有酸素運動は「うつ」を迅速に改善 [2007年06月19日(火)]
うつ病は運動で治る(6)=行動活性化療法など=ドイツのフリー大学のフェルナンド・ディミオ教授の研究=有酸素運動は「うつ」を迅速に改善 運動するとうつ病が改善するという外国の研究者の研究成果を生田哲氏の著書でみている。ドイ ツのフリー大学のフェルナンド・ディミオ教授の研究成果が雑誌「ブリティッシュ・ジャーナル・ オブ・スポーツメディスン」に発表された(2001年)。有酸素運動は、抗うつ薬よりもすばやく うつを改善するというものである。効果の発現の早さである。 対象は、平均9カ月間、深刻なうつ状態の男女12人の患者。(平均年齢49歳、男性5人、女 性7人)。そのうち10人は、抗うつ薬を服用したが、改善の効果が見られなかった患者である (1)。
2人の被験者のうつはやや改善した。 4人の被験者の状態は以前と変わらなかった。」(2) まず、自学自習をこうして、抗うつ薬で改善しなかったうつ病の患者でも、運動によって、うつ病を改善する(も ちろん、一部の患者)ことが実証されている。しかも、再発が少ない。こういうすぐれた効果があ るが、現在の医療制度では、これを指導してくれる医者は少ないだろうから、当分、自習するしか ない。方法が、詳しく書かれた参照文献を読んで試みていただきたい。しかし、今後、自殺対策基本法による自殺防止活動のために、薬物療法で治らないうつ病の患者 に、指導する団体が出てくることを期待したい。 マインドフルネス心理療法とは、方法や効果の点で類似するので、この運動療法は、一定の効果 があるだろうと思うために、推薦している。うつ病が治り、自殺する人が一人でも減少してほしい 。上記のように、顕著な効果があったのは、5割である。この運動でも、効果がない人が出てくる だろうが、ほかに、認知療法やマインドフルネス心理療法もこころみて、いただきたい。
(1)本事例は「うつ・ストレス・不安には「軽い運動」」生田哲、PHP研究所、29頁による。 (2)同上、30頁。 (3)同上、30頁。 (続く=>なぜ、運動は、うつに効くのだろうか、など)
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