NO4033『プーチン大統領トルコに新たな制裁』 [2016年01月27日(Wed)]
ロシアのプーチン大統領は、トルコに対する新たな制裁を、発動することを宣言した。それは、トルコの建設会社に対するものであり、今後大きな影響が及びそうだ。
プーチン大統領は現在交わされている合意については、今後も有効だとしながらも、今後は、新たな契約を交わさない、ということのようだ。現在300のトルコ企業が、ロシアで操業しているが、今後はそれが止められるということだ。新たな合意がなければ、トルコの建設会社はロシアから、撤退しなければならなくなる、ということだ。 この新たな決定は、1月1日から有効となり、これまでの食品、観光会社、に加えて、建設企業も含まれるということだ。 プーチン大統領は自国の建設企業に、トルコ企業に代わって建築をさせ、経験を積ませるつもりのようだ。 こうしたロシア側の締め付けに対して、トルコもロシアに対する、締め付けを始めることとなった。それは、ロシアの鉄鋼製品に対する課税を、14パーセントに引き上げるというものだ。 何やらお互い苦しい経済状況のなかでの、泥仕合の感がしなくもないのだが。 |