニック障害
      (1)時々パニック発作が起きる=激しい動悸、過呼吸または息苦しさ、はきけ、 気が遠くなる感じ、 死ぬのではないかという恐怖感などが押し寄せる。
      (2)予期不安
      (3)種々の場面を回避(人ごみ、電車・バス・飛行機、高速道路、歯医者、美容院、狭い場所、ひとりでいる)
  • 社交不安障害(対人恐怖症を含む)
      (A)赤面恐怖=(人前で食事できない、会議などで発言できないなどの症状を伴う人もいる)
      (B)表情恐怖=(表情恐怖、態度恐怖など、面目つぶれの恐怖)
      (C)視線恐怖=(他人の視線による被害意識、自分の視線で他者を傷つけた加害意識、罪の意識、自己嫌悪の意識、など)
      (D)あがり症=人前で発言できない、そういう場面役割を回避
  • PTSD(心的外傷後ストレス障害)
      (1)外傷体験(トラウマ)の想起回避、回避行動、 (2)侵入的回想(フラッシュバック)、 (3)再三の悪夢
  • 全般性不安障害
      (1)A.(仕事や学業などの)多数の出来事または活動についての過剰な不安と心配、
      (2) 落ち着きのない、緊張感、 集中困難、心が空白となる、 睡眠障害など
      (3)仕事、学業、文化的社会的活動に支障
Posted by MF総研/大田 at 07:44 | パニック障害・PTSD | この記事のURL