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雄勝町の春祈祷「獅子振り」活動再開! [2012年01月21日(土)]


 平成24年本年もよろしくお願いいたします。

 昨年3月11日の東日本大震災以降、被災地のみならず全国の郷土芸能や祭り、行事が、その地で受け継がれてきた意味を再確認しました。
 たくさんの方々と出会いお話を伺ったり、支援をいただき、(社)全日本郷土芸能協会という組織の有り方も考えさせられた一年でした。

 
 被災した地域も人々も祭りも郷土芸能も、もがきながらも歩みを進めているようです。


 (社)全日本郷土芸能協会と『東日本大震災・郷土芸能復興支援プロジェクト』は、関係各所と連携をとりながら今年も引き続き活動してまいります。

 本年もよろしくお願い申し上げます。



 さて、正月私も実家の岩手に帰省し、大晦日の「悪魔祓い」や氏神様参り等、実家での正月行事をじっくり見てみました。

 情けないことに今まで気にも留めなかった「いつもの」行事だったのですが、やはり今年はいつもと気持ちが違います。



 そんな正月を過ごし、1月4日には年末にお伝えした岩手・宮城沿岸 獅子舞行事復興プロジェクト
で活動を再開する宮城県石巻市雄勝町の大浜地区の「春祈祷」に行ってきました。



 震災後から被災芸能支援や記録で大変お世話になっている阿部武司さん(東北文化財映像研究所)の車に同乗させてもらい北上川沿いを走ります。
 海に近付くほどに、北上川沿いの風景に津波の爪痕を見せつけられました。

 海に近付くほど、と書きましたが、海までは数キロもあって海自体見えない場所でもすっかりさら地になっているのを見ると、改めてその勢いに恐怖を覚えます。


 映像では見ていましたが、雄勝町の光景は9ヶ月経った今でもそれはそれは酷いものでした。

 こんな状況でもそれぞれの浜で「春祈祷」を行うという意味・・・。

 葉山神社も湾に面しており、津波被害を受けました。




 この日、大浜の住民だった方々が仮設住宅や現在住む離れた場所から20人ほどが神社に集まり、千葉秀司宮司のもと春祈祷を執り行いました。



奧のプレハブが今の神社です。プレハブのところまで津波があがったそうです。
この中には祭壇が設えられ、地区の皆さんがぎゅうぎゅう詰めに集まってお祓いを受けていました。

 春祈祷行事の中では、作占い(東方朔というそうです)が行われ、宮司さんが文書に則って今年の農業漁業などを占います。この重要な文書も実は流されていたのですが、奇跡的に発見、大学で洗浄されて使用できるまでになったそうです、驚き。


 お祓いのあとは外で(株)宮本卯之助商店からのレンタル獅子頭を使って獅子振りをしました。


 

この辺りの獅子振りは二人一組で舞うもの、頭も大きく重く、幕も長い、そして尻尾が付いているのが本当なのですが、東京からやってきた獅子頭は一人用につき、頭も小さく、幕も短い、尻尾もないという全く別物、とはいえ舞手のお二人は工夫して何とか一通りの舞を、2個の大太鼓に合わせて荒々しく舞っていました。

 尻尾がないと格好がつかない、舞のバランスも上手く取れないそうで、太鼓の太バチを尻尾に見立てていました。

 また柱を噛んだり、頭を噛んだりすることでお祓いをしますが、この東京獅子はミカンをくわえるのが精一杯。



それでも、アゴがはずれそうなほど頑張って口を開けて、皆さんの頭噛みをして歩いていましたがとても喜んでいました。やはり頭噛みは皆さんの記憶や身体にしっかりと染み付いているようです、正月が来たと皆思ったのではないでしょうか。

 通常獅子振りは地域の全ての家を回りますが、8〜9割の家が被災した雄勝では現状では難しく、この大浜地区でも神社のみで行いました。



 地元の伝承によると、獅子振りを始めると雪が降る。
 その言葉通り、獅子振りが始まる少し前から降り始め、舞の最中は真っ白になりました。
 これも地区の皆さんの記憶として、連綿と受け継がれてきた風景なのでしょう。

 いつもと違う窮屈な獅子振りといつも通りの雄壮な太鼓と笛の音、そして皆さんの笑顔から、大浜の新しい春が始まりました。


 当日の模様は阿部さんの動画に詳しいので是非ご覧下さい。http://www.youtube.com/user/asaproabe#p/u/8/cDTsOuYQOaw



 3日に明神地区で行った獅子もレンタルでしたが、好評だったそうです。

 5日は、この日の葉山神社春祈祷で笛を吹いていた方(あの雄勝法印神楽の舞手で笛吹き、今は仮設住宅に住む)の立浜地区のやはりレンタル獅子による春祈祷。

 6日の浜は雄勝町内で唯一と言っていいほどまともに残った浜で、頭もありそれを使ったそうです。

 15日には陸前高田市川原地区仮設住宅、仮設集会所にて「川原祭組」による悪魔祓い権現様(獅子舞) 【GBFundの助成を受け作り直したはっぴ(一関市の京屋染物店が製作)着用しました】、この模様もSAVE TAKATA阿部さんの動画、そしてblogとりらの皆さんが詳しく取材されているのでご覧下さい。

 また来週の24日には雄勝町名振地区の秋葉神社例祭「名振のおめつき」(宮城県指定無形民俗文化財)も。地区の方々が悩んだ挙句例年通り行われることに決定し、ここでも東京からの獅子頭が活躍する予定です。


 今年は「借り物」での活動でしたが、来年は「自分の浜の獅子頭」で。

 大浜ではGBFundの助成で、獅子頭を復元することに決めました。
 復元は宮本卯之助商店が協力します。


 全郷芸は、『東日本大震災・郷土芸能復興支援プロジェクト』を通して、それぞれの支援活動を繋ぎ、それぞれの地域の郷土芸能や祭りの再開に向けて活動していきます。



〔問合・情報窓口〕
(社)全日本郷土芸能協会 (担当 小岩)
〒107-0052東京都港区赤坂6-7-14-102
TEL・03-3583-8290  FAX・03-3583-2089
E-mail koiwa@jfpaa.jp URL http://www.jfpaa.jp

お正月〜岩手・宮城沿岸の獅子舞行事の活動再開に向けて [2011年12月29日(木)]
激動の2011年も終わろうとしています。

全郷芸で取り組みはじめた『東日本大震災〜郷土芸能復興支援プロジェクト』では、全国の皆様からのご支援のもと、引き続き取り組んでまいりますので来年もよろしくお願いいたします。


この全郷芸プロジェクトの一環として、新年から早速新たな再開支援の活動が始まりますのでお知らせします!


