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2017年前半のITトレンド [2017年09月07日(Thu)]

今年も半分を経過した。年頭にブログで予測した今年のトレンド(「2017年の国内ICT動向を占う」[20170207]の現状を振り返ってみたい。主要キーワードは「働き方改革」「オンプレミス回帰」「Xテックの活発化」「ブロックチェーン」の4つだ。


1.「働き方改革」は、政府の政策ともなっている。これに便乗して、なんでもこれに結び付ける「こじつけ」もあるが、業界として、間違いなく自社の戦略を打ち出すベースとして扱うケースが増加している。例えば、日本マイクロソフトはクラウドの売り上げ比率が、直近で47%となったが、その伸長の要因を「働き方改革」と見ている。


2.クラウド自体は、全体として伸びているが、一方で、「オンプレミス」が見直されている。その要因は、クラウド化してもコストが必ずしも下がらない、「データを社外に置きたくない」という根強い考え方、オンプレ型の新しいソリューションとして、次世代の仮想化インフラとして注目を集めているHCI(ハイパーコンバージドインフラ)の登場があげられる。


3.既存産業に Techがついた単語はXTech(クロステック)」と呼ばれている。既存業界に最新のIT技術を適用し、イノベーションを図る動きが活発化している。金融系の「フィンテック」が先行しているが、様々な分野で「XTech」が登場し始めた。例えば、農業分野の「AgTech」、教育への応用「EdTech」、人事系「HRTech」などが登場し、百家繚乱の趣を見せている。


4.「ブロックチェーン」技術の先進事例が最近出現した。高さ日本一の超高層複合ビル「あべのハルカス」(大阪市)で、ブロックチェーン技術を活用した仮想地域通貨「近鉄ハルカスコイン」の運用実験が91日に始まった。一方、黎明期にあるブロックチェーンの普及に向けて、国際産学連携グループとして「BASEアライアンス」が近く設立される。「ブロックチェーン実現のために、オープンな議論のもとに、技術を継続的に改善していく」ことを目的としている。


IT業界は、もともと変化の激しい世界で、ドッグイヤーともいわれてきた。最近のITは日進月歩のテンポがさらに加速し、目を離せなくなっている。


投稿者 JISCA会員 倉石 英一 kuraishi@kkcom.com JISCA照会先 info@jisca.jp


出典

・週刊BCN 「2017年上半期 ITトレンド総決算」 2017821日号

・週刊BCN 「ブロックチェーンの革新 日本の学術界から産学連携主導の動き」2017821日号

・メルマガ ITpro最新ニュース 「あべのハルカスが仮想通貨を大規模利用」 201796

Posted by JISCA at 15:37
HRにおける働き方改革をAIで実現 [2017年07月16日(Sun)]

HR×AI」(HRHumanResources:人事)の事例は、今までそれほど多くないと思われるが、ここにきてかなり動きが出てきている。今回は、国レベルの動向と民間事例2件について報告する。


先ず、国レベル、産業界全体での動向を見よう。国の政策「働き方改革」の実装は、まさに急務だ。昨今は先進技術のHR領域での応用が注目を浴び始めており、研究活動が活発化している。こうした中、人事評価や採用、人材育成等へのAIの活用やIoTによる労務管理、ビッグデータを活用した人材運用など企業における人事機能の向上が求められる。

経済産業省主導で推進される「IoT推進コンソーシアム/IoT推進ラボ」で「HR-Solution Contest」を開催。企業が抱える多くの人事・労務上の『課題』を解決するための優れたアイデア・ソリューションを募集している。(最終選考会は725日)


事例1:TIS社、HRAI(機械学習)の導入

同社は、HRテクノロジーを活用した人材マネジメント、人事課題に取り組む。クラウド、IoT、データ分析、AIなどの最先端テクノロジーを活用。働き方改革を含む人事業務変革、人事業務における「デジタルシフト」を目指す。

まずはAIの手法<機械学習>による実証実験を行った。テーマは「退職リスク予測分析」。過去のデータから、退職に影響を与える要因を探り、退職防止施策に役立てる。影響分析の結果、過去の異動回数や通勤時間が退職傾向に影響があり、人事の肌感覚とは異なる視点の示唆が得られたという。

その結果、「退職者予測モデル」を構築し、現有社員に適用して退職リスクを80%以上の精度で予測できた。AI(機械学習)による業務での活用の可能性を確認できたという。

その後、この成果を生かして「HRアセスメントサービス」として事業化している。「機械学習×人事コンサルタント」、「データハンドリング技術」等のメニューが提供されている。


