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6%の医師がうつ病により自殺について考える [2009年09月03日(Thu)]

6%の医師がうつ病により自殺について考える

 6%の医師が死や自殺について考える。こんな調査結果が9月2日、日本医師会が実施 したアンケートで明らかになった。医師会は今年2月、会員の勤務医1万人を対象に調査 を行い、3879人から回答を得た。
 「自殺や死について1週間に数回考えることがある」と回答した人が5・3%もいた。 「実際に自殺を計画したり、死のうとした」と答えた人(0・4%)と合わせると約6% いた。
「患者や家族からの不当なクレームやトラブルがあった」と答えた人は44・4%。
 過労、睡眠障害、患者からのクレームが医師にとってストレスになって、うつ病、うつ 状態になっている医者が多い。うつ病になると判断力が落ちるので、誤診、ミスや事故が 心配である。命を預かる医者の過酷な勤務状況を改善してもらいたい。
 マインドフルネス心理療法も医療関係者のメンタルヘルスに貢献できそうである。 調査で明らかになった次の点である。
 53%は、自分の体調不良を「他人に相談しない」と答えた。理由として
  • 「自分で対応できる」という自信
  • 「同僚に知られたくない」
  • 「自分が弱いと思われそう」
    と孤立しそうな状況がうかがわれた。
 もちろん、勤務時間が問題だが、こういう心理傾向はメンタルな問題もある。精神科医でない医者にうつ病 が理解されていないこと、知られたくないから近くの精神科医にかかりたくないという点 から。プライバシーが知られるので医者にかかりたくないというのなら医者ではなくて、心理カウンセラーの支援体制を作ればいい。 予防的な指導を受けるプログラムと、プライバシーを保持して心理療法を受けられるプログラムである。 心理療法は予防的に も実行できるものがある。兆候が出てきた早期の段階なら悪化させずにすむ。
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Posted by MF総研/大田 at 21:20 | 医者のストレス | この記事のURL