ガザ、紅海、ホウシ [2024年03月19日(Tue)]
スーダンについて安保理決議が採択されたことは報告しましたが、米国が重大な関心を示してきたガザ紛争については、停戦決議案が成立していないどころか、依然として激しい戦闘が続いている模様です。ガザについてはバイデン大統領も、ラマダンまでに停戦合意が実現しなければ、中東の情勢はさらに不安定さを増すとして、CIA長官をカイロに派遣したりして、停戦合意の実現に努めましたが、イスラエルとハマスの立場は依然として離れており、合意に至らず、長官はカイロを去った模様です。このままでいけば、ラマダン月までに、停戦が合意される見通しはますます暗くなりつつあるようです。 他方、ガザt情勢に関連して、イスラエル勢力を攻撃するとしているイエメンの反政府派houthy派の、紅海およびアデン湾での国際海運に対する攻撃はその後も続き、これに対する米英等の反撃も活発な模様です。アラビア語メディアによると、米中央軍は、hothy軍が8日朝、紅海の入り口バーブルマンデブ海峡付近でシンガポールの船及び米駆逐感に対し、多数のドローンや2発の対艦ミサイルで攻撃を加えたと発表したとのことです。米英軍もこれに対して自衛権の行使として2発のミサイルで彼らの拠点w攻撃した由 hothy軍の報道官は、ガザでのIDFの攻撃が続けば、これに対する攻撃も続行すると表明しており、ラマダンに入っても停戦が実現しなければ、紅海等をめぐる衝突は、さらに激しさを加える可能性がありそうです。さらに、ヨルダン川西岸の占領地でも、パレスチナ人住民とIDFや右翼入植者の衝突が増えているようで、ラマダンを控え、パレスチナ等をめぐる中東情勢はさらに混迷と不安定さを増す可能性が強まった感じがします。 |
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