岩手・宮城沿岸 獅子舞行事復興プロジェクト(仮称)


このプロジェクトは、被災地宮城県雄勝町の宮司さんの言葉がきっかけで動き出したものです。

「被災していても、正月には獅子舞行事を何としてもやらなければならない!」


 正月には岩手県大船渡〜石巻辺りの沿岸部(ほとんどが被災)で、獅子舞が家々を回って悪魔祓いをしたり、獅子舞を舞う「春祈祷」「獅子振り」「権現様」などと呼ばれる行事が行われてきました。

 またこの地域には「契約会」という集落互助組織が根付いており、そちらとその地域の宮司が中心となって地域行事を担ってきました。

 これら獅子舞が伝わる沿岸地域のほとんどは津波で壊滅的被害を受け、集落の被災は勿論のこと、中心となる獅子頭や太鼓、笛など流されました。

 私は全郷芸の支援活動として被災地の郷土芸能の活動再開のための助成申請をお手伝いする上で、現地の方とお話をしているのですが、そのお手伝い先の一つに宮城県石巻市雄勝町、雄勝法印神楽で有名な石峰山石神社の千葉秀司宮司を中心にした「大浜葉山神社の獅子振り」行事の復興プロジェクト(GBFund第5回で採択済)がありました。

 「獅子頭も全部流された。作りたいが今度の正月には間に合わない。正月の獅子舞行事は地域に欠かすことのできない大切なもの。何としてもやりたい。形だけでもどうにかならないか。」

 これは、正月行事の中心である千葉宮司がおっしゃった言葉ですが、神社だけでなく氏子も地域住民も皆の総意だというのです。

 今回の震災では地域がバラバラになってしまったとはいえ、「契約会」というある意味心のコミュニティ組織は残っていて、行事や芸能のみならず地域の柱として活動されているようです。

 悪魔祓いをして回る家が無くなったという点もありますが、欠かさざるべき行事として「形だけでもやりたい」「記憶を途絶えさせないため(芸能や祭りは一度休むと、身体で覚えたものが曖昧になってしまう)」「仮設という場所での新しい家祓い」等で活動再開のきっかけとしたいという希望を受け、私たちは出来る限りの協力をすることにしました。


岩手・宮城沿岸 獅子舞行事復興プロジェクト(仮称)として、

●正月は帰郷者も多く、毎年行われてきた行事の記憶を被災後皆で思い出し、また新たな一歩を踏み出す機会である。

●形だけでも行事を執り行うことで、来年以降に繋げていく決意を固め、少しずつでも復興へ向けて動き出せることを願う。

●壊滅的被害を受けた宮城県石巻市雄勝町の石峰山石神社(大浜葉山神社)宮司と全郷芸とのネットワークにおいて、まずは活動再開希望する当神社と兼務地区の「獅子振り」を支援したい。

●この活動において、全郷芸は「郷土芸能復興支援プロジェクト」の一環とし、全郷芸賛助会員(株)宮本卯之助商店の所有する獅子舞2頭をレンタルすることで協力いただく。

●レンタル獅子舞においては、(株)宮本卯之助商店のご厚意により無償レンタルする。

●これら活動報告や情報発信は、全郷芸Webブログ、会報などでも伝えていく(宮司、および宮城県文化財保護課などのの了承と協力を得ている)。

●ひいては比較的情報発信力の強い雄勝町におけるこの活動が拡がりをみせ、まだ復興の動きが遅く、情報も少ない石巻市の旧河北地区、旧北上地区にも波及し、来年は無理でも再来年に焦点を当てて動き出してくれることを願う。

●全郷芸・(株)宮本卯之助商店のそれぞれの被災地における支援の立場をこの活動を通して、郷土芸能に携わる団体としての認知と、郷土芸能が持つ力を周知する。




 雄勝のこの地域だけでなく、正月を迎えるにあたり、いつもやっていた行事を思ってみて初めて今声をあげた団体も多いようです。

 しかし、お金による支援や助成情報は先細りになり、先が見えない状況であるからこそ、今はレンタルなどでの「とりあえず」の支援も必要なのかもしれません。
 
 この正月にあわせて「実物」を緊急的に用意した団体もあります。
 
 一方上記のような「借り物」でやるところもあります。

 この新しい動きが果たす役割は何なのか、まだ誰も分かりません。

 しかし、「地域活動の灯火」が消えぬよう、私たちは協力していきたいと思っています。


【正月獅子舞など行事スケジュール】(千葉宮司提供および全郷芸調べ)

1/1 女川町鷲神地区熊野神社元旦祭並び春祈祷祭【「まむし」による女川港大漁獅子舞あり】

1/2 石巻市雄勝町桑浜羽坂地区は羽坂地区憩いの家にて春祈祷【祈祷場所にて獅子あり】

1/3 石巻市雄勝町熊沢地区9時頃(詳細未定)【祈祷場所にて獅子あり】

1/3 石巻市雄勝町明神地区塩釜神社にて11時祈祷開始【祈祷場所にてレンタル獅子使用】

1/4 石巻市雄勝町大浜地区葉山神社奥プレハブにて10時祈祷開始東方朔読み上げ【祈祷場所にてレンタル獅子使用】

1/5 石巻市雄勝町立浜地区仮設住宅集会所にて11時祈祷開始【祈祷場所にて獅子は個人所有の物かレンタル獅子】

1/6 石巻市雄勝町荒地区9時宮守宅にて祈祷【毎戸にて獅子を舞う】

1/6 石巻市雄勝町船越地区船魂神社にて11時祈祷開始【獅子あり】

1/15 陸前高田市川原地区仮設住宅、仮設集会所にて「川原祭組」による悪魔祓い権現様(獅子舞) 【GBFundの助成を受け作り直したはっぴ(一関市の京屋染物店が製作)着用予定】

1/24石巻市雄勝町名振地区秋葉神社例祭「名振のおめつき」(宮城県指定無形民俗文化財)【レンタル獅子使用】

他、岩手〜宮城の多くの沿岸地域で悪魔祓いなど獅子を中心にした行事が行われる予定です。

※千葉宮司によると例年は世襲の宮守宅の座敷或るいは会館等を使い祈祷を行い終了後に獅子が毎戸を回るそうです。また、大浜地区のみは獅子の後に神主も毎戸祈祷して回ったそうです。


 

 本年はとにかく突っ走ってきましたが、新年もよろしくお願い申し上げます。


 全郷芸事務所は12/29〜1/5まで正月休みをいただいております。
 
 上記担当小岩も岩手の実家に帰郷中です。
 お急ぎの場合は下記までご連絡ください。
 小岩アドレス:shuiyuan141*hotmail.com (*→@)
 
