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私の本がYAHOOで紹介されました [2015年04月30日(Thu)]
99石油本.jpgプレジデンと社から出した『面と向かっては聞きにくい
イスラム教徒への99の大疑問』がYAHOOで紹介されました。これは上記の本の抜粋をプレジデント誌が掲載している関係で紹介されたものです。
Posted by 佐々木 良昭 at 23:36 | この記事のURL
石油がらみの本を出しました、 [2015年04月30日(Thu)]
unnamed.jpg各位
『結局世界は石油で動いているという本をだしました、5月1日から書店に並びます。ご一読ください。
Posted by 佐々木 良昭 at 23:25 | この記事のURL
NO3698『あのフリーダム・ハウスがトルコ批判』 [2015年04月30日(Thu)]
5月2日 中東TODAY



たぶんフリーダム・ハウスと聞いても、ピンとこない人がほとんどだと思うのだが、中東TODAY
をお読みの方には、ご記憶があろう。フリーダム・ハウスとはチュニジアで始まり、エジプト、そしてリビアで革命を起こす、裏の原動力となった組織だ。

この組織はアメリカに本拠を置き、外国の民主化を支援する組織であり、各国の民主化レベル、マスコミの自由度などを調べている。そう言えばごく普通の、民主団体のように思えるのだが、そうではなくて各国の若者に働きかけ、革命を起こすノウハウを、教えてもいるのだ。

そのフリーダム・ハウスがつい最近、トルコに関する報告を発表している。それによれば、トルコではメデイアに対する圧力が強まっており、民間の部門でも相当な締め付けがあるということだ。

たとえば、反政府的な記事を書いたジャーナリストは、逮捕され投獄されているし、多くのジャーナリストが職場を、追われてもいるということのようだ。

また、インターネット法の改正により、ウエッブ・サイトがブロックされツイッター、ユーチューブ、グーグル,フェイスブックも規制の対象になっている。これまでに
60000のウエッブ・サイトが閉鎖されている。

民間テレビ放送局の場合は、これまでに78局が警告を受け、254局が罰金刑に処せられている。ラジオ局も同様に、12局が警告を受け、7
局が罰金刑に処せられている、ということのようだ。

さて、フリーダム・ハウスはトルコの現状を、報告するだけに留めるのだろうか。あるいは次の段階に、進めるつもりなのだろうか。トルコの選挙は6月7
日に迫っている、その前に何らかの手を、打つかもしれない。
Posted by 佐々木 良昭 at 13:15 | この記事のURL
NO3697『ザリーフ外相は経済制裁が数日以内に解除されるというが』 [2015年04月30日(Thu)]
イランのザリーフ外相は、ニューヨーク大学で講演し、イランに対する経済制裁が、数日以内に解除されるだろうと語った。

しかし、アメリカ政府はこの発言に対して、まだ数か月はかかる、とコメントしている。

イランと西側諸国との交渉期限は、6月30日となっているが、ザリーフ外相の発言は、その前の西側諸国の反応を見るための、アドバルーンとしての、発言であろう。

アメリカがコメントしているように、いまだにイランの核問題をめぐり、交渉は結論を見ていないわけであり、数日以内に経済制裁が解除される、ということは到底ありえないからだ。

ただ、見逃すわけにはいかないのは、イランに対する経済制裁の解除が、近いと考えるヨーロッパ諸からは、要人がイランを訪問していることも事実だ。ヨーロッパの各国は今のうちから、イランに唾をつけておいた方が、解除後の進出に有利になる、と考えてのことであろう。

アメリカにしてみれば、イランが必要とする航空機や大型機械などは、経済制裁が解除されれば、結果的にアメリカから購入する、と踏んでいるのであろう。つまり、ヨーロッパが進めているような、事前の工作の必要はない、ということであろうか。

振り返って、日本はどうであろうか。結果的に日本の場合も、品質の高い製品を抱えていることや、過去の大型プラントの建設などで、実績があるから黙っていても、仕事が転がり込んでくる、と考えているのであろうか。

そうあって欲しいとは思うのだが、先になってみないと何とも言えまい。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:59 | この記事のURL
NO3696 『サウジアラビアがIS(ISIL)対応本格化』 [2015年04月29日(Wed)]
昨日、インターネットを通じて流れた情報は、世界を震撼させたことであろう。世界最大の産油量を誇る、サウジアラビアの国内状況が、危機にさらされていることが、明らかになったからだ。

