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03JUL2019 行動アルゴリズムをつくるpt.7 [2019年07月03日(Wed)]
みなさんこんばんわ、(あ)です。

前回、手帳の2種類使いについてお伝えしましたが、
なんと、年間ベースの予定を手帳にすでに記載していたことが判明しました。
せっかくのツールも、使わなければ宝の持ち腐れです。
想像以上に、自分の状況が見えていないことに気付かされました。。。

本題ですが、アルゴリズム本をちょこっと読んでみたところ、
「泥棒問題」なる、何かをやめるときにはいつやめるのが最適か、というお話が出てきました。
泥棒をする人が、何回目でやめるのが最適か、数学的に計算できるという内容です。

その流れで、賭け事に関しても少し言及されていました。

そこで思い出したのは、ドサ健ばくち地獄後編での一コマ。
勝つと2倍、負けると0という賭け事において、セオリーは1,2,4,8,・・・のように、2のn乗をベースにかけていくこと。
このほうほうだと、勝った段階でマイナスがなくなるどころか、+1で終えられます。
物語中では、このセオリーを知っているはずのギャンブラーが、1,5,5と賭けて、3連敗したあとに、50を賭ける場面。
セオリーを外したことで、相手から「勝負を受けない」という選択肢をもぎ取り、流れを変えるのです。

アルゴリズムに基づいて行動するということと、セオリーに従うということを類推して考えると、
基本に乗っ取ることで判断を簡易化し、長期的に最適な成果を得る手段だと思います。
ですが、状況を変えたいときには、あえてアルゴリズムから外れた行動を取る勇気が重要になる場合があるのだと思うわけです。

自分にとって安定的な状況かどうか、それを見極めた上でアルゴリズムに基づいて行動するか、敢えてイレギュラーな行動を取るか。
なんかとてもおもしろいところにぶつかった、金脈を掘り当てた気分です。

===
ちなみに、泥棒問題においては
最適停止の試行回数=(泥棒が成功する確率)/(泥棒が失敗する確率)
ということらしいです。
もし泥棒が90%で成功するなら、失敗するのは10%ですから、
90/10 = 9回ですね。
だから、10回目にチャレンジしようとしている泥棒を見かけたら、ぜひとも止めてあげてください。

泥棒でなく、別のなにか「辞め時を考える状況」に置かれている方はも、参考にしてくださいね。

次回更新は6日、アルゴリズム本の続きか、雑談回です。
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