※ご不明な点や情報などがありましたら、下記までご連絡ください。

〔問合・情報窓口〕
(社)全日本郷土芸能協会 (担当 小岩)
〒107-0052東京都港区赤坂6-7-14-102
TEL・03-3583-8290  FAX・03-3583-2089
E-mail koiwa@jfpaa.jp URL http://www.jfpaa.jp



被災地無形文化財(郷土芸能・祭礼等)助成・復興支援情報 (平成23年11月現在) [2011年12月09日(金)]
まだ、まだ、まだ、活動再開を希望する芸能団体は数多いです。
そして、インターネットをお使いになられない方も多いと思います。

もしこの情報に行き当たり、被災した郷土芸能団体に知り合いがいるという方は【情報拡散希望】です。


・締切などについては各Webを確認すること
各事業担当または各県の担当部署に詳細確認すること
・一部古い情報や被災地芸能支援に直接関係のないものも混じっている可能性がありますので、確認ください



【2012年3月締切】

◆日本ナショナルトラスト 東日本大震災 自然・文化遺産復興支援プロジェクト パートナー事業(3/31締切)
被災地枠・無形文化財の修理・復旧等も対象
 http://www.national-trust.or.jp/shinsaishien/shinsai-news3.html


【2012年1月締切】

◆岩手県文化振興事業団 文化振興基金助成事業(東日本大震災津波復興支援事業等)の募集(1/20締切)
岩手県内被災地枠・道具購入など可
 http://www.iwate-bunshin.jp/info/24-1.html

◆明治安田クオリティオブライフ文化財団 地域の伝統文化継承活動費用助成(1/27締切)
被災地枠あり(要確認)・用具整備可
 http://www.meijiyasuda-qol-bunka.or.jp/local/index.html


【2011年12月締切】

岩手日報 幸せ出ずる国〜いわての文化遺産復興・発信事業(12/20締切)
岩手県内被災地枠・伝統芸能用具の新調・修理対象
 http://www.iwate-np.co.jp/syakoku/1111251.html

日本ナショナルトラスト 東日本大震災 自然・文化遺産復興支援プロジェクト 支援事業(12/16締切)
被災地枠・無形文化財の修理・復旧等も対象
 http://www.national-trust.or.jp/shinsaishien/shinsai-news3.html

東邦銀行文化財団 文化・スポーツ活動に対する助成事業(12/30締切) 
福島県内・公演のみ・道具購入不可
 http://www.tohobank.co.jp/invest/manag/co_04b.html

全国税理士共栄会文化財団(12月末日締切)
※通常対応
 http://www.zenzeikyo.com/cata.html


【予定】

三井住友海上文化財団 文化の国際交流活動に対する助成 (11月〜12月予定)
※通常対応・郷土芸能の国際交流活動可
 http://www.ms-ins.com/cultural/assist/index.html

福島県と福島県文化振興基金の連携
被災地枠・伝統芸能の用具整備(11/15文化振興による“ふくしま”元気創造懇談会が提言した)
 福島民報11月16日付

企業メセナ協議会 東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド(GBFund) (次回来年)
被災地枠・道具整備など可
 http://arts-fukkou.blogspot.com/p/blog-page_11.html


【その他】

◆日本財団「地域伝統芸能復興基金」
被災地枠・公募なし
 http://road.nippon-foundation.or.jp/2011/05/road223-1deb.html

◆自治総合センター 一般コミュニティ助成事業(宝くじ)
※通常対応・都道府県対応
 http://www.jichi-sogo.jp/lottery/comunity

◆日本ユネスコ 未来遺産運動 東日本大震災文化復興支援 "東北のお祭りを救おう"
被災地枠・公募なし・推薦・道具購入可
 http://www.unesco.or.jp/mirai/news/2011/1771105003009.html

◆日本国際ボランティアセンター JVC
被災地枠・公募なし?伝統芸能を復活させようという住民グループへの協力として、流失した道具等の提供や芸能を披露する場づくりなどを行う
 http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/touhoku/shishiori.html

◆公益財団法人ケアインターナショナルジャパン 東日本大震災被災者支援事業
岩手県沿岸被災地枠・公募なし・地域の祭事などの再開のための活動
 http://www.careintjp.org/project/04.html

◆日本芸術文化振興会 芸術文化復興支援基金
被災地枠・被災地復興に資する様々な文化芸術活動を支援
 http://www.ntj.jac.go.jp/kikin/shienn/gokifu.html

◆公益財団法人東日本鉄道文化財団 地方文化事業支援
被災地枠あり
 http://www.ejrcf.or.jp/culture/index.html

◆文化財保護・芸術研究助成財団/ワールド・モニュメント財団 東日本大震災被災文化財復旧支援事業(Save Our Culture)
被災地枠・祭り等の年中行事や民俗芸能などの無形民俗文化財で用いられる道具や衣装等
 http://save-our-culture.jp/

◆いのちきらめくプロジェクト 自立復興支援金
被災地枠・伝統芸能、文化の復興
 http://inochikirameku.net/shienkin/

◆とりら 岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金
岩手三陸沿岸の民俗芸能応援
 http://torira.exblog.jp/16022642/

◆上田秀一郎 光灯せし希望と祈りの太鼓プロジェクト
被災地枠・行政や各団体・施設、ボランティアから直接ヒアリングし激励演奏、ワークショップ、太鼓やバチを中心とした楽器および付帯物資提供の支援
 http://giant-spotlight.p1.bindsite.jp/pg01.html

◆冲永文化振興財団 地域文化活動事業助成 (締切等問合)
※通常対応
 http://o-bunka.zaidan.jp/okinaga_bunka05.pdf

◆「希望の鼓」基金
みちのくの芸能、主に和太鼓への復興支援
 http://www.wadaiko.info/ritsunoyume/kikin.html

◆(社)全日本郷土芸能協会 郷土芸能復興支援プロジェクト
被災地枠・公募なし・活動再開、継続支援・郷土芸能同士の交流や後継者育成など
 http://blog.canpan.info/jfpaa/archive/97