事例2:フォーラムエンジニアリング社、IBMWatsonによる人材マッチング

最適な“人財”選出にAIを活用、マッチング精度の飛躍的向上で新ビジネス創出を目指す。

人材確保と採用精度の向上は、どの企業でも喫緊の課題だ。ところが、人間が行う採用活動では、ミスマッチも多い。人工知能(AI)と会話しながら人材マッチングを行うシステムを開発し、さらに公開を果たした企業がある。技術者に特化した人材サービスを全国で展開する「フォーラムエンジニアリング」社だ。そこで活用されているのがIBMの人工知能 Watsonだ。同社はWatsonを活用した人材マッチングビジネス「Cognitive Staffing」を展開する。流動化する技術者と技術者を求める企業を適切にマッチングするサービスへのニーズは、今後さらに高まるのは間違いない。

以上2件の事例は、奇しくも、人事業務の入口(採用)と出口(退職)を取り上げているのが興味深い。


(投稿者 JISCA会員 倉石 英一 kuraishi@kkcom.comJISCA照会先 JISCA@jisca.jp


出典

・経済産業省サイト「IoT推進ラボ-5回「IoT Lab Connection」及び「HR-Solution Contest」を開催します!」2017510

http://www.meti.go.jp/press/2017/05/20170510004/20170510004.html

TIS主催セミナー 講演「デジタルHRが切り拓く人材マネジメント上の真の課題の発見」(TIS 駒井成彦氏、板井夏枝氏) 2017516

フォーラムエンジニアリング社サイトIBM Watson」を活用した 日本初の人材マッチングシステムを運用開始」2016426https://www.forumeng.co.jp/topics/2016/445.html

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Posted by JISCA at 10:55
「RPA革命の衝撃」〜オフィスロボット大活躍〜 [2017年05月10日(Wed)]

RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション、デジタルワーカーとも呼ばれる)がここ1年、キーワードとして急速にクローズアップされている。ロボットというからPepperのようなハードウェアを連想するが、RPAは完全なソフトウェア(Excelのマクロに似ている)だ。


RPAの開発環境の画面を見ると、共通しているのが、ロボットの動きをプログラミングすることなく開発できることだ。開発者がパソコン画面を実際にマウスやキーボードで操作すると、その一連の操作をロボットが確実に再現していく、つまりロボットが操作を記憶するのだ。業務プロセスを変更する必要はないから導入のハードルは低い。あとは、データをどんどん読ませるだけだ。人と違って間違いはせず、24時間365日稼働だ。


では、どんな業務に向いているのか。典型的なケースは、保険会社の手書きの申込書の点検だ。40項目の内容チェック業務をロボット化。200件の申込み書を1分で点検できたというから凄い。これで年間2500時間の手作業を削減できたという。金融業は、まずRPAに先進的に取り組んだ業界といえる。


ロボット化に向く仕事は3つのタイプがあるという。第1に、処置件数が数百件以上の大量データを扱う仕事。第2に、連続して複数のパソコン操作を行う、プロセスが長い仕事。第3に、1時間に1回といったタイミングで定期的に繰り返す仕事だ。従来、何人もの社員をかけて、単純極まりない業務を繰り返してきた状況から解放されるのだ。


先行事例として、金融業(銀行、証券、保険)以外でも、レンタカー予約業務、人材サービス業(専門職の転職支援)、BPO事業(人で対処してきた業務をロボットに代替え)など多数報告されている。


RPAの導入コストは、数十万円程度。ただし、大量のデータを扱う場合は、複数のロボットを導入する(ハードのロボットと同様「何台」と数えるのが面白い)。負荷の状況を見ながら、空いているロボットを投入するのだ。先進事例では、圧倒的な生産性の向上、コストダウン、手の空いた社員をより高度な業務に振り向けるといったメリットもあるという。


RPAの本質はバックオフィス業務を効率化する「システムの民主化」ともいわれる。まずは、身近な業務から取り組み、その効果と問題点を把握したうえで、さらなる挑戦を目指してほしい。


RPAの技術は、必ずしもAIとは言えないレベルだが、今後はAIを絡ませて、より複雑かつ高度な分野にも適用できるよう進化させる構想が進んでいる。そうなれば、一段とRPAの存在感が高まる。「革命」とか「衝撃」というキャッチが必ずしも大げさでない世界が待っている可能性があるからだ。RPAは、それに十分応えられる素材であることは間違いない。


出典:

