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船長、母校(福井県越前町立糸生中学校)へ帰る [2006年12月22日(金)]
第47回「船長、母校へ帰る」講演会が以下の通り開催されました。

講演者:渡辺茂
     (大阪湾水先区水先人、元日本郵船梶j
講演日時:12月19日(火) 0840−0940

場所:福井県丹生郡越前町立糸生(いとう)中学校研修室

今月7日(木)の岩手県久慈市立三崎中学校に続く開催でしたが、今回は学校OBの元船長、現役水先人による講演です。

学校:
 糸生中学校はJR新幹線米原駅から特急で約1時間の、北陸本線鯖江駅北西約20`bに位置し、越前海岸まで同じく約20`bという山間にあります。 全校生徒はピーク時の200名から今は57名まで減少し、2年後を目処に学校の統合も予定されています。 周囲は田畑や山林で占められ以前は養蚕が盛んでしたが、今の主な生計は近郊の福井市や鯖江市の会社等の勤めによりなされています。 スポーツではホッケーが盛んで、全国的にも有名です。

講演の様子:
 渡辺船長は昭和11年当地で生まれ、富山商船学校在学を挟んで長年を過ごしました。 ご本人曰く「山の中から海に出た人生」とのことです。
この時期学校の行事も重なり講演は1時間という短い時間でしたが、森本会長が”人と海の関わりや大切さ” ”資源の乏しい日本にとっての海運の役割”などについて説明したあと、子供の頃の思い出から始まり、海や船でのワールドワイドな体験、いろんな船と航路を航海して合計すると地球を15周もしたことになること、2年間赴任した南米チリーの話しや水先人になってからの経験や思いなどを話して聞かせました。  「外国を見ることで、今の自分たちの環境がどれほど恵まれているのかが解ると思う」と語りかけ、最後に「(なるべく大きな)夢を持つ」こと、自身が親から「出会いを大切に‥」「人のものは取るな」と言われたことを挙げて、「出会った友達は大切に」「頭の中身は取られないから努力をして‥」と締め括りました。

 <講演中の渡辺船長>                       傍聴席には保護者を始め近隣の方々も見え、NHK福井放送局や福井放送、丹南ケーブルテレビなどが、54年ぶりに母校に帰った渡辺船長の取材のためにカメラを回していました。




(NHKのインタビューで)
生徒の感想: 糸生中学から世界に羽ばたく人が出たなんてすばらしい。 話しを聞いて夢や憧れを持ちました。
講演者コメント: 夢を持って歩んで欲しい、この地域からもう一人くらい海に出てくれる人がいてもいいんじゃないかと期待しています。
 

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