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NO:5107 5月16日 『トルコの南東部でISが逮捕される』 [2018年05月08日(Tue)]
トルコの南東部キルス県の、アルパケスメズという街で、IS(ISIL)のメンバーが不法にトルコへの入国を行った、ということで逮捕された。

今回の逮捕者数は4人だったが、そのうちの3人が、女性だということだ。

イラクではトルコ人のIS(ISIL)メンバーの女性が、多数処刑されるという、運命にあった。彼女たちも同様の理由で、逃れてきたのではないか、と思われる。

IS(ISIL)のイラクとシリアでの戦闘は、ほぼ終りのようだが、戦後処理では無いが、戦後の問題は山積されており、新しい悲劇が始まるということでもあろう。
Posted by 佐々木 良昭 at 12:28 | この記事のURL
NO:5106 5月15日『レバノン国会議員選挙はヘズブラ大勝利』 [2018年05月08日(Tue)]
*先に、レバノンで行われた国会議員選挙は、9年ぶりだったが、当時とは相当様相を異にしているのが、昨今のレバノン内政であろう。その結果、ハリーリ首相が率いる西側寄りの、与党『将来への運動』は、3分の1の議席を、失うこととなった。*

*もちろん、その議席数はヘズブラに大幅に、水をあけられる数であった。ヘズブラは公にはしていないが、外国特派員の語るところによれば、128議席のうちの67議席をヘズブラが取ったようだ。*

こうなると、ハリーリ首相が首相の座に留まれるのか、連立で何とか乗り切れるのか、ということが問題になってこよう。確か、レバノンの憲法では、大統領はマロニット・クリスチャンから、首相はスンニー派イスラム教徒から、国会議長はシーア派イスラム教徒からという、役職分けがなされていたと思う。

 しかし、これだけ負けこんでしまうと、ハリーリ首相は権限を発揮できなくなる、というのが実情ではないか。ちなみに、ハリーリ首相の党が獲得した議席数は、21議席であり、選挙前は33議席を、確保していた。

 選挙の有権者は360万人、投票率は49・2パーセントということだ。

 この選挙の結果は、今後イランのレバノン及ぼす影響が、拡大するということであり、それはイスラエルとレバノンとの関係が、緊張の度を高めていく、ということであろう。そして、アラブ湾岸諸国などからの援助金が、減るということでもあろう。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:51 | この記事のURL
NO:5105 5月14日 『イランがIS女性16人投獄』 [2018年05月08日(Tue)]
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イランにも大分IS(ISIL)の浸透が、目立つようになってきているのであろう。今回イラン政府が発表したのは、16人のIS(ISIL)メンバーの女性を、投獄するということだ。これだけの数を集めて、一気に投獄するというのだから、大分乱暴な気もするが、致し方ない理由があるのであろう。*

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彼女らはシリアに行きIS(ISI)に、参加することを計画していた。そして、そのためのトレーニングも積んでいたということだ。その上で作戦の一部に、関与していたとも伝えられている。シリア行きはトレーニングの成果を見る、実戦配備だったのであろうか。*

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2017年にも相当数のIS(ISIL)メンバーが、作戦実行の段階で、イラン国内で逮捕されている。イランの情報部の活動には、目覚ましものがあるようで,作戦立案の段階で暴いたり、作戦遂行時に対応したりして、テロを未然に防いでいるケースが多いようだ。
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イスラム教条主義のイランで、同じようなイスラム原理主義のIS(ISIL)がテロをしようというのだから、いかにイスラム世界が、複雑かが分かろう。もちろん、IS(ISIL)の生みの親はアメリカなのであろうが、根本にある宗教的情熱は、サウジアラビアのスンニー派ワハビーの思想を、受け継いでいるのだ。*

* そう考えると、イラン国内で増えているIS(ISIL)のテロ活動は、イランとサウジアラビアとの前哨戦かもしれない。*
Posted by 佐々木 良昭 at 11:05 | この記事のURL
NO:5104 5月13日 『シリアのアサド大統領各国それぞれ』 [2018年05月08日(Tue)]
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シリアのアサド体制にどう対応するかで、各国の対応と見解に、意見の相違があるようだ。最も厳しいのはイスラエルであり、それは当然であろう、イスラエルはシリアと隣接しており、戦争状態にある、しかも、シリア国内のイスラエルに近いゴラン地域には、イラン軍が陣取っているのだ。*

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そこからイランとシリアに攻撃をされるのでは、さすがのイスラエルも対応が困難であろう。最新鋭の兵器は破壊力も大きいが、性能が大幅に向上しているからだ。そのため、イスラエルのネタニヤフ首相は、もしイランがシリアからイスラエルを攻撃するのであれば、アサド体制を打倒する、と語っている。つまり、最終的な対応案を公表したということだ。*

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アメリカはどうしてもアサド体制を、打倒したいと考えているようだ、あるいは、シリアの北3分の1の領土を、実質的に支配したい、と考えているのであろう。そこはシリアの石油ガス埋蔵地域だからであり、ペルシャ湾の海底ガスの地中海への、移送ルートに当たるからだ。*

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アメリカにはアサド体制を打倒しないまでも、シリアを分割して自国の利益を図る、という妥協的な考えもあるといわれている。イスラエルに比べればアメリカの考えは少し緩いのかもしれないが、アメリカはシリア対応のための、傭兵を大量に抱え込む方針でいる。*

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フランスのマクロン大統領は、シリアが旧フランス植民地であったということからか、もう少し緩やかな対応を考えており、アサド体制打倒は絶対条件ではないとしている。それでもフランスは経済的権益は抑えたい、と思っているであろうから、アメリカとあまり変わらない対応を、考えているのであろう。*

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フランスの経済状況はよくないため、シリアに限らずイランに対しても、アメリカとは異なる立ち位置にいる。それが和平へ道を開くのであれば、マクロン大統領に対する国際的な評価も、上がるのであろうが、実際はどうであろうか。マクロン大統領の心の中に潜んでいるのは、悪魔の考えであろう。*
Posted by 佐々木 良昭 at 09:21 | この記事のURL
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