・日経情報ストラテジー 特集「RPAで単純労働から人を解放 〜オフィスロボット大活躍〜」20175

・「RPA革命の衝撃」 大角暢之著(RPAテクノロジー 代表取締役社長)東洋経済新報社 20173


(投稿者 JISCA会員 倉石 英一 kuraishi@kkcom.com JISCA照会先 JISCA@jisca.jp )
Posted by JISCA at 11:02
改正個人情報保護法のポイント [2017年03月20日(Mon)]

法の全面施行が2017530日 いよいよ本番に。改正のポイントを概説する。


1.個人情報保護委員会の新設

       特定個人情報委員会と一本化

  ・現行の主務大臣が有する権限を個人情報保護

      委員会に一元化

  ・目的は、個人情報の適正かつ効果的な活用により、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益の保護と、個人情報の適正な取り扱いを確保する。

  ・個人情報保護と活用を両立させる


2.マイナンバー法とは密接不可分な関係にある。

個人情報保護法とマイナンバー法は「一般法」と「特別法」の関係にある。マイナンバーが含まれた個人情報を「特定個人情報」と呼ぶが、個人情報には変わりないので、原則として個人情報保護法が適用される。ただし、特定個人情報は、個人情報保護法よりも厳しい保護措置が上乗せされている。


3.個人情報の定義の明確化

  改正法により、取扱う個人情報の件数が5000以下である事業者も規制の対象になる。(1件でも個人情報を保有すれば対象になる)


4.第三者提供に係る確認・記録の作成を義務化

     (大量データの漏えい事故がきっかけ)

・いわゆる名簿屋対策

 個人情報データベース等を不正な利益を図る目的で第三者に提供し、または盗用する行為を「個人情報データベース提供罪」として「処罰の対象とする


5.ビッグデータ時代への対応

  匿名加工情報制度 特定の個人を識別できないように個人情報を加工し、当該個人情報を復元出来ないようにした情報

(個人情報よりも穏やかな規律として、自由な

  流通・利活用を促進することを目的)


6.グローバル対応

  外国の第三者への個人データの提供。

      一定の条件のもとに提供が可能

  個人情報の取扱に係る国際的な枠組み(APEC/CBPR=越境プライバシールール、

米国、EUとの相互の円滑なデータ移転を図る枠組みの確立)


また、同時に公開された「ガイドライン」により、法または規則で定められた基準について、より明示的にかつ具体的な事例が記述されている。安全管理措置の実施について、一部に小規模事業者への特例的な対応が認められている。こちらも注意して見ておくことを勧めたい。

安全管理措置は、組織的安全管理措置、人的安全管理措置、物理的安全管理措置、技術的安全管理措置として、細かく規定されている。(詳細は割愛する)


(投稿者 JISCA会員 倉石 英一 kuraishi@kkcom.com JISCA照会先 JISCA@jisca.jp )

Posted by JISCA at 12:16
囲碁とIT [2017年03月01日(Wed)]

コンピュータ囲碁プログラムがトップレベルのプロ棋士を負かしている。

ディープランニング(深層学習)という人口知能(AI)技術を活用したGoogleのAlpfaGo(アルファ碁)が韓国のイ・セドル九段に41敗と圧勝した。

その技術を組み込んだ日本産のDeep Zen Go(ディープ・ゼン・ゴ)は趙治勲名誉名人に12敗と善戦し、20173月にはワールド碁チャンピオンシップに参加し、日本・中国・韓国のトップレベルのプロ棋士たちと総当たり戦で争うという。

他方ロボット技術の進化も著しく、AI技術を組み込んだロボットがいろいろな分野で活躍し労働者不足を補完する未来が期待できよう。


将来コンピュータ囲碁プログラムを内蔵したロボットとの対局が実現するかもしれない。

囲碁の流れは以下の通りで、ロボットとの対局を実現するには動作面でいくつかの問題がある。

@    ニギリによって先手・後手を決める

A    始めてください、の声で対局を開始する

B    相手が碁石を置いた位置を認識し、次の手を決める

C    碁笥から碁石を摘まみ、碁盤に置く

D    石を取る

E    終局後、石を並べ替えて陣地を整える


碁盤と碁石を大きくし平べったい碁石にすれば、吸引によって石を掴む・石を置く・石を取る動作が可能となるだろう。

ただニギリは別の手を装備しないと難しそうだ。

将来ロボットと対局した場合、時間切れか石の置きミスを誘う方法でしか勝てないかもしれない。が、AIに勝る人間の叡智に希望を捨てきれない。

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Posted by JISCA at 16:55
2017年の国内ICT動向を占う [2017年02月07日(Tue)]

