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水産特区撤回を求めた宮城県漁協の請願が宮城県議会本会議で一転不採択に、村井知事の「オール与党」が知事に屈服 [2011年10月18日(Tue)]

 水産特区の撤回を求め宮城県漁協が提出していた請願が、10月18日の宮城県議会本会議で否決されました。投票総数は58で、反対37、賛成20、無効1でした。
 全会派から紹介議員が出て、所管の常任委員会で採択と決したのに、本会議で逆転したのはきわめて異例です。
 異常ぶりを示すのは、請願の紹介議員7人のうちから賛成票を投じない議員が3人も出たことです。無所属の吉川寛康議員(青葉区選出)は、反対票を投じました。公明党の紹介議員、伊藤和博議員(泉区選出)は白票を投じました(これは無効票とされた)。自民党・県民会議の紹介議員、長谷川洋一議員は採決時に退席しました。
 日本共産党(2人)と社民党(4人)は全員が請願に賛成しました。民主党系の会派「改革みやぎ」は、11人のうち菅間進(青葉区)、菅原敏秋(青葉区)、袋正(登米市)の3氏が反対票を投じました。公明党は3人が反対。自民党・県民会議の賛成は6人にとどまりました。
 水産特区推進の村井知事に屈したもので、これは議会の自殺行為に等しいと言われても仕方がない態度です。
 もともと宮城県議会は、自民、公明が村井知事の提案に100%賛成で、民主党は99%、社民党も賛成率が97%という、日本共産党以外が「オール与党」の議会でした。県民が厳しい審判をくだす以外にこれを打開する道はありません。日本共産党はそのためにも躍進をめざす決意です。
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