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うつ病の神経生理学的モデル [2009年06月05日(Fri)]

うつ病の神経生理学的モデル

 非定型うつ病のモデルは別に記載しましたが、主にメランコリー型うつ病の場合は、図 のような神経生理学的な機能変化が報告されています。 薬物療法はセロトニン神経(主としてSSRI)、ノルアドレナリン神経(主としてSNRI) などがあり、機能低下の改善になります。しかし、うつ病は前頭前野の機能低下が重い症状をひきおこしているので、前頭前野の機能が充分回復しないと再発が多いよう です。「死にたい」という相談をする人は、うつ病が重症化している可能性がありま す。 相談を受けたり、カウンセリングをしたりする場合、このような神経生理学変調に改 善の影響を及ぼすほどの強力な心理療法的介入がおこなわれる必要があると思います 。特に、前頭前野の高度の精神機能が重要です。神経生理学的な改善が起こらない助 言では、仕事などに復帰できない状況が長期化する可能性があります。その苦しみは 大きいものです。薬物療法を長期間行っても相談、カウンセリングを行っても長期間 改善しないのならば、適切な治療法、適切な介入ではないということになりませんか。治る 可能性のある病気なのですから、自殺防止には、治療効果の高い薬物療法、心理療法の研究開発、全国へ の普及が急務だと思います。
  • うつ病は、医者の診断を受けて、治療しましょう。薬物療法で治らない場合には、認知行動療法やマインドフルネス心理療法で治しましょう。
    マインドフルネス総合⇒研究所の「うつ病」の記事
  • 非定型うつ病はこちら
     拒絶過敏性、鉛様麻痺感、過眠、過食。
  • Posted by MF総研/大田 at 20:04 | 自殺防止対策 | この記事のURL