2017年も早くも1か月を経過して、やや遅ればせではあるが、今年の国内ICT動向について、俯瞰的にキーワードを選んで予測してみたい。


1.「デジタルトランスフォーメーション(DX)」

 間違いなく、今年ブレークしそうなキーワードだ。これに不可欠な要素がAI、ビッグデータの活用だ。膨大なデータを高速に処理できるかどうかが、今後の鍵になる。そのためのインフラが様々に提案されている。なかでも、データベースの多様化が見逃せない。従来型のRDBの他に、インメモリー型DB、非構造型データを扱えるNoSQLDBなどを適材適所に使い分ける必要がある。もう一つ、クラウドサービスの活用も要件となろう。

2.「5G」(第5世代移動通信システム)

2020年の商用化を目指して、「5G」の開発が進んでいる。5Gは、IoT時代の社会インフラとして、できるだけ基地局にコンピュータリソースを引き付け、通信負荷を減らすと同時に高速通信を実現する「エッジコンピューティング」の実現に必須の技術だ。5Gをただの太い土管で終わらせず、新たな価値創出基盤とするための新ビジネスの可能性への挑戦が待たれる。

3.サイバーセキュリティ

 前向きの話題の裏で、セキュリティ対策から目を離せない。リスクの低減を図るには、論理的にネットワーク分割を図るVLAN、端末に情報を残さないデスクトップ仮想化などの技術の活用が求められる。合わせて、セキュリティ人材の育成と確保も重要だ。

4.AI/機械学習

 やはり、今年のキーワードとして、IoTとともにAIは外せないだろう。上記のビッグデータの活用、業務の効率化を実現する手段として、身近なAIの活用も始まっている。自律的に法則・ルールを見つけ出す「機械学習」は、医療、金融、流通、製造といった業界で課題解決に貢献している。更に、営業・マーケティングの領域でも広く活用されてきている。

5.LPWALow Power Wide Aria

IoT関連のネットワーク技術で、2017年から新しい街づくりがスタートする。LPWAはスマートシティ開発に必須の技術とされる。IoT時代には、街はセンサーで溢れかえる。これらのセンサーデータは既存のWi-FiBluetoothLTEなどで収容することは難しい。カバーする範囲が広く、無数のアクセスポイントや機器が存在するからだ。そこでLPWAの出番だ。低消費電力で広域通信が可能なうえ、コストが安い。IoTで問題になる電源と電力の確保が容易なこともメリットだ。電源は単3、単4電池1〜2本で寿命が2年〜5年というからすごい(ただ、ここでも弱点はあるが、ここでは触れないでおく)。これもIoTの一面ということで知っておいて損はないだろう。


その他、「モダナイゼーション」「働き方改革」「ハイブリッドクラウド」等もテーマとして今年取上げられるれる可能性がある。


年頭の企業トップの挨拶やマスコミの年間予測で、決まって「激動の年」「課題(問題)山積」と言はれるが、昨今では世界、日本、企業、個人のどれをとっても、これらは「常態化」してきている。むしろ、その度合いがますます高まっていると言えるのだ。国内ICTをとっても、これは当てはまるはずだ。「ブーム」に惑わされず、自分の業務にどう生かせるかを冷静に検討していくことが肝要だろう。

(投稿者 JISCA会員 倉石英一 kuraishi@kkcom.com JISCA照会先 info@jisca.jp


参考資料

・日経情報ストラテジー誌 特別広報企画「Digital Foresight201720173月号

・テレコミュニケーション誌 特集「ICT業界未来予測 2017」 20171月号


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Posted by JISCA at 10:55
2017年のマイナンバー [2017年01月12日(Thu)]

2017年のマイナンバー」           


2017年が明けた。20161月にスタートしたマイナンバーだが、実質動いたのは201612月だった。その意味では、2017年がマイナンバー元年と言える。どんな1年になるか考えて見たい。


201612月〜20171月:初めて書き込むマイナンバー】

昨年末から今年の初めにかけて、企業の人事部門は火の車だっただろう。たださえ忙しい年末年始。それに慣れないマイナンバー対応が加わったのだ。1月末の法定調書の提出で一段落だろう。来年も同じ苦労をしないために、マイナンバーの「使い回し」(今年のマイナンバー申告を来年も再利用)を考えるのが得策だ。(具体的なやり方は資料(※1)を参照されたい)

