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あなたの組織には言論、学問の自由がありますか [2017年05月25日(Thu)]

あなたの組織には言論、学問の自由がありますか

 朝日新聞が、このようなニュースを報じました。

 「米国は空気が新鮮で、言論の自由もある」――。米国のメリーランド大学の卒業式でこんなスピーチをした中国人女子留学生が、中国で「国を侮辱した」などと激しい非難を受けている。本人は謝罪に追い込まれたが、「指摘は正しい」と支持する人もいる。

http://www.asahi.com/articles/ASK5S40WJK5SUHBI010.html

 日本でも、至るところの組織に言論の自由、学問の自由がないところがありそうです。 力を持った先輩、指導者、幹部の解釈と違うことをいうことはできないはずです。左遷、いじめ、降格、追放、・・・。
 力の弱い人は、権力をもった人と違う意見をいうことが制限されます。生き残るためには迎合が求められます。よく、ドラマに描かれます。現実に多いようです。心の寛大な幹部は少ないはずです。
 世界全体の利益よりも、己の満足を優先させる叡智的自己(無数に細分化された世界で限定された領域だけの専門家)のエゴイズム。 そのことによって、その組織全体がエゴイズム的に社会に働いていきます。西田哲学が教えています。
  V・E・フランクルがいう、学問における全体主義、画一主義、還元主義の押付け。

 ここで「組織」というのは、国、収入を得る職場だけではなく、ボランティア団体、学術団体、趣味の団体などすべてをさします。広くは「家庭」までもそうです。クライエントの立場、サービスを受ける立場からは、サービスを提供する組織と個人との関係もさします。病院、役所、学校、各種施設と関係を持つ個人との関係。教師と生徒、医師と患者、宗教者と信者、学問の成果を提供する講座の主催側と受講者、自己啓発プログラムの提供者と受講側との関係、等々。

 あなたの組織では、言論の自由、学問の自由がありますか?

(続く)
Posted by MF総研/大田 at 16:21 | エゴイズム | この記事のURL
マインドフルネス精神療法研究第3回発表大会 [2017年05月23日(Tue)]

マインドフルネス精神療法研究第3回発表大会

5月20日に開催しました。

http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/nenjitaikai/03kai/taikai-03-photo.htm
Posted by MF総研/大田 at 21:30 | マインドフルネス心理療法 | この記事のURL
社交不安、パニック症、非定型うつ病のマインドフルネス実践体験記 [2017年05月15日(Mon)]
マインドフルネス精神療法研究第3回発表大会です
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/nenjitaikai/03kai/taikai-03.htm

社交不安、パニック症、非定型うつ病のマインドフルネス実践体験記

 奈良県で支援活動をなさっている 「マインドフル*スマイル」のホームページに、マインドフルネスSIMTで取り組まれた人の 体験記が掲載されました。ありがとうございます。こうした体験記が、苦しんでいる他の人の参考になります。うつ病、非定型うつ病、不安症/不安障害、PTSD,過食症などあきらめないで、ためしてみてください。集中力などの問題でないので、他のマインドフルネスがいうほど簡単ではありませんが、希望があります。

http://web1.kcn.jp/mindfulsmile/experience.html

 マインドフルネスSIMTは、日本で開発された、マインドフルネス心理療法ですが、深い位置までも達する心の病気の改善支援にとりくんでいます。
 社交不安、パニック症、非定型うつ病のどれも、簡単には改善しません。10か月の長期にわたって支援するのを標準とします。 山口さん自身が、パニック症とPTSDをSIMTで改善した(10年前ほど前)と書いておられます。 その後、このSIMTで支援者になりたいと認定講座を受けて支援者になり、数年。
 ここに体験記に書かれているように、1年近くたっても「完治」しません。あと、半年から1年くらいかかるでしょう。それほどに難しい病気です。しかし、希望があります。ここまで改善なさったのですから、もう少し続けると、完治も期待できます。そして、あきらめていた「人生価値」の実現に向けて新しい人生を生きることができるでしょう。(実は大田健次郎自身が社交不安症的でした。つらいです。夢を持つのに踏み出せない)

 山口さんは、事業のかたわら、このマインドフルネスSIMTの活動をなさっておられます。 こうした形で、全国にマインドフルネスSIMTのカウンセラー(マインドフルネス瞑想療法士、MMT)が現れることを希望します。希望する人なら受けられますというオープンのMMTは、北海道、北東北、中国、四国、南九州にはまだおられません。沖縄に誕生しました!
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-03/99-all-katudou.pdf
機関誌『マインドフルネス精神療法』のご購入方法
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/kikansi-mokuji.htm

