自殺者10年連続で3万人超す [2008年06月19日(木)]
自殺者10年連続で3万人超す2007年の自殺者がまた3万人超だった。10年連続となった。人数は3万3093人で 過去2番目に多い。全国紙が報道している。原因別では、健康問題、経済・生活問題、家庭問題、勤務問題の順である。そして、 健康問題の内訳では、うつ病が6060人で最多。 勤務問題の内訳は、多い順に「仕事疲れ」、「職場の人間関係」となっているが、この人 たちも、うつ病になっての自殺だろう。「仕事疲れ」、「職場の人間関係」もうつ病になる 要因であるから。 20歳代も3309人、19歳以下は548人で、小学生は8人、中学生は51人、高校生 は215人だった。こんなに若くして自殺する。 日本はストレスが強い社会で、地域でのささえがなく悩む人が孤立する社会となっており、うつ病は誰でもかかるおそれがある。しかも、必ずしも薬物療法だ けでは完治しない人が多くて苦しみ続ける。長引くと自殺する。そんな苦しい病気である。 うつ病は、どこの家庭でも起こりうる。もっと多くの人がうつ病の予防、治療に関心を持 ってほしい。 うつ病は経済的貧困、勤務条件、多重債務、介護支援不足、いじめ、など社会的な要因がある。この改善対策が重要だ。そのほかに、うつ病の治療の体制の構築も必要である。社会的要因から解放されて、ストレスを軽くした状況での治療にはいいっても、うつ病が治らない人も多い。うつ病の治療法も遅れているのだ。社会的要因からと治療法の向上の両面の対策が必要である。 うつ病には認知療法、マインドフルネス心理療法、弁証法的行動療法、行動活性化療法などの心理療法もある。だが、数ヶ月、通院が必要である。どうしても、地元のセラピスト(精神科医、カウンセラーなど)でないと支援できない。各県に数か所、うつ病を治す専門のカウンセリング所が必要である。 |


