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JR気仙沼線は、鉄路での復旧を明確に―被災地の願いと日本共産党の立場 [2012年05月09日(Wed)]

 東日本大震災で津波被害を受け、一部不通が続いているJR気仙沼線について、JR東日本と沿線自治体などによる会議が5月7日、仙台市で開かれ、軌道を舗装しバスを走らせる「バス高速輸送システム(BRT)」導入による仮復旧で合意しました。JR東が運行の安全が確保された上で、本格的な鉄道復旧を目指すと説明し、自治体側が受け入れました。
 同社がBRTを導入するのは初めて。年内にも一部区間で運用を開始し、来年末までに不通区間全体の仮復旧を完了したい考え。
 不通区間となっている柳津駅―気仙沼駅間(約55キロ)のうち約6割を専用道とし、残りは一般道を走る計画です。仮設住宅や病院などを回るルートも可能になります。
 BRTは、鉄道の復旧に比べ工期や費用が圧縮される利点があり、昨年JR側が提案しました。しかし、沿線3市町のうち気仙沼市は、「将来の鉄道での本格復旧が確約されていない」として、難色を示していました。
 不通区間では、バスへの振り替えが行われていますが、朝夕の渋滞による遅れや、割高な料金に住民から不満が出ていました。

鉄路の復旧を
<日本共産党の秋山善治郎・気仙沼市議の話>
 当面、BRTによる仮復旧とするとしても、鉄路の早期復旧が地元の切実な要望であり、国と県とJRは必ず鉄路の復旧に責任をもつべきです。
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 BRT(バス・ラピッド・トランジット) 専用道にバスを走らせる輸送システム。鉄道の線路などを復旧するより費用が安く、早期に交通が確保でき、路線バスより定時性が保てるとされています。茨城県石岡、小美玉の両市間などで導入されています。

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