サウジアラビアの内務省は、IS(ISIL)のメンバーや関連していると見られる容疑者を、93人も逮捕したのだ。そのなかには9
人のサウジアラビア人も含まれており、女性もメンバーだったと伝えられている。

サウジアラビアではこれまでも、何度かIS(ISIL)がらみの、テロ事件が起こっており、3
月にはアメリカ大使館がその標的となっていたが、未然に防ぐことが出来ている。加えて外国人用の居住区である、コンパウンドもテロの標的になっていた。

これら一連のテロ攻撃を計画しているグループは、自分たちのことを、ジュンド・ビラード・ハラマイニ(二聖地の国家の兵士)と名乗っている。彼らの多くは、サウジアラビアのなかでも、最もイスラムに厳格な、カスイーム地域の出身者たちだということだ。

このカスイーム地域には、IS(ISIL)
を始めとした、テロリストの軍事訓練所が設けられており、そこで訓練を受けた者が、特攻攻撃に及んでいた、ということのようだ。

彼らはアメリカ大使館や、外人用コンパウンドのほかにも、サウジアラビアの治安本部のビル、軍のヘッド・クオーターなども標的としていた。サウジアラビアの内務省のマンスール・アルトルキー准将の語るところによれば、これまでに、
5度のテロ攻撃が計画されていたという話だ。

何故この時期にIS(ISIL)がサウジアラビアで、活発に動き出したのであろうか。もちろん、サウジアラビアがこれまで、IS(ISIL)
などテロリスト組織に対して、内定を進めており、このタイミングで逮捕に及んだ、とも取れよう。

サウジアラビアはいま、イエメンの内紛に関与し、毎日のように空爆を行っているが、そのことはイランとの関係を、悪化させていることは事実だ。つまり、イエメンがらみで、サウジアラビアがイランから、軍事攻撃を受ける危険性があるのだ。

これからサウジアラビアは、国内外的に追い込まれていきそうだが、それは石油価格と生産量が、不安定化する予兆でもあろう。日本は官民共にその事態に、備えておくべきではないのか。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:47 | この記事のURL
NO3695『イラクでIS(ISIL)へのスンニー支援は消えた』 [2015年04月28日(Tue)]
これまでIS(ISIL)の怒涛の進軍はなぜ可能だったのか、ということが何度も話題に上っている。それはIS(ISIL)
が斬首を含む、過激な行為を行い、敵を恐怖に貶めているからだ、という説明がなされていた。

また、ある者はIS(ISIL)
が宣伝にたけているために、支持者が増え外国から戦闘員が、続々と参加しているためだ、とも説明差されていた。確かにどう見ても、プロの制作したものであろう、ビデオ映像などを見ていると、
IS(ISIL)の内部には、いろんなプロがいることが、想像できる。

しかし、それだけではあるまい。IS(ISIL)
の怒涛の進軍を可能にしたのは、イラクの場合を例にとると、シーア派のマリキ―政権がシーア派国民に対し、優遇措置をとってきたことに対する、イラクのスンニー派国民の反発があったからであろう。

これまで何度も書いてきたが、こうした事情からスンニー派国民が、IS(ISIL)の活動を黙認するか、あるいはIS(ISIL)
への参加という形で、戦闘を有利にしてきていたのだ。しかし、その後のIS(ISIL)の占領地住民に対する対応がまずく、IS(ISIL)
が占領したイラクのスンニー派地域では、IS(ISIL)に対する反発が広がった。

彼ら独自のイスラム法(シャリーア)解釈がまかり通り、女性の扱いが悪く、どう見ても野盗集団のような行動が、地元住民の反発を買ったのだ。

結果的に、イラク国民の多くはシーア、スンニーの別なく、またクルド、アラブの別なく、IS(ISIL)
に対して立ち上がってきている。イラクのアバデイ首相は『イラクのスンニー派国民で、IAS(ISIL)
を支援する者はいない。』と語ったのは、そうした状況を踏まえてのことであろう。

こうなると、IS(ISIL)は今後苦しい戦闘を、強いられることになろう。そして、それはシリアにも広がり、最終的にはIS(ISIL)
の居場所が、両国のなかに無くなる、ということではないのか。

