1月6日、仙台市役所前で恒例の消防出初式が行われました。
仙台市消防の出初式が初めて行われたのは明治28年1月4日と記録されています。仙台市の公設消防組合は、明治10年以来の町消防を改めて明治27年5月に設置されています。出初式は、翌年の1月4日、宮城県庁前で消防組員の心意気を示すとともに、士気を鼓舞し、一年間の安全と奮闘を誓いあう目的で行われました。
この日の出初式では隊員等1,167人、ヘリコプター2機、消防車両29台が観閲行進を行い、市内7消防団から175人が参加して伝統のはしごのりが披露されました(写真)。
この日の出初式には日本共産党市議団だけでなく、高橋千鶴子衆院議員も参加しました。
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日本共産党は、立ち遅れている消防力の整備を議会で一貫して取り上げ、「安全・安心のまちづくり」を進めて、希望ある日本をめざす建設的提案を続けています。
仙台市では、3交代制勤務は高砂消防署だけにとどまっています。メディカルコントロール(医師の指示を受けながら病院に到着する前に救急救命士が医行為をおこなう)などの導入で高度化しつつある救急医療の現場を支えるうえでも、消防職員の確保と勤務条件の改善、研修機会の保障等は欠かすことができない課題ではないでしょうか。