20173月:確定申告】

マイナンバーは個人レベルでも必要だ。確定申告は、個人レベルの税務申告の実行だがマイナンバーの記入義務がある。国税庁(※2)からのガイドラインに従って、粛々とやればよいので、それほど心配はないだろう。メインの所得税のほかに消費税、相続税、贈与税も対象になるので要注意だ。

20177月:マイナポータル】

マイナポータルは、当初の予定から遅れ気味で開発が進んでいるが、現状では、20177月にリリース予定と言われている(※3)。「情報提供等記録表示(やり取り履歴)」、「自己情報表示(あなたの情報)」、「民間送達サービスとの連携」、「公金決済サービス」など便利な機能があるので、フルに活用することが望ましい。・

1年を通して:セキュリティと情報漏えい】

 マイナンバーのセキュリティは、ガイドラインの安全管理措置(※4)に集約されている。これに従って「淡々と」こなせばよい。昨年12月にマイナンバーで初めて、逮捕者が出た(※5)。ただし、注意したいのは、罰則は故意犯のみを対象とし、過失犯の規定はないことだ。とはいえ、適切な管理を怠ると個人情報保護法違反で勧告や命令を受けることになる。企業の情報漏えいの80%は内部に原因があると言われる。従業員に対する徹底したセキュリティ意識向上教育が求められる。


【おわりに:明るいマイナンバーで前向きに取り組もう】

マイナンバーについて、世の中で、後ろ向きの情報が多すぎる。例えば、上記の犯罪記事やJLIS(地方公共団体情報システム機構)におけるマイナンバーカードの発行遅れ、

マイナンバー便乗詐欺などだ。しかし、多くの企業では、多少の問題はあっても、おおむね問題なくこなしているのだ。筆者は「明るいマイナンバー」を標榜している。前向きに「粛々と」「淡々と」実務に取り組んでいただきたい。と言っても「粛々」「淡々」って、どうすればよいのかに悩む中小企業も多いだろう。そうした向きには、日本情報システム・コンサルタント協会(JISCA)の専門家に照会していただきたい。「悩むよりも聞いて見る」で素早く解決策を得ていただきたい。

(投稿者 JISCA会員 倉石英一 kuraishi@kkcom.com  

     JISCA照会先 info@jisca.jp


参考資料

※1:セミナー講演資料「年末・年始のマイナンバー対応実務の勘所」(JISCA倉石英一)20161121

※2:国税庁「社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)の導入|税について調べる」

https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/koho/kurashi/html/00_1.htm

※3:「マイナンバー制度・法人番号について」内閣官房IT総合戦略室 2016125

※4:「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)」個人情報保護委員会 20141211日(201611日 一部改正)

※5:日経情報ストラテジー記事「マイナンバーの疑問、Q&Aでズバリ解決 マイナンバーで逮捕、故意の不正取得には懲役罰も」(影島広泰)20172月号

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Posted by JISCA at 11:08
ホームページリニューアルとブログの再開 [2017年01月09日(Mon)]
NPO法人 日本情報システム・コンサルタント協会(JISCA)では、この程、ホームページを全面的に改良し、昨年12月にリニューアル版としてリリースしました。
この機会に、ブログ欄を設け、積極的に活動内容や会員からの情報発信を行うことになりました。
ブログ内容は、主としてJISCAの活動に関連するICT周辺になると思われますが、気軽なテーマ(たとえば、美術、音楽、スポーツなど)も取り上げる予定です。

ICTについては、昨今話題のIoT、ビッグデータ、アナリシス、AI、機械学習、Fintech、ブロックチェーンなどといったキーワードについて、最新情報を発信します。

また、マイナンバー、個人情報保護、セキュリティなど、読者にとって身近かなテーマも適宜取り上げます。

ブログは一方通行でなく、読者からのコメントやご意見、反論などのレスポンスをいただくことで活性化していくことが大事です。ぜひ、積極的なレスポンスをお願い致します。

(投稿者:JISCA会員 倉石 英一 kuraishi@kkcom.com  JISCAアドレス info@jisca.jp)

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Posted by JISCA at 10:53
事務所移転 [2016年07月30日(Sat)]
JISCAの事務所を台東区に移転しました (2016/5)
新たな挑戦のスタートです
Posted by JISCA at 16:24
NPO法人日本情報システム・コンサルタント協会から [2014年10月09日(Thu)]
NPO法人日本情報システム・コンサルタント協会が公式ブログを立ち上げました。皆さまにニュース、コラムなどを不定期で発信いたしますので、宜しくお願い申し上げます。
Posted by JISCA at 14:44
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