順不同・平成23年11月現在


※ご不明な点や情報などがありましたら、下記までご連絡ください。

〔問合・情報窓口〕
(社)全日本郷土芸能協会 (担当 小岩)
〒107-0052東京都港区赤坂6-7-14-102
TEL・03-3583-8290 FAX・03-3583-2089
E-mail koiwa@jfpaa.jp URL http://www.jfpaa.jp
郷土芸能復興支援プロジェクト協力の催し〔報告〕 [2011年12月08日(木)]
前回のブログでも告知しましたが、全郷芸の東日本大震災郷土芸能復興支援プロジェクトに賛同いただき、それぞれの郷土芸能団体の活動や公演などで支援金募集の呼びかけをしていただく機会が増えてきています。皆、郷土芸能に携わっているからこそ共感できる思いをもって被災地の郷土芸能支援を呼びかけてくださっています。
その思いを確実に被災地の郷土芸能へ届けるための支援金配賦決定機関でもある「郷土芸能復興支援御プロジェクト委員会」の設立準備を急いでいます。こちらについては追って発表したいと思います。


各方面からの郷土芸能支援の声は確実に被災郷土芸能団体に届いています。現に多くの芸能が道具が揃わなくともすでに活動再開し、また再開の希望を持って準備を進めています。これらの詳しい状況についてはまたの機会に書きます。


さて今回は、郷土芸能復興支援プロジェクト支援金募集協力いただいた催しの報告です。
ご協力まことにありがとうございました。

秋の子どもみちのく芸能まつり−がんばろう東北!祈りと鎮めの心−(岩手県北上市)
◆期日・会場:10月22日(土)さくらホール
◆報告:北上市文化財活性化実行委員会主催。第1部「民俗芸能研修セミナー」で、全郷芸初代理事長で現顧問、写真家の芳賀日出男先生の基調講演。事例発表は、大船渡市の赤澤鎧剣舞の平山徹会長、盛岡市の釘ノ平念仏剣舞の中島エイ子会長。赤澤鎧剣舞は東日本大震災で津波による被害を受け、若手が一人亡くなられたとのこと。毎年8月15日に行っていた回向剣舞を今年も供養のために行ったそうです。
第2部は子ども達中心に@釘ノ平念仏剣舞、A富谷田植踊り(宮城県富谷町)、B赤澤鎧剣舞、C角館おやま囃子(秋田県仙北市)、D岩手の民謡・唄と踊り(岩手県矢巾町)、E江釣子中学校新平神楽、F鬼柳鬼剣舞こども剣舞、G和賀東中学校岩崎鬼剣舞(以上北上市)が出演し、東北地方の次代を担う子ども達がレベルの高い演技を見せました。
北上市は『東日本大震災復興支援事業』として、沿岸の被災地の民俗芸能を招致したり、沿岸地域における交流公演を行っており、その一環で全郷芸プロジェクトへ協力していただきました。

(赤澤鎧剣舞の子ども達・全郷芸撮影)



第53回北海道・東北ブロック民俗芸能大会(秋田県大仙市)
◆期日・会場:10月30日(日)大曲市民会館
◆報告:7道県から計8団体が出演。@松前神楽(北海道福島町)、A黒崎鹿島祭(青森県深浦町)、B篠木神楽(岩手県滝沢村)、C雄勝法印神楽(宮城県石巻市)、D横町神代神楽(山形県遊佐町)、E大國魂神社の大和舞(福島県いわき市)、F花輪ばやし(秋田県鹿角市)、G長野ささら(大仙市)。今回は東日本大震災以後初めてのブロック大会だったため、会場ロビーに被災芸能関係のパネル展示を行う旨を秋田県教育委員会から依頼され、全郷芸から情報提供し、また募金活動も行われました。公演には、津波被害を受けた雄勝法印神楽も出演。奉納神社や神楽道具類等のみならず保存会長も未だ行方不明ですが、各方面からの支援を受けて復活を目指しています。



さいたま太鼓エキスパート2011(埼玉県さいたま市)
◆期日・会場:11月27日(日)さいたま市民会館
◆報告:さいたま和太鼓振興会主催。振興会はさいたま市内で活動している和太鼓12団体で組織されており、毎年1回上記事業を開催しています。
事務局代田龍乗様から被災地の郷土芸能へのメッセージをいただきましたので一部を紹介します。

『東日本大震災が多くの郷土芸能に打撃を与え、その復興には膨大な熱意と努力が必要だと感じています。日本の伝統文化を継承していく人たちの力に少しでも役立てられればとの思いで、主催事業の中で寄附募集をすることにいたしました。募集にあたっては、その目的を明確にし、私たちらしい支援のあり方を寄附してくださる来場者にお伝えし理解していただく必要があります。私たちの目的に合う寄附先をインターネットで探したところ、「郷土芸能復興支援プロジェクト」を知り、寄附先として選びました。
 各地の郷土芸能復興への道のりは厳しいものが多々あろうかと思いますが、郷土芸能の復興は生きる力、明日への勇気、希望となるものと信じています。』


なお、この募金活動で集まった70,979円を寄附いただきました。ありがとうございます。


(さいたま和太鼓振興会提供)



東日本大震災被災地応援 第14回野田市民俗芸能のつどい (千葉県野田市) 
◆期日・会場:11月27日(日)野田市文化会館
◆報告:野田市民俗芸能のつどい実行委員会主催。市内の小中学校の郷土芸能やお囃子のクラブをはじめ、獅子舞・棒剣術、お囃子など12団体が出演。
今回は復興祈念で東北の民謡「斎太郎節・相馬盆唄」を演奏しました。

なお、この募金活動で集まった64,360円を寄附いただきました。ありがとうございます。




(全郷芸個人会員・吉澤昭正氏撮影)



きらめくふるさと2011 かながわ民俗芸能祭 (神奈川県)
◆期日・会場:12月4日(日)はまぎんホール
◆報告:神奈川県民俗芸能保存協会主催。この協会には神奈川県内外の芸能81団体が加盟しており、首都圏とはいえバラエティに富んだ民俗芸能の数々に驚かされます。今回は@宮城野の湯立獅子舞(箱根町)、A下九沢の獅子舞(相模原市緑区)、B太田和上の里獅子舞(横須賀市)、C鶴見の田祭り(横浜市鶴見区)、D琉球舞踊(川崎市)が出演しました。会場も満席でとても充実した公演でした。こちらでもプロジェクト募金活動が行われました。
神奈川県民俗芸能保存協会Web http://kanagawa-folklore.jp/



さて、郷土芸能公演などで募金活動を行う場合、当プロジェクトでは募金箱の貸し出しやプロジェクトチラシの提供、会場で周知するための被災地の郷土芸能の情報等を提供することが可能です。

こうした活動をご検討の際は、活動内容や団体プロフィール、被災芸能へのメッセージやプロジェクトへの希望などを添え、下記までご連絡ください。

活動は当ブログや全郷芸会報にてご紹介させていただきながら、被災地の郷土芸能団体との交流もプロジェクトの一環と考えて、繋いでいきたいと思っていますのでどうぞご活用ください。