全体の概要、一部、本文全体
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-03/jjmp03-hp-index-2.htm
Posted by MF総研/大田 at 07:49 | マインドフルネス心理療法 | この記事のURL
鈴木大拙博士は「誤りを犯した人」か「偉大な禅哲学者」 [2017年05月14日(Sun)]

鈴木大拙博士は「誤りを犯した人」か「偉大な禅哲学者」

 今日のNHK「こころの時代」は、鈴木大拙のことを語られました。 偉大な学者です。禅や仏教学者、哲学者から絶賛されています。
 一方、ひと月前に、NHK出版から出た本は、鈴木大拙は誤りを犯したという。仏教学者の先生です。どちらも、学問のよそおいがあります、どちらを採ったらいいのでしょう。
 対象論理の立場でみて争う、批判する立場と、それが出てくる根源の立場から見る違いでしょう。鈴木大拙の深い立場は、世界にも知られているそうです。それを日本人が否定する。 学問って何でしょうね。

 学問らしいものがこうですから、マインドフルネスや瞑想にも、独断的な解釈をするカルト的なものがはいりこむおそれがあります。3,40年前は、カルトは、ヨーガ、自己啓発セミナーなどで誘うといっていました。今は、「マインドフルネス」でも誘うでしょう。 用心が肝心です。健全な「マインドフルネス」は、どういうものか、大学生は知っていたほうがいいはずです。

 このタイミングで、同じNHKから、なぜ、鈴木大拙博士の賞賛の番組なのでしょう。出版部門の鈴木博士否定のおわびなのでしょうか。両方の立場を紹介する公平性なのでしょうか。少しほっとしたのは事実です。鈴木禅学と西田哲学は補完しあっています。西田哲学は、人間の人格の平等性を説明したともいわれています(永井均『西田幾多郎―「絶対無」とは何か』NHK出版)。専門家もそうでない人も対象論理の思想解釈で争うが、共通な人間性がないのか。 学者は偉いのか。庶民は偉くないのか。対象論理の思想の差異ではなくて、それを生む人間共通の人格性がないのか。そこを鈴木、西田は言っているのではないのか。誤りを犯したというのは、浅い対象的論理の立場からしかみないからではないのか。そういう気がします。

 宮沢賢治や金子みすゞは、根底の平等性を教えたと思います。 西田哲学も鈴木禅学もそこに切り込んでいると思います。大学で教えられないのは、悲惨です。人生の途上で、悩みが深刻になります。そういう時に、言葉たくみな、自己洞察の浅い人間の作り上げた思想、科学の仮面をかぶったものにとじこめられて、さらに苦悩を深めるおそれがあります。 若者の自殺が減少しません。健全な心のケアをする団体をノミネートすることができればいいのですが、とても難しいです。
Posted by MF総研/大田 at 18:37 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL
うつ病や不安症に有効な マインドフルネス精神療法SIMT [2017年05月07日(Sun)]
マインドフルネス精神療法研究第3回発表大会です
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/nenjitaikai/03kai/taikai-03.htm
佐藤福男氏の発表が予定されていましたが、大怪我をされましたので、大会での発表は中止になりました。

うつ病や不安症に有効な マインドフルネス精神療法SIMT

機関誌『マインドフルネス精神療法』第3号の佐藤福男氏の論文の要約です
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-03/82-satou.pdf

 佐藤福男氏は、非営利 一般社団法人 マインドフルメイト代表です。

   佐藤氏は、マインドフルネスSIMTを用いてうつ病などのかたの支援が8年目を迎えました。 山梨を拠点に、東京、名古屋でもセッションを開催しておられます。 豊富な改善支援の実績があり、エビデンス集を出版されました。 今回は、マインドフルネスSIMTによる改善の経過を紹介されます。

 論文の一部の引用です。
 「うつ病や不安症(パニック症を含む)の特徴の一つに再発をくり返す事があります。再発とは、一度良くなってもその後にストレスが加わる事によりふたたびうつ症状などが起きてしまう事で、ともすると何度も繰り返す人がいます。病院で処方される薬等で、その症状をある程度緩和をさせる事が出来ても、この病気の原因になっている心理的な要因を解決しないと、再発をくり返す事になってしまいます。 」(『マインドフルネス精神療法』第3号,p84)

 薬だけで治すと再発が多いといわれます。SIMTで治ると再発しにくいです。
機関誌『マインドフルネス精神療法』のご購入方法
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/kikansi-mokuji.htm

全体の概要、一部、本文全体
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-03/jjmp03-hp-index-2.htm
Posted by MF総研/大田 at 22:01 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL
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