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NO:5133   6月11日  『イスラム教・キリスト教の戦争勃』 [2018年06月11日(Mon)]
エルドアン大統領はオーストリアのモスクが閉鎖され、イマームが追放されたというニュースに怒りまくっている。エルドアン大統領はこの状況を、イスラム教とキリスト教の戦争であり、十字軍戦争の再燃だと叫びまくっている。

オーストリアのモスクが閉鎖された、細かい事情は知らないが、あるべきことではあるまい。そして、イマームが追放されたことも、尋常ではあるまい。ただし、イギリスでもイマーム追放があったのだから、相当このイマームは過激な人物だったのではないか、と思われる。

 オーストリア政府の説明によれば、このモスクやイマームは外国の資金(トルコ政府の資金)で運営されていたことに、問題があるようだ。そして『政治的イスラム』『イスラムの過激化』が問題だったということのようだ。

ヨーロッパ諸国とすれば不愉快ではあるが、難民や不法入国で、定着するムスリムへの怒りを感じるが、ここまでは至らならなかった。それが大きく変化していることは、ヨーロッパ社会の雰囲気が、変わってきているからであろう。

ヨーロッパは膨大な数のムスリムの入国、彼らがその国の援助を受けている。それは本国人の生活を圧迫している。ムスリムは彼らの服装で街を闊歩し、傲慢にふるまっている、ということであろう。

ヨーロッパでは日に日に右傾化が進み、民族主義、ナショナリズムが拡大している。そのもっとも顕著な兆候は、ナチズムの復活であろう。これまでナチズムは社会的に許されなかったのだが、いまでは公然と活動が展開されるようになった。

それは特に若者の間で顕著なようだ。イタリアの出版界はマインカンプを、無料で配布する会社が現れ、若者たちはナチの制服を着、ハーゲンクロイツを入れ墨にして、気勢を上げているのだ。

今回のオーストリアの動きは、エルドアン大統領がことさらに、大げさにしていることもあろう。それは外敵を作ることが、彼を大統領選挙で有利にするからだ。トルコ国内では多分にその効果が、もうじきあろうと思われる。

トルコの大統領選挙はギリギリまで雰囲気を盛り上げるようだ。
Posted by 佐々木 良昭 at 11:17 | この記事のURL