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自殺は防止できる=家族ができることから行動を(1) [2007年08月25日(土)]

自殺は防止できる=家族ができることから行動を(1)

なぜ自殺するのか、うつ病からの自殺が多いということが理解がされていません。うつ病について 、すべての人が 理解しておく必要があります。自殺されたら、家族にとっても、組織にとっても、大変な苦し みです。特に、愛する人に自殺されたら、家族は一生、苦しみます。自殺とうつ病、パニック 障害などについて、理解しましょう。 「自殺しないで」というよびかけも、うつ病についての理解がないよびかけでは、うつ病という病 気によって「死にたくなる」という人の苦しさ(よびかけ、説得では修復されない脳の変調が起き ている)を知らず、素通りしてしまいます。 薬物療法があると安心してはいけません。薬物療法では治らない患者も多いのです。ご家族は注意 しておかなければなりません。 誰でも、うつ病、パニック障害にかかる可能性があることを理解する必要があります。 うつ病やパニック障害について、その発病の仕組み、治らないわけ、そこを治す方法をよく理 解することが大切です。 そして、実際に治す技法を実行すればいいのです。 その方法には、薬物療法や認知行動療法がありますが、それでも治らない場合でも、 自己洞察瞑想療法(マインドフルネス心理療法)があります。 マインドフルネス心理療法での治し方は、次の索引をご参照ください 。 自殺防止には、家庭での対策が重要です。家族が、うつ病・自殺について理解しておらずに、 家族ができるかもしれない支援をしていない場合もあります。家族でできることには限界がありま すが、うつ病とわかったら、治すために家族にできることがないか勉強すればいいでしょう。 子どもも大人も、死にたくなっている、無気力になっている、人にあうのがこわい、つらい、 そういうことが「うつ病」(大うつ病に該当しない軽いうつ状態を含む)になっているということ を知らない場合がある。うつ病はわかりにくい病気です。支援者をさがして支援を受け、カウンセ リングを受け、問題解決への助言を受ければ、死なないですむ場合があり ます。でも、そういうことを知らない、親にさえも、支援を求める言葉を言えない、行動を起 こせない人もいます。
 だから、本人が言わない場合もあることを察して、(問題の有無にかかわらず)、家族全 員で、毎年1回くらい、うつ病、自殺防止の勉強をする、勉強会などに参加することをおすすめし ます。
 そうすると、自分のつらさも、うつ病かもしれない、と気づくかもしれません。
 そういう話を聞くと、やはり親には言おうと思うようになるかもしれません。
 どうしても、親には言えなくても支援してくれる団体になら相談できるかもしれません。

 うつ病、自殺の危機は、一生あります。社会に出る前に、毎年1回、しっかりと、うつ 病、自殺防止の勉強をしていれば、一生、役に立つと思います。  

子どものうつ病、非行犯罪、自殺

 子どもは、種々のストレスで悩み、自傷行為をする、自殺する、非行犯罪をおかす、などの 行為が社会問題になっています。親が子どもを不幸にしている場合もあり、それがわかっても、 親には自覚がなかったり、また、自分の非を批判する外部からの介入を拒む傾向が強いので、 子どもの自殺、非行犯罪防止の活動は大変むつかしいです。

家族ができることから

(次へ続く)
連載記事=自殺は防止できる
Posted by MF総研/大田 at 16:36 | 自殺防止対策 | この記事のURL