〔連絡窓口〕
(社)全日本郷土芸能協会事務局 小岩(電話:03-3583-8290 メール:koiwa@jfpaa.jp


**************************************

(社)全日本郷土芸能協会・東日本大震災「郷土芸能復興支援プロジェクト」は引き続き、プロジェクトの遂行と支援金の募集を行います。被災地の郷土芸能や祭りへの長期的な支援のため、皆様からのご協力をよろしくお願い申し上げます。



(社)全日本郷土芸能協会・東日本大震災『郷土芸能復興支援プロジェクト』 支援金口座

三菱東京UFJ銀行 赤坂見附支店(064)  普通 0126803
口座名義  郷土芸能復興支援プロジェクト




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被災した郷土芸能への支援は郷土芸能の力で〜郷土芸能復興支援プロジェクト協力の催し [2011年11月10日(木)]

秋には各地で神社例祭や文化祭などが行われ、郷土芸能もたくさん出演しています。
こうした中、震災で被災した郷土芸能や祭りに対する支援のため全郷芸郷土芸能復興支援プロジェクトへの協力を呼びかけていただいている催しが今後いくつかありますので、ご紹介いたします。


TOKYO URBAN LIFE 2011 
◆日時:11月24日(木) 15:00〜20:30
◆会場:東京芸術学舎・外苑キャンパス
◆内容:「こころむすび」がメインテーマ。伝統文化と都市ライフスタイルを追求し、「不変のエコ・和の発見・ゆとり」に更なる深化を創出するためのイベント。様々な分野からプレゼンテーションがなされる。
◆申込・問合:全郷芸へ申し込み(info@jfpaa.jp TEL03-3583-8290 FAX03-3583-2089/氏名・連絡先・職業をお知らせください)
◆受講参加費:1,500円(当日受付)*内500円を郷土芸能復興支援プロジェクトへ寄附


東日本大震災被災地応援 第14回野田市民俗芸能のつどい 
◆日時:11月27日(日) 開場12:00 開演12:30 終演16:05予定
◆会場:野田市文化会館・大ホール(千葉県野田市鶴奉5-1)
◆内容:野田市民俗芸能のつどい実行委員会主催。市内の小中学校の郷土芸能やお囃子のクラブをはじめ、獅子舞・棒剣術、お囃子など12団体が出演。今回は復興祈念で東北の民謡「斎太郎節・相馬盆唄」の演奏もある。*会場での募金を郷土芸能復興支援プロジェクトへ寄附
◆問合:野田市教育委員会社会教育課 TEL04-7125-1111



きらめくふるさと2011 かながわ民俗芸能祭 
◆日時:12月4日(日) 開演13:00
◆会場:はまぎんホール ヴィアマーレ (横浜市西区みなとみらい3-1-1横浜銀行本店ビル1階)
◆内容:神奈川県民俗芸能保存協会主催。獅子舞・田祭りなど県内5つの芸能が出演。全郷芸会員の相模原市民俗芸能保存協会所属「下九沢の獅子舞も出演します。
申込:往復はがきで事前申込(11/11〆切)



また、以前もお伝えした埼玉県「入間市民俗芸能の集い」(6月19日)や岩手県北上市「秋の子どもみちのく芸能まつり」(10月22日)、秋田県で開催された「北海道・東北ブロック民俗芸能大会」(10月30日)でも募金の協力をいただきました。
ありがとうございました!

震災から8ヶ月が経とうとしています。
それぞれに特化した支援の方法が出て来た一方で、当初のスピード感や呼びかけも弱くなってきたように思います。

「郷土芸能復興支援プロジェクト」では、全国各地で郷土芸能に携わっているからこそ分かる楽しみや辛さを共通認識として持ち合わせた方々からの支援を被災した郷土芸能に携わる皆さんへお届けできるよう、引き続き周知していきます。

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(社)全日本郷土芸能協会・東日本大震災「郷土芸能復興支援プロジェクト」は引き続き、プロジェクトの遂行と支援金の募集を行います。被災地の郷土芸能や祭りへの長期的な支援のため、皆様からのご協力をよろしくお願い申し上げます。



(社)全日本郷土芸能協会・東日本大震災『郷土芸能復興支援プロジェクト』 支援金口座

三菱東京UFJ銀行 赤坂見附支店(064)  普通 0126803
口座名義  郷土芸能復興支援プロジェクト




また、引き続き被災した郷土芸能に関する情報の窓口を開設しています。
事務局小岩(電話:03-3583-8290 メール:koiwa@jfpaa.jpまでご連絡ください。
被災地の郷土芸能・東京公演 [2011年10月28日(金)]
今週末と来週末に岩手県・宮城県・福島県の郷土芸能が東京にやってきます。
情報は浦浜念仏剣舞さん(岩手県大船渡市)、向川原虎舞さん(岩手県大槌町)からそれぞれお寄せいただきました!
両芸能と出演イベントを紹介します。

1.日本橋架橋百年祭

今回のイベントは、パレードと公演から構成されているようです。
「東北に元気を、日本に活気を。」というキャッチフレーズがあるように、出演芸能を見てみると震災で大きな被害を受けた地域の芸能も出演するようです。
全郷芸会員であり、この度GBFundなどから助成を受けて活動した浦浜念仏剣舞を紹介します。

浦浜念仏剣舞(うらはまねんぶつけんばい)
大船渡市三陸町越喜来(おきらい)に伝わる芸能。念仏剣舞は平泉の亡霊を鎮めた故事に由来し、供養の芸能として伝えられてきました。主にお盆の時期に、様々な仮面をつけた踊り手が新盆の家々を回り焼香をあげながら、念仏和讃とともに激しく踊ります。
この度の大震災の津波で、越喜来地区は壊滅的被害を受けました。剣舞の合同詰所は全壊、道具や太鼓の多くが流失・破損しました。しかしGBFundから「東日本大震災被災郷土芸能復興プロジェクトin大船渡・越喜来」として活動助成などを受けながら装束などを揃え、鎮魂供養の芸能として今年8月のお盆に供養の踊りを踊りました。


今年のお盆も子どもたちによる剣舞が躍られた(浦浜念仏剣舞保存会提供)


◆期日:平成23年10月30日(日)
◆場所・時間:日本橋中央通り〔三越前駅〜京橋駅付近〕 12:00〜16:00
◆「東北復興パレード」出演芸能:仙臺すずめ踊り(宮城県)、川原鎧剣舞(岩手県大船渡市)、山田町八木節(岩手県山田町)、金津流獅子躍(岩手県奥州市)、浦浜念仏剣舞(岩手県大船渡市)、相馬野馬追騎馬武者(福島県相馬地方)、北藤根鬼剣舞(岩手県北上市)
「演舞スペース」出演芸能:演舞ひろば@石巻日高見太鼓(宮城県石巻市) 演舞ひろばA金津流獅子躍、仙臺すずめ踊り 演舞ひろばB北藤根鬼剣舞、川原鎧剣舞、浦浜念仏剣舞、山田町八木節



2.秋の大応援物産フェア!