過去の歴史のなかで、非人道的な勢力が、長期間にわたって住民を支配した、ということはほとんど聞かない。カンボジアのポルポト政権もしかりだったと思う。結果的に、
IS(ISIL)
は次から次へと舞台を変えていかなければ、地域住民の結束により、痛手をこうむるということであろう。その新しい舞台がリビアであり、将来はサウジアラビアやロシアに、なることも予測される。
Posted by 佐々木 良昭 at 13:51 | この記事のURL
新刊本出しました売れています [2015年04月27日(Mon)]
各位
「と向かっては聞きにくい
イスラム教徒への99の大疑問」の雑誌プレジデントが掲載した抜粋がYAHOOの4月27日版の経済面で紹介されました。うれしい限りです。
ご一読ください。佐々木拝
Posted by 佐々木 良昭 at 14:03 | この記事のURL
NO3694『アリー・ババジャン副首相の苦しい説明』 [2015年04月27日(Mon)]
トルコの通貨リラがこのところ、立て続けに値を下げている。昨年は1ドルに対して1・98リラ程度だったものが最近では2・73
リラよりも値を下げている。一部の輸出業者にとっては、好都合であろうが、自国通貨が下がることは、エネルギー輸入やその他の輸入物資の値段を、釣り上げることにつながり、それが国内ではインフレの引き金を、引くことになる。

トルコはエネルギーの大輸入国の一つであり、直接的にボディ・ブローが効いている、という感じであろう。うがった見方をすれば、最近トルコ全土で起こっている、電力供給の停止事故は、その辺に理由があるのではないのか、とさえ考えたくなる。

アリー・ババジャン経済担当副首相は、最近行った民間テレビとのインタビューで、トルコ・リラの下落について説明している。彼によれば、トルコ・リラの下落は世界的な傾向の一部であり、特別にトルコ政府の対応がまずい、ということはない、という説明をしている。

彼に言わせれば、外国の金融市場が不安定なために、各国でドルに対して通貨が下がっているが、トルコ・リラの場合もその一例であり、トルコが特別に通貨の価値を、下げているわけではない、ということだ。

世界の経済がトルコにも影響を与えることは、当然の現象であり、それが起こっているのだということだ。世界経済は、今後10
年間は不安定な状況になろうが、その遠因は2008年のアメリカで起こった、リーマンショックだとしている。

アリー・ババジャン副首相はユーロもドルに対して値を下げていると語った。

このアリー・ババジャン副首相の説明は明解であり、反論の余地はないのだが、トルコ・リラの下落には、他の要因もあることを、忘れるわけにはいかない。トルコのエルドアン大統領が中央銀行に圧力をかけて、強引に進めた金利抑制政策が、原因しているのだ。

その結果、外国の投資家たちは、トルコに対する投資資金を、回収し始めたのだ。加えて、トルコ・リラの空売りさえ起こっている。その結果がトルコ・リラの下落、ということであろう。

しかし、問題があまり先鋭化しないのは、トルコの各野党の側にも、これといったアイデアが、あるわけではないからだ。このままエルドアン大統領の、強引な金利抑制政策に従っていれば、やがてはその付けを、トルコ国民が払わされる時が来よう。

トルコ国民はいま血を流すのか、近い将来に大インフレに見舞われて、首をくくるのかの、瀬戸際にあるということであろう。
Posted by 佐々木 良昭 at 12:33 | この記事のURL
NO3693『強気のエルドアンだが外圧が厳しくなりそう』 [2015年04月26日(Sun)]
自分のことをスルタン(オスマン帝国皇帝)か、カリフ(イスラム世界のリーダー)と考えているのであろうか。トルコのエルドアン大統領の言動には、強気が目立ち、無理があちこちで散見される。

例えば、アメリカで開催されるモスクの落成式に、オバマ大統領が参加すると語ったり、トルコ文化祭にオバマ大統領が参加する、と公表するのだが、これらのトルコの見栄が生み出した嘘は、アメリカ政府によって即座に、否定されているのだ。


アルメニア人虐殺問題対しても然りで、エルドアン大統領はアルメニア人虐殺問題を肯定する国に対しては、しかるべき外交的対抗手段を講じる、と語っている。エルドアン大統領とトルコは、アメニア人虐殺問題を肯定する外国に対して、どのような対抗手段が取れるというのだろうか。せいぜいそう国民に叫び、国民の愛国心を煽るだけではないのか。

