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NO:5159 7月 8日 『イランのOPEC大使トランプの石油政策非難』 [2018年07月07日(Sat)]
*イランのOPEC大使であるフセインア・ルデビリ氏は、『アメリカのトランプ大統領の石油政策は間違っている。』と非難した。彼の意見では、『石油価格はやがて1バーレル100ドルになるだろう。』ということだ。*

*トランプ大統領はサウジアラビアやロシアに、圧力を掛けて石油を増産させる考えだが、両国は共に産油国であり、石油価格を下げることは、望んでいない。また世界の企業が、イランの石油に手を出すことを、禁止する方針だが、これもうまく行かない、と述べている。*

*トラアンプ大統領はイランにドル取引を許さず、イランからの石油輸出を止め、外国からのイランの石油分野への、投資を止める方針だ。しかし、結果的にこうした政策は、アメリカにダメージを与えることになる。石油は武器として使うべきではなく、政治的駆け引きの道具とも、するべきではない。こうした行為は結果的に、アメリカが自分の足を銃で、撃つようなことになろう、と語っている。*

*いまの世界の産油国事情は、ナイジェリアとリビアが危機的な、内戦状況にあり、ベネズエラはアメリカの制裁を受け、生産を縮小している。そして、夏の期間はサウジアラビアの、石油消費が増大することは必定だ。それは電力の消費が、エアコンなどの使用で、急激に増大するからだ。*

*このトランプ大統領の石油政策は、結果的にアメリカのガソリン価格を、押し上げることになり、それは11月の中間選挙で、トランプの立場を弱めることになろう。というのだ。*

*確かに、トランプ大統領は世界中の国々に対して、イランの石油を買うな、買うなら制裁すると言っている。それは多くの国々にとって迷惑な話であろう。その事によって、石油価格が下がれば石油消費諸国は喜ぼうが、そうでなければ逆効果になりうる。*

*サウジアラビアなどは、石油価格が上がらず、世界の景気も後退することになれば、同国の石油収入は減り、外貨が少なくなろう。その事は、アメリカの武器を言われるままに買うことが、出来なくなるということでもあろう。『トランプ大統領は平和主義者であろうか?』というジョークを言ってみたくもなるのだ。*
Posted by 佐々木 良昭 at 09:43 | この記事のURL