東京商工会議所による被災地への継続的な支援の一環として開催。
フェア自体は11/1〜5までですが、5日は岩手県と宮城県の物産販売やステージイベントがあります。
岩手県からは大槌町の向川原虎舞と北上市の上宿和賀神楽が出演します。

向川原虎舞(むかいがわらとらまい)
虎舞は漁師気質の荒々しい舞が特徴で、青年が中心となって舞われます。
「虎は一日にして千里行って、千里帰る」という諺から、無事を祈って舞われる虎舞は沿岸漁村の広い地域で愛され、たくさんの虎舞団体があります。
主に9月の小槌神社の秋祭りで演じられますが、この祭りには神輿を中心に虎舞や鹿踊、大神楽などたくさんの芸能が出演し、行列をなし、家々の門打ちをする町最大の行事でした。
大槌町はこの度の震災による津波で町の大半を消失しました。
向川原虎舞が伝わる地域は全ての家が流され、虎舞の道具もほとんど流失、元代表も行方不明になっています。
地域コミュニティ復興再生の力となるため「大槌・向川原虎舞復興プロジェクト」を立ち上げ、GBFundからの助成を受けて、今年9月の小槌神社例祭で虎舞を演じました。

◆期日:平成23年11月5日(土)
◆場所:丸ビル1Fマルキューブ ステージ〔東京駅丸の内南口〕
◆出演芸能・時間:
・向川原虎舞(岩手県大槌町) @11:30〜11:50 A13:30〜13:50 B16:00〜16:20
・上宿和賀神楽(岩手県北上市) @15:30〜15:50 A17:30〜17:50


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(社)全日本郷土芸能協会・東日本大震災「郷土芸能復興支援プロジェクト」は引き続き、プロジェクトの遂行と支援金の募集を行います。被災地の郷土芸能や祭りへの長期的な支援のため、皆様からのご協力をよろしくお願い申し上げます。



(社)全日本郷土芸能協会・東日本大震災『郷土芸能復興支援プロジェクト』 支援金口座


三菱東京UFJ銀行 赤坂見附支店(064)  普通 0126803
口座名義  郷土芸能復興支援プロジェクト



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「第13回こどものまつり」感想文16 [2011年10月27日(木)]
全郷芸主催、日本財団助成で行われた「第13回 全国こども民俗芸能大会 こどものまつり」
(8月20日@日本青年館大ホール)

■出演団体感想文

【海外団体】
ロシア連邦ハバロフスク地方ウリチ地区
 「ウリチ民族の伝統舞踊」
  ウリチ民族芸能団“ホスタ”






オルチ・アンナ(踊り)11才

 今回の来日は全て良かった。特に今回のフェスティバルが良かった。


ヴェトカン・アナスターシャ(踊り)14才

 フェスティバルはとてもよかった。動物園がとても大きかった。たくさんきれいな動物や鳥を見た。東京はとてもきれいなまちだった。


デルガチェヴァ・リュボーフィ(踊り)8才

 動物園のこと。初めてパンダを見ました。とても大きかった。


キム・イリーナ(踊り)11才

 日本人がとてもやさしいし、礼儀正しい人たちだった。動物園でたくさんかわいい動物を見た。ペンギン、カバ、パンダ、ゴリラ、キリンがかわいかった。


オフチンニコヴァ・オクサーナ(踊り)12才

 動物園が一番良かった。パンダちゃんの食べ方が面白かった。カバとかいろんな動物がいておもしろかった。


ウランギナ・クリスティーナ(踊り)12才

 動物園が一番印象に残っています。買い物が楽しかった。


オフチンニコフ・ウラヂーミル(踊り)11才

 日本の食べ物がおいしかった。フェスイバルがとてもよかった。日本に来てよかった。日本の人たちはとてもいい人だった。


イヴァンニコフ・ドミートリー(踊り)11才

 日本はきれいな国、東京もきれいだった。日本料理おいしかった。日本のほかのグループと知り合いました。四国のグループが明るかった。3日目に動物園に行った。動物園でパンダなどを見ました。


デルガチョフ・ドミートリー(踊り)9才

 日本はとてもよかった。動物園でパンダを見ました。


ヤゴフキン・グリーゴリー(踊り)7才

 日本はとてもよかった。フェスティバルで四国の人たちと会った。コンサートもよかった。動物園で初めてパンダを見た。



「第13回こどものまつり」感想文15 [2011年10月27日(木)]
全郷芸主催、日本財団助成で行われた「第13回 全国こども民俗芸能大会 こどものまつり」
(8月20日@日本青年館大ホール)

■出演団体感想文

【九州・沖縄ブロック】
長崎県対馬市 「対馬厳原の盆踊(曲の盆踊)」
曲郷土芸能保存会




二本扇踊り


森山 中(二本扇踊り)中学校3年生

 ぼくたち曲郷土芸能保存会は、8月19日に東京開催された大会へ九州・沖縄ブロックを代表して踊りを全国に披露してきました。
 おどりの練習は、週に3〜4日のペースで夜の7時半から9時までの1時間半という短い時間の中で近くの小学校の体育館を使って練習していました。
 東京での本番のために本番の1日前から出発しました。その日は、自由行動で明日の舞台のことも考えず買い物などに連れて行ってもらいました。
 そして本番当日、一緒に来た衣装の着付けの人たちに着物を着せてもらい自分たちの出番を待ちました。
 リハーサルが始まり、少しずつ緊張してきました。
 いよいよ本番、幕が開くと大勢のお客さんが目に入りました。
 太鼓の音を合図に、毎日一緒に練習してきたジューテイ(地謡)さんの声が響きます。
膝を曲げて、手を真っすぐ伸ばし、よそ見をせずなど、練習しているときに、注意されたことを思い出しながら踊り始めました。
 いつもと違う雰囲気に、周りのみんなも緊張していたようですが、頑張ってきた仲間と大きな舞台で踊れる嬉しさで、胸がいっぱいでした。いつも長いなと思っていた二本扇踊りもあっという間に終わり、小学生の四ツ竹踊りにバトンタッチしました。後ろから見ていても、小学生も間違えることなく、声もよくだして踊ることができたようです。
 全ての僕たちの踊りが終わった時、大勢のお客さんから大きなな拍手をもらい幕が下り控室に戻った時たくさんの人に、
 「良かったよ。」
 「上手だね。」
と、褒めてもらいました。
 きちんと踊れたのか自分では良くわからなかったけど、ホッとしました。
 
