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マインドフルネス心理療法をやってみて疑問(1) [2007年11月19日(月)]

マインドフルネス心理療法をやってみて疑問(1)

 マインドフルネス心理療法(自己洞察瞑想療法)の課題(呼吸法など)をやっ てみると、疑問や「うまくいかない」「できない」などの考えが出てきて、もう 、練習をやめたくなることがあります。やめるのであれば、「すぐ失望する」「 ながつづきしない」従来の反応パターンです。つらさのうずから、ぬけられませ ん。色々なこと(大きく分類しても、6つの柔軟性の欠如)を学びますので、3 か月は、カウンセリングに来ていただきたいとお伝えしています。
 ここに掲載するのは、たいていの人に予想される疑問、反応です。
 (マインドフルネス心理療法は、 別の記事に書きましたように、すぐれた効果があります。アメリカでは 、盛んに行なわれて効果が確認されています。)

1.否定的反応が変わらない

  • 「うまくいかない」と思った。
       「うまくいかない」というのは、評価判断だから、そういう評価判断は、やめ て、実行を続けてください。薬の場合も、きくしくみがわからないのに、服用す るではありませんか。課題が「うまくいかない」と思っても、しばらく、続けて ください。他の効果的な治療法があれば、それをするために、こちらはやめると いうのであれば、やむをえませんが、やめて何もしないという状態を続けたら、 、つらい症状、つらい状況が続くのではありませんか。
  • 「呼吸法は、面白くなかった。イライラした。」
       面白くないものは、嫌いだという考えを重視して、やめようといういつもの逃 げる(回避、逃避)方向が出てきています。「自分のお気にいり(何もしないで いる楽)に執着する」傾向が変わっていません。薬は苦いが効果があります。呼 吸法は面白くなくても効果がでてくるかもしれません(治療法ですから、個人差 がありますが)。
       「面白くない」「イライラ」したり、やめたい、思いが起きたら、そういう思 いが起きていると確認して、また、呼吸にもどってください。イライラが起きた ら、起きた、と観察して、呼吸法を続けます。面白くないけれど、やったのです から、やっただけのことはあります。イライラしたけれど、やれたのです。そう した練習を繰り返していけば、別なこと(対人関係とか)で面白くないことやイ ライラしたときでも、呼吸法をやれば、つらい思いから心が離れて、無茶な行動 をしなくてすむ力がそなわってくるかもしれないと思えませんか。
  • 「30分できないから、自分にはできない。」
       最初は、5分でも、10でも、いいでしょう。少し、長期戦でやっていきまし ょう。どのくらいできるかは、症状の程度、病気になってからの期間など、個人 によって違いがあります。他の人とくらべず、少しづつふやしていけるようにし てください。

    <理解しておきたいこと>
     しばらくの間実践しないで、従来のように、すぐに、否定的、悲観的な判断を 、しないようにしていただきたい。そういう反応パターンをくりかえしてきたか ら、病気になった、ながびくということがあります。前頭前野の機能低下が起き ていて、評価判断する機能自体が低下しています。療法について、否定的な判断 をしてやめるのではなくて、しばらく、課題を実行することが大切です。 心理的ストレスが関係する病気ならば、呼吸法は、程度の違いはありますが、効 果がゼロということはないでしょう。「呼吸法を用いる心理 療法の効果」を理解して下さい。呼吸法をしっかり実践すると、否定的 な思考が長くは続かなくなります。否定的な思いが起きても、呼吸法にもどる。 これを繰り返します。
 カウンセリングは、ただ、呼吸法をするだけではありません。多くの心得を学 びます。3カ月は、通ったほうがよろしいです。薬だって、6カ月、3年でも医 者に通院するのです。カウンセリングも3カ月、通ってもいいではありませんか 。

(続く)
やってみて否定的な思いがまた、やらないで否定的回避的思いが
 =マインドフルネス心理療法
Posted by 埼メンタル協会/大田 at 23:03 | 私たちの心理療法 | この記事のURL