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内閣府・地域ごとの自殺者の傾向を分析 [2009年09月12日(Sat)]

内閣府・地域ごとの自殺者の傾向を分析

 自殺者について、内閣府は11日、全国を行政区分などをもとに338の地域に分け 、地域ごとの自殺者の傾向を分析した統計を発表した。
  • 私の住む埼玉県では、自殺率は秩父・本庄地区が高い。健康問題(60代、70代 )、経済生活問題(50代)が多い。
  • 私の住む地区は、
    • 40歳代、50代、60代が多い
    • 無職、勤め人、自営業の順
    • 健康問題(50代、60代)、経済生活問題(50代)、家庭問題の順
 健康問題が多いようだ。身体疾患、うつ病、統合失調症、アルコール依存症、薬物乱 用などによる自殺。こういう疾患から、みな、うつ状態になる。 一見すると、この地区は、こういう方面の対策をとればいいいのだろうか。身体疾患は がんが多いだろうか。うつ病、アルコール依存症は何の要因からなったのかを分析する 必要があるだろう。
 自殺予防月間であるため、各地域の対策が紹介される。地域でネットワークを組み始めたところもテレビで紹介される。いくつかの関係者が あつまって、連絡をとりながら対策をとっている。この方向で 随分とうつ病になる人が減少することが期待できる。
 きがかりなのは、医者にかかってもうつ病が治らない場合の連携、対策はどう考えているのだろう。医者は連携について賛成なのだろうか。心理療法の専門家である臨床心理士などの団体はどう考えているのだろうか。
 人生には思いどおりにならないことが多い。金は大切だが、金ばかりではない。うつ病は、人生が思いどおりにならない時に、心の使いかたを違えるとうつ病になる 。どんなに社会的な制度がめぐまれても、金があっても、職を得ても、うつ病は起きる。人間関係、家族の不和、金以外にも大 切なもの(愛する人、愛するもの、家族の幸福、健康、生命、地位、面子、いきがい、生きる意味など)を失うことなど起こる。ど んなに経済社会的にめぐまれても、思いどおりにならないことは起きる。その時に、心の使い方次第(メンタルな視点)でうつ病になる。うつ病になれば、 種々の症状、精神活動の制止から社会活動が困難になる。病気が治れば、原因となった問題を別の視点か ら解決にとりくめる(メンタルな処理である)が、精神を病む病気であるので治らない と行動ができない。 うつ病になった時に、病気である限り、すぐれた治療法があれば、治して自殺せずにす む。 治して新しい生き方(喪失などを別な生き方で考えるというメンタルな側面が大きい)ができる。うつ病は薬物療法が効果がない場合でも心理療法でも治ることがわかっている(効果がないうつ病もあるが)。 マインドフルネス心理療法 では、精神疾患になるところには、心理的柔軟性の欠如があるという。若い頃から根本的に不安を感じて、悩みが多く、心の底から幸福を実感できなく、自己評価が低い人がいる。金でも薬でも解決できない根源的な不安。 この方面からの予防、治療はどのような社会でも必要だろう。全国共通、すべての地域、組織の共通のメンタルな方面の対策も すすめてもらいたい。
今日は、さいたま市で、うつ病やパニック障害、自殺念慮などに効果が高いマインドフルネス心理療法のカウンセラーを育成する講座です。これからでかけます。
 ほんのわずか種がまかれています。花がさき、新しい種がまかれていくでしょう。これも一つの可能性。
Posted by MF総研/大田 at 06:05 | 自殺防止対策 | この記事のURL