アルメニア人虐殺問題とは、1915年にさかのぼる、悲劇的な出来事であり150
万人ものアルメニア人が、トルコによって殺害された、という事件だ。トルコ人に言わせると、アルメニア人の大量虐殺は、実はアルメニア人がアルメニア人を殺害したものだ、ということになっている。

ロシア帝国側に付こうとするアルメニア人が、オスマン帝国に留まろうとするアルメニア人を、大量に虐殺したのであり、1915
年に起こったアルメニア人大量虐殺は、トルコ人によるものではなかった、ということになっている。

確かに、トルコ側が主張するような、一面もあったかもしれないが、だからといって世界は、トルコ側がアルメニア人を虐殺しなかった、とは認めまい。そこにトルコ政府の主張の、無理があるのではないか。

こうしたエルドアン大統領の、暴言とも言える主張が、トルコの欧米における信用を失墜させているようだ。とどのつまりは、そのことがトルコの経済に悪影響を与え、トルコはトルコ・リラ安に見舞われ、今年になって、対ドルで
10パーセントも、下落しているのだ。

輸出もあまり芳しくなくなってきている。アラブ諸国との間での善隣友好関係は、既に昔の物語になり、アラブ諸国は押しなべて、エルドアン大統領の強引な手法に、辟易している。

アメリカもまた、インジルリク空軍基地使用拒否や、シリアへの派兵拒否などで、トルコをパートナーとすべきか否かを、検討する段階になっている。トルコも他国同様に、アメリカの支持があって、存在感があるのであり、アメリカがそっぽを向けば、エルドアン大統領の意向もかげりが出よう。
Posted by 佐々木 良昭 at 10:50 | この記事のURL
NO3692 『本格化し始めたIS(ISIL)のサウジ攻撃』 [2015年04月25日(Sat)]
4月8日にサウジアラビアの首都リヤド市で、警官が襲撃を受け死亡し、他にも2人の警官が負傷するという、テロ事件が起こった。

犯人はムハンマド・アブドルラハマーン・ニヤーンで、サウジ国籍の人物だ。彼はシリアのIS(ISIL)
組織から、武器と資金と命令を受けていた、といいうことだ。

犯人ムハンマド・アブドルラハマ−ン・ニヤーンは、この他にも、3月に起こった警官襲撃事件にも、関与していたということだ。この時も2
人の警官が、負傷している。

犯人ムハンマド・アブドルラハマ−ン・ニヤーンは、襲撃事件の前にリヤド市にいる、IS(ISIL)の代表とコンタクトを、取っていたということだ。

サウジアラビア政府は、IS(ISIL)のメンバーを捕まえた者には、100万リヤル(27万ドル)を懸賞金として、与えると公表している。

IS(ISIL)は昨年、サウジアラビアを攻撃の対象とすることを発表し、サウジアラビアを支配する意思を、明らかにしている。

このニュースのなかで気になるのは、現在の段階で既に、サウジアラビアの首都リヤド市には、IS(ISIL)の代表者がいるという点だ。多分にこの
IS(ISIL)
のサウジアラビア代表という人物から、犯人ムハンマド・アブドルラハマーン・ニヤーンは武器と、資金を受け取って、犯行に及んだのであろう。つまり、既にそこまで、
IS(ISIL)はサウジアラビアの内部に、潜り込んでいるということだ。

これから先は、サウジアラビアも危険になっていく、ということであろう。サウジアラビアは現在、イエメンでも戦闘を展開しており、サウジアラビア国内に居住する、多くのイエメン人は、サウジアラビア王家に対して、強い憎しみを抱いていることであろう。

サウジアラビア国籍を持っている、イエメン人は相当数いるし、イエメンからの出稼ぎ者の数も、相当数に上ることを考えると、空恐ろしい感じがする。

ISISIL)
は誰の意向を受けて、サウジアラビアを不安定化させようと、しているのか、サウジアラビアは何故、イエメンの国内紛争に、手を出したのか。その二つの出来事には、関連があると思われるし、それなりの理由があるはずだ。
Posted by 佐々木 良昭 at 23:38 | この記事のURL
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