 この大会に出場するためいろいろな人にお世話になりました。大会へ行かせてくれた家族、踊りを指導してくれた保存会の方々、この大会を成功させるために忙しく働いてくださった会館のスタッフの方や、他にもたくさんの人のおかげで本番を終えることができました。
 今、東北では地震の影響で学校へも行けない僕たちと同じ中学生や学生さんがたくさんいます。ぼく達は、こうやって元気に生活し学校へも行き、対馬から東京まで来てこんな大舞台で踊りを踊らせてもらった事に感謝しなくてはいけないと思いました。
 そしてこれからは、もっと踊りの活動にも力を入れて、日頃は勉強や部活なども頑張ろうと思いました。
 大人になった時、東日本大震災があった年に同じ地元の同級生や先輩、後輩達と曲の盆踊りを披露すために東京へ行った事は、一生忘れないと思います。


四ツ竹踊り
「第13回こどものまつり」感想文14 [2011年10月27日(木)]
全郷芸主催、日本財団助成で行われた「第13回 全国こども民俗芸能大会 こどものまつり」
(8月20日@日本青年館大ホール)

■出演団体感想文

【中国・四国ブロック】
高知県室戸市 「佐喜浜にわか〜日本の夜明け」
佐喜浜古式行事保存会子ども俄部会






◇「佐喜浜にわか」のこどもたちからの感想文が届いてないので、以下当協会の会報65号の大会の報告記事を転載します。

『第13回全国こども民俗芸能大会』

 第13回大会が8月20日、21日の両日に亘り日本青年館で開催された。ロシア・ウリチ民族の子どもたちと全国から選出された子どもたちによるそれぞれの地域の特色ある民俗芸能が披露され、充実した国際文化交流事業となった。
 幕開けの芸能は「葛畑三番叟」で葛畑の特色ある三番叟が披露された。
 続いて「千本木龍頭神舞」が小中学生の二組によって演じられ、「トブサ」と呼ばれる髪を振り乱し、勇壮な舞いであった。
 続いて客席の耳目を集めたのは「佐喜浜にわか」だ。演目は「日本の夜明け」と題され、坂本竜馬や沢穂希、菅直人前総理が登場し見事な台詞回しに客席は笑いの渦に包まれた。
 前半の最後は「対馬厳原の盆踊」で中腰のままに踊られる貴重な芸能が小中学生によって演じられた。
 後半最初は「晴山獅子舞」の「三番叟」でこちらの芸能も地域の独特のもので、小1から高1までの子どもたちが囃子から舞までを自分たちだけで見事に披露した。
 続いて披露された「敷地天神蝶の舞」は、石川県加賀市の菅生石部神社に伝えられている稚児舞が優雅に披露された。
 北海道のアイヌ民族ともかつて交流があった、ロシアのアムール川流域の少数民族であるウリチ民族の子どもたちが伝統舞踊を披露した。民族楽器の片面太鼓や柳の木を使った素朴な踊りで観客を魅了した。
 最後を飾ったのは「鬼柳鬼剣舞」である。鬼柳の子どもたちが東日本大震災の被災者への鎮魂の舞が力強く元気一杯に鬼剣舞を舞いフィナーレとなった。

『第8回伝統文化研修セミナー』

 伝統文化研修セミナーでは基調講演「日本中の子どもと大人が祭りに生きる日」、4つの事例発表、そしてパネルディスカッションでは民俗芸能の保存継承について「日本再生の基礎 民俗芸能におけるこどもの役割」をテーマにパネラーの皆さんや事例発表者から熱のこもった意見が出され充実した内容となった。

「第13回こどものまつり」感想文13 [2011年10月26日(水)]
全郷芸主催、日本財団助成で行われた「第13回 全国こども民俗芸能大会 こどものまつり」
(8月20日@日本青年館大ホール)

■出演団体感想文

【近畿・東海・北陸ブロック】
兵庫県養父市 「葛畑農村歌舞伎」
せきのみや子ども歌舞伎クラブ






桜田 聖大(ツケ)小学校4年生

 まず始めに、成功してよかったです。
 練習の時は、つけがうまくたたけなかったですが、先生にたたき方を教えてもらい上手にたたけるようになりました。
 三番そうの人達とタイミングを合わせるのがむずかしかったです。本番では合わせる事ができてよかったです。
 リハーサルの時よりも本番の時の方がいい音をだせたと思います。本番が終わると先生が「よかったよ」とほめてくれたのでうれしかったです。
 つけでは、おおきな音をださなきゃいけないのでむずかしいしきれいな音をださなきゃいけないのでむずかしかったです。
 練習では強くたたけなかったけど本番では、上手にたたけたのでうれしかったです。


岡崎 知夏(太鼓)小学校4年生

 わたしは、「全国こども民俗芸能大会」をする場所は、とても大きいステージなので、とてもきんちょうしていたけれどあんまりきんちょうしなかったので、
「がんばってできたんだなぁ」
と思いました。
 練習の時は、今まで知らなかったことがすることになったので、がんばろうと思いました。練習は、8月の始めごろからしました。ほんばんが8月20日土曜日なので、先生の言ったことをがんばってしました。
 太夫の人とさんばそうの人にあわせるのがむずかしかったけど、なれてくるとたたくペースが分かってきて、上手にたたけるようになりました。たたく場所によって、ちっさくしたり、大きくしたりするところがあってとてもむずかしかったけど、ほんばんは、上手にたたけたのでとてもうれしかったです。リハーサルでは、ちゃんとした、ほんばんようの、黒こにきがえました。黒なのでとてもあつかったです。ライトにあたった時があつかったです。
 ほんばんの時のじゅんばんが1ばんだったのでとても、きんちょうしました。
 出場するはんは、ロシアと、岩手北かい道と、九州やいろいろな遠い場しょのところの人がきました。わたしは、ロシアの人のげいがたのしみでした。ロシアの代ひょうの人がみんなにはなす時に、がんばって、日本ごで話していたので、「すごいなぁ〜すごく練習しているんだなぁ」と思いました。
 わたしたち、関宮子どもかぶきは、一番さいしょだったので、「1ばんさいしょいやだなぁ」と思いました。
 わたしは、「れんしゅうのときよりも、大ぜいの人々がいるからちゃんとできるかなぁ」と思っていたけど、できたのでうれしかったです。
 本ばんのときは、きんちょうせずにできたと思いました。


