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NO:5613  7月18A日『トルコの経済諸事情』 [2019年07月17日(Wed)]
トルコの経済状況は、どんどん悪化しているようだ。中央銀行総裁の更迭以来、ヨーロッパ諸国からの、トルコに対する貸し付けや、投資は激減している。そればかり、トルコ国内の生産分野も激減しており、赤字傾向が拡大しているのだ。

例えば、自動車分野では13パーセントも、生産が減少しているのだ。自動車産業はトルコの主要産業の、一つであるだけに、この分野のへこみは、相当応えていると思われる。

そうした傾向は、雇用率にも影響しており、失業率は13パーセントに達している。毎月3・3パーセント程度の失業増のようであり、簡単な問題ではないということだ。そうした形で仕事を失った人たちは、小規模ビジネスを始めるわけだが、その小規模ビジネスも、うまくいっていないようだ。

トルコでは小規模ビジネスの企業、53420社が倒産しているということだ。これらの企業のなかには、会社とは呼べ無いような、例えば焼き栗の露天商なども、含まれている模様だ。

トルコの全体的な経済赤字の結果、トルコ政府は予算の赤字が増えており、70%も赤字が増えているということだ。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:28 | この記事のURL
NO:5612  7月18日『バハレーン情報部アルカーイダをリクルート』 [2019年07月17日(Wed)]
バハレーンの情報部は2006年の段階から、アルカーイダを始めとする、テロリスト・グループにコンタクトし、テロリストを雇い入れているようだ。そして、これらのテロリストを使い、アラブ諸国やイランに、テロ攻撃をかけることを、進めてきていた。

 そのテロ攻撃の実行のために、バハレーンの情報部員は、直接的にアルカーイダなどと、連絡をしてきている。その模様は録音されており、動かしようのない事実だ。

 あるテロ集団の軍司令官であるムハンマド・サーレハは、サウジアラビア政府にコンタクトし、武器購入の資金提供を求めている。

 バハレーンの情報部員も、イラン南東部のバルーチでテロ活動を展開している、テロリスト・グループとコンタクトを取っている。もちろん、この場合の攻撃対象は、イランということになる。

 これらのグループは、アンサール・フォルガンと呼ばれる組織で、イラン南東部のバルーチスタンに隣接する地域で活動している。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:07 | この記事のURL
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