CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
« 2018年06月 | Main
NO:5156 7月5日 『南シリアの巣喰うテロリストは誰か』  [2018年07月04日(Wed)]
いま南シリアが国際的な関心を、集める場所となっている。それは、この地域が戦略的に重要だからだ。南シリアということは、イスラエルやヨルダンと国境を、接しているからだ。

現在、南シリアには3万人の、テロリストが集結している、と言われている。その内訳は55
のグループなのだ。これらのグループはダラアやクネイトラに、集結している。彼らはアメリカの支援を受けているし、ヨルダンの支援も受け、イスラエルの支援も2013年或いは2014年の段階から、受けているようだ。

 これらのグループのうち半分のグループは、アメリカとヨルダンの軍事訓練を、受けてもいる。そのため彼らは精鋭の、戦闘員だとみなされている。ジェイシュ・アッサウラ、シャハーブ・アルスンナ、アフラール・アッシャームなどだが、アハラール・・アッシャームは、サウジアラビアがスポンサーとなっている。

 これらのテロ・グループは現在ダラアの60パーセントを、コントロールしており、クネイトラについても70パーセントが、彼らのコントロール下にあるということだ。

 ジェイシュル・ハーリド・ビンワリードは、IS(ISIL)と関係する組織だということだ。彼らの戦闘員数は約1000人とみられている。そして主に南西部のダラアに、拠点を置いていると言われている。また、ハヤート・タハリール・シャームもそのメンバーは、元IS(ISIL)の戦闘員ということのようだ。

 イスラエルがこれらのテロ組織を支援するのも、ヨルダンが支援し、アメリカが支援するのも、それぞれの国の安全のために他ならない。イスラエルはこの国境地帯にテロ組織を置くことで、シリア軍やイラン軍のイスラエルへの侵攻を、阻止できるからだ。

 それはヨルダンの場合も同じであり、シリアからの難民の流入や、シリア軍そしてテロリストの侵入を、阻むことに役立つからだ。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:38 | この記事のURL
| 次へ