藤原 智佳(三番叟)小学校4年生
 
 東京で、「全国こども民俗芸能大会」に出ることになりました。初めてだったので、とてもきんちょうしました。でもみんなで3ヶ月、練習してきたので、みんなで練習した成果をはっきして、がんばろうと思いました。
 8月19日、国立劇場で練習しました。明日に向けて気合を入れて練習しました。でも、「感じょうがない」と言われて練習したら「ましになった」と言われて少しうれしかったです。表じょうや感じょうが苦手なので、そこをがんばろうと思いました。
 青年会館に着き、いよいよ本番。当日になると、とてもドキドキしました。化粧は顔屋さんにやってもらって、衣しょうは、着付けのお姉さんにやってもらいました。
 私達は、トップバッターでとてもきんちょうしました。おどった後に、インタビューがあるので、「だれがあたるんやろう」と思いました。先生が本番前に、「落ち着いてやってよ。後、声を大きく出して」と言われて、その注意されたところをちゃんとしようと思いました。
 最初の声を出すのは、もう声が出ないぐらいまで出しました。後は、落ちついてやる、表じょう、感じょうを出すを頭にわすれないようにやりました。自分では、終わったら、「うまくできたかも」と思いました。
 後は、インタビューだけ。「あたれへん」と思ったけど、「名前と学年を教えて下さい」と言われました。「藤原智佳です。4年生です」と言ったら、おきゃくさんが「えー」と言われました。お母さんに聞いたら、「上手すぎて、4年生に見えんのとちゃうん」と言われて「よかった」と思いました。
 本番が終わると、全国各地から来た人と、パーティーをしました。バイキングでした。中には、ロシア人もいました。最後に、代表の明佳音ちゃんが賞じょうをもらいました。


木戸 結生(三番叟)小学校4年生

 私は、東京こうえんに出る。と言われて、とてもびっくりしました。なぜなら、東京でこうえんするほど、自信がなかったからです。でも5月から最初は週に1回7月からはもっとたくさん練習をしました。
 8月19日、国立劇場で練習をしました。練習したホールがとても大きくて、こんなに大きいホールでしたら、ふりを、とても大きくしないといけない。と思い、そこを注意してけいこしました。
 8月20日、日本青年館に着いて、化粧をすると、どんどんきんちょうしてきました。衣裳を着ると、もう本当の気がして、とてもどきどきしてきました。その、せいか、リハーサルでは、声が小さいとか、ふりが小さい、ぜんぜんだめ、と言われました。だから、本番では、声を大きく、ふりを大きくして、がんばろうと思いました。
 オープニングが終わって、
「次は、関宮子ども歌ぶきのみなさんです」
と言われた時、なにも考えずに3カ月間練習した成果をはっきして、悔いのないおどりをしようと思い、ステージに出ました。
 声を大きく。ふりを大きく。が頭を回っていました。
 本番が終わって、練習と同じように出来て、よかったなと思いました。「さんばそう」にも、少し自信がつきました。
 東京こうえんがあって、よかったと思いました。


西岡 明佳音(三番叟)小学校5年生

 初めての大会でドキドキワクワクしました。国立劇場での練習をしました。私はとってもビックリしました。なぜかというと、とっても広いからです。いつも練習する所以上にでっかいです。
 そして次の日。本番がちかづいてきました。お化粧屋さんにしてもらい「上手にできるかなぁ」とずっと思っていました。今までの練習より大きな声と大きな動きをしないといけない三ばそう。うら方や、太夫の人とあわせないとと思う自分も少々ありました。私たちが1番。私たちがまちがえず先生のいわれたとおりしないといけません。
 そして本番!あまり自信のないなか発表しました。5月ぐらいからの練習したせいかを全部はっきしようと思いました。大きな声を出しみんなと目を合し、せーのと思いながら、
「おーさえおーさえ、よろこびやりやよろこびやりや、わーがこのところより、ほかえはやらじとぞー」
といって出ました。前を見ると、お客さんがたっくさんいました。太夫の人と合わせて、おどる人と合わせてがんばりました。きんちょうの中失敗もなしにおどれました。いつもなかなか合わない所も、本番で合いとってもうれしかったです。おわると、保護者の方が、
「がんばったなぁ」
といってくれてうれしかったです。また、おどりたいです。また東京の劇場によんでほしいし、関宮にもしょうたいしたいと思いました。


櫻田 萌映(太夫)中学校3年生
 
 私は三番叟で太夫をしました。初めての体験で、練習の時は、4人とも声も出ていなかったし、音もはずしていたりしていました。「太夫ってこんなに難しいんだ」と初めて思いました。
 始めの方は低い音が多かったので、とても出すのがしんどかったけど、練習を重ねている内に少しコツがつかめてきて、始めの時よりも上手になってるなと思いました。
 私は9年間、関宮子ども歌舞伎をやっていて、本番前になるときん張しますが、今回の本番前は、歌舞伎の時とはちがうきん張でした。
 練習した国立劇場の練習場や本番で立った舞台はとっても大きく広くて、いつも以上のきん張で、ワクワク感もありました。
 舞台が広かったのでしっかりと声が聞こえたか分からなかったけど、自分的には、上手にできたと思います。
 その後の交流会でも名刺をもらい他県の人とも話ができ楽しかったです。
 私は今年で歌舞伎が最後ですがこれからも伝統文化として盛り上げていってほしいです。


足立 望桜(太夫)中学校2年生

 私は、今年「全国こども民俗芸能大会」の近畿・東海・北陸ブロック代表として、参加することになりました。
 演目は三番叟で太夫をやります。声を出すことは(男の人の声なので)とても難しかったです。8月19日に国立劇場でけいこをしました。大けいこ場でのけいこでしたが、ノビアホールと同じくらいの広さで、とても緊張したのを覚えています。
 このけいこでは、いつも練習している時よりとても小さな声になってしまいました。明日の本番が不安になって、その夜はあまり寝れませんでした。
 8月20日、いよいよ本番の日です。
 この日、一番緊張したのはリハーサルでした。最後にリハーサルをしたので、他の出演者たちが観ていました。心臓がはちきれそうで、いまにも倒れそうでした。なんとかやり終えた時、かなり安心したのを覚えています。
 本番もやはり緊張しましたが、インタビューに当たらなかったのでそこまでではありませんでした。しかし、声量・音階ともにとても不安でした。乗り切りはできたものの、いつもより出せなかったと思いました。
 でも、いままで練習してきた成果をたくさんのお客様に観ていただけて本当に良かったです。これからも秋の公演に向けて頑張りたいです。

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