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「うつ病」の誤解を正す(2)=テレビ東京 [2007年10月04日(木)]

「うつ病」の誤解を正す(2)=テレビ東京

 10月1日、テレビ東京(12チャンネル) で、うつ病のことを詳しく解説しました。(19:00「主治医が見つかる診療所」)
 ”うつ病”の誤解を正す大特集、ということで、いい番組でした。
 ビデオに録画しました。治すのに、また、予防にためになる内容が多かったので、今後 、少しづつ、みておきましょう。

(2)「ゆううつ」と「うつ病」の抑うつ気分の違いは?

 うつ病になると、抑うつ気分があるという。でも、普通だれでも、落ち込むこと、ゆう つになることがありますが、その違いは? という質問です。

 うつ病の抑うつ気分や落ち込みは、2週間以上、続くというのです。

(3)男性と女性で、どちらがうつ病にかかりやすいか?

 自殺は、男性の方が多いので、うつ病も、男性が多いと思う人が多いでしょう。

 でも、正解は、「女性のほうが、男性の2倍多い」

 姫野医師は、女性が多い理由は、次のようなことが推測されるといいました。
  • 女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が、生理の周期で、下がる時があ る。エストロゲンの分泌が下がると、セロトニンの分泌が下がる。それで、精神が不安定 になりやすい。また、更年期にも、エストロゲンの分泌が下がるから、セロトニンの分泌 が下がる。そのために、女性は、うつ病になりやすい。
     産後うつ病は、お産のつらさを緩和するのに、βーエンドルフィンが分泌されるが、産 後の落差が大きいために、うつ病になりやすい。また、子育てがはじめてのことで、ストレスが大き い。
 「健康用語辞典」には、次のように、書いてある。
    「女性ホルモンのひとつで「卵胞ホルモン」とも呼ばれるもの。排卵の準備をするホルモ ンで、生理の終わりごろから排卵前にかけて分泌が高まる。40代半ば頃から分泌が急激に 減少しはじめ、うつやイライラ、不眠、倦怠感などのさまざまな更年期症状の原因となる 。」
 エストロゲンと、セロトニンの関係は、「医療相談と老人介護」のHPに、次のように 、書いてある。
    「セロトニンとは、脳内で分泌される神経伝達物質のひとつで、トリプトファンという名 の必須アミノ酸の代謝過程で生成されます。また、他の神経伝達物質であるドーパミン( 喜び、快楽)やノルアドレナリン(恐れ、驚き)などの情報をコントロールし、精神を安 定させる作用があるため、この物質濃度が低下すると、不安やうつなどの精神症状を引き 起こすといわれています。 また、近年の調査結果では、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが視床下部神 経核のセロトニン活性に影響を及ぼすことが明らかになり、 エストロゲンとプロゲステ ロンの分泌が減退する黄体期後期にはセロトニン分泌も低下することが知られています。 」
 トリプトファンは、バナナ、大豆製品、乳製品、肉などに含まれている。こういうもの を食べると、セロトニンが合成される。 女性は、エストロゲンが充分分泌される時には、セロトニンがよく分泌される。エストロ ゲンの分泌が下がった時に、感情が不安定になり、うつ病になりやすい。 こういうわけで、男性よりも、女性の方が、うつ病になりやすい。
 女性の方が、うつ病になりやすいわけは、まだ、あります。
Posted by 埼メンタル協会/大田 at 20:31 | うつ病 | この記事のURL