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JGAP 日本の良い農業のやり方
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NHKスペシャルの討論会に出てみて、どうだったか?[2011年10月25日(Tue)]
事務局長の武田です。

22日のNHKスペシャルはご覧になった方も多かったのではないかと思います。

■放射能問題に、”次の一手”はあるのか?  22日夜 NHKスペシャル 「“食の安心”をどう取り戻すか」




NHKから依頼があって、NHKスペシャルの討論会の方にも私は出てみたのですが、時間が限られている中で、2回しか発言の順番がまわってきませんでした。

よって、伝えきれなかった話をメルマガでお伝えしておきたいと思います。


<テーマ 1 暫定基準値をどうするか>

今、採用されているセシウム500ベクレル/kgは、世界各国との比較の中で、決して高すぎるものではない。
例えば野菜を例とすると、世界の主要国の基準は、コーデックスは1000ベクレル、EUは1250ベクレル(乳幼児400ベクレル)、韓国370ベクレル、中国210ベクレルである。
他にもベラルーシ100ベクレル、ウクライナ40ベクレル、中東の方では不検出というものもあるようである。

「モノには限度」という言葉がある。
何も考えずに食べている塩でも、取りすぎると身体がおかしくなる。
放射性物質の限度(基準値)はどこなのか。

食品安全委員会が、3,000以上の論文を精査しても自信を持って決められない基準値。
実は、今回の問題は科学の限界にぶつかっているのである。

消費者や食品事業者の中には、500ベクレルの暫定基準値を不安がる声も多い。
子どもを持つ母親の中には、心配で西日本の農産物を集めている人もいる。
測定機器ごとの検出限界の話を知ってか知らずか、とにかく「不検出」を追い求める姿も見られる。
海外バイヤーも同じである。このままでは、農産物の輸出で日本農業の再生など夢物語に終わりかねない。


結論として、日本は世界の主要国で最も厳しい基準を採用するよう、私は提案したい。

放射性物質が広範囲に降ったのは、まぎれもない事実である。
このようなことが起きた国だからこそ、取るべき方向性だと思う。

ただでさえ難しくて不安になる放射能の話である。
国民への伝え方は、もっとシンプルでなくてはならない。

野田総理大臣はシンプルに、国内外に対してこう宣言するべきだろう。

「日本は世界の主要国で最も厳しい基準を採用しています。国家予算も大幅に組み替えて、検査も徹底的にやります。だからどうぞ安心して買い物し、食事を楽しんでください。」


不安を払しょくするためには、一見、過剰とも思えることが功を奏するものである。

国は必要最低限のことを今やっているつもりだろう。
それで責任を果たしたつもりになっているのかもしれない。

今回の問題は、それではダメなのである。


上記の野田総理大臣の発言に対して、科学者や財務省や野党はこう言うかもしれない。

「科学的には不必要なレベルだ。財政が厳しい中、予算的にも過剰ではないか」と。

そんな時、野田総理大臣にはこう言ってもらいたい。
「難しいこと考えなくても、食を楽しめる社会を作る。それが政治の役割ではないか。」
「とりあえず3年間だけ、過剰なぐらい徹底的にやってみないか。そうすればきっと、平成25年を迎えるころには、放射能への不安は過去の話になっているだろう。」


実は今、世界の主要国で最も厳しい基準を採用した場合でも、日本の大半の地域と品目はクリアできる。
それは、「日本GAP協会の放射能検査プログラム(http://jgap.jp/)」に参加している農場の検査結果を見ても、行政が公表している検査結果を見ても明らかである。

もちろん、一部の地域と品目については、逆に出荷制限の危険性が高まるのも私は知っている。
それについては、これから1年間、完璧な補償と、徹底的な除染・低減対策をやろうではないか。


今から3年後を目指して、日本の農業と食を”元に”戻そう。


To be continued.


追伸:
「NHKスペシャルの控室の食事は何?」「実は討論会にはNHKが作ったシナリオがあるのでは?」
そのいうタイプの話題は、下記のツイッターで発信しています。

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