不安障害の不安・恐怖(2) [2008年03月22日(Sat)]
不安障害・非定型うつ病の不安・恐怖(2)=PTSD,トラウマ 不安障害や非定型うつ病に、不安発作がある。PTSD、トラウマのフラッシュバックも、恐怖体験が再現される。 不安恐怖は、無意識に起きる。すばやい経路が活 性化する。不安障害、不安発作の克服、治療の方針を考えてみたい。(前の続きです。) 治っても不安恐怖の部分は活性化したまま
パニック障害もマインドフルネス心理療法で治療できるが、認知の修正の技法を用いないで、呼 吸法を用いる注意集中、思考の徹底的抑制、思考の解放が主な心理作用である。やはり、抑制の強 化が起きているのではないかと推測される。不安障害は、一般的な(恐怖の対象になっているもの の抑制でなくて)抑制力の強化で、症状が軽くなるようだ。 恐怖の対象へのエクスポージャー法ではなくても、縫線核セロトニン神経や前頭前野の抑制が強 化される技法でいいわけだ。マインドフルネス心理療法は、呼吸法や運動によって、一般的な抑制 力の向上の作用によって、治癒するのだろう。治癒した時に、過敏な扁桃体は変わっていないよう だ。そうすると、前頭前野などの抑制力が再び低下すれば、再発するだろう。治った人は、呼吸法 や運動は継続したほうがいいのだろう。実際、そのように助言もしている。治っても、呼吸法など を続けたほうがいい。続けている人は再発が少ない。再発しても、軽くて、また治る。 (続く) |
Posted by
MF総